IT・WEB業界で働いているものであれば誰もがその名を知っているWEB制作会社、LIG。
今、東京で、いや日本で最も有名なWEB制作会社と言っても過言ではないだろう。

LIG
LIG社ウェブサイト

WEB業界以外の方は、LIGさんのことを知らないという方もいるかもしれないので、なぜそれほど有名なのかということについてまず説明しておこう。

この記事の目次


LIGブログが凄い!

LIG

一企業のブログながら、なんと月間500万PV(2015年5月度約510万PV、210万UU)を超えるアクセス数を叩き出すLIGブログ。
2015年5月のアクセス解析記事 | LIG

WEB制作やマーケティングについてのノウハウなどが詰まったお役立ち記事は、とても勉強になる。なにか調べごとをしていて検索したらLIGブログがヒットする、ということがよくある。
お役立ちコンテンツだけでなく、面白コンテンツも多く、仕事の息抜きに読むのも楽しい。そのLIGブログが始まったのは2012年1月。そして、LIGブログを一躍有名にしたのが、「伝説のデザイナーを探して…」という記事。
これはデザイナー募集のための記事なのだが、社長が砂浜に埋められているのだ。この記事が面白い! とネットでバズり、多くのファンを獲得した。
詳しくは以下、MarkeZineのLIGブログ朽木編集長のインタビュー記事を読んでほしい。

一言で言うとWebデザイナー募集の記事なのですが、募集概要だけを書いても面白くないので、社長を砂浜に埋めて写真をアップしてみました。当時は悪ノリだったかもしれませんが、ファン獲得という意味では「最適」だったと考えています。
12年1月に本格的にブログを始め、「伝説のウェブデザイナーを探して…」を公開したのが秋。ここでPVが約90万に伸びました。その後も、例えば13年春の「ジェイ引退のお知らせ」、4月の「結婚のご報告。30年間彼女がいなかった僕が、秒速で結婚できた理由」あたりがバズり、2015年1月時点の数字は月間約410万PV、UU数は約180万程度になりました(参考:400万PVを突破しました【LIGブログの1月度アクセス解析】)。

「認知増加というレベルに留まってはいけない」月間約410万PVで独立採算のメディアを運営するLIG | MarkeZine

WEB制作という超レッドオーシャンの市場で、自社を認知してもらうために始めたLIGブログ。今では企業からの広告出稿も受注し、メディア事業として会社の柱になるほど収益を上げている。
実は、Yindeedを設立する時に掲げた目標のひとつとして、いつか「タイのLIG」というような存在になりたいというものがあった。
タイ国内にも日系のWEB制作会社は数十社ある。もちろん日本に比べれば競争は厳しくないが、参入障壁は低く、毎年新たな制作会社が参入してくる。その中でYindeedを認知してもらうには、情報発信=ブログしかない。LIGブログのような役に立ち、面白い情報を発信し続けるしかない。と考え、このYindeedマガジンを立ち上げたという経緯がある。
LIGブログがなければ、Yindeedマガジンもなかった。というほど多大な影響を受けているのだ。いつかLIGの方にお会いできる日が来るだろうとひそかに楽しみにしていた。

LIGからの問い合わせ

LIG

6月上旬、一本のお問い合わせメールが届いた。
「今日はどんな企業からのお問い合わせかな〜?」と受信メールを開くと……

なんと、LIGから? しかも代表の岩上さん?

「ウォー! LIGから問い合わせがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

と思わず絶叫してしまい、デスクの上のコーヒーをひっくり返してしまった。
雲の上の存在だったLIGさんから、まさか「お会いしたい」と問い合わせが来るなんて、まったく想像していなかった。
そして約束の6月17日。
LIGの岩上代表と同社アドバイザーの小泉さんが、本当にYindeedに来てくれた。

LIG
左から2番目が岩上代表、3番目が小泉アドバイザー

狭苦しいYindeedのオフィスで、LIG立ち上げ時のお話やブログのお話などを聞かせていただき、あっと言う間の2時間だった。
岩上社長、小泉アドバイザー、わざわざご来社いただき本当にありがとうございました!

こうしてLIGの方にお会いできたことは、Yindeedの今年上半期において、ひとつの節目となる出来事だった。
ブログを書いていると反響が少なかったときなどは、「はたして本当にブログを続ける意味があるのか? もっと他のことに時間を割いたほうがいいのでは?」 と思い悩むことも少なくなかった。だが、頑張って継続していれば必ず誰かは見てくれている。今回LIGの方にお会いし、そう確信できたことは我々の中でとても大きかった。これを励みに下半期も事業に取り組んでいきたい。

Yindeedマガジンは今日で第100回目

さて、Yindeedを立ち上げて、今月で5カ月。Yindeedマガジンの記事は今日が第100回目となった。
ちなみに1月26日に投稿した第1回目の記事はこちら。

明石直哉(34歳)。僕がタイ・バンコクで起業した理由。

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Yindeedマガジンを続けていることで、少しずつ企業としての「Yindeed」も認知され、タイ国内だけでなく日本やASEAN諸国からもお問い合わせをいただけるようになってきた。
Yindeedマガジンは、記事を200本書くまでは今の週5回ペースで更新すると立ち上げ時にに決めた。いつネタが尽きるかとヒヤヒヤしているが、たくさんの方にご協力いただき、なんとかまず100本目に到達することができた。
いつも忙しい時間を割いてYindeedマガジンをお読みいただいている読者のみなさま、お仕事をご発注いただいたお客様、そしてネタを提供してくれる友人たち、皆様のお陰でなんとか続けることができています。
これからもタイ在住者やタイに興味のある日本人の役に立つ情報を発信し続けていきますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願いします!

それではまた明日!