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サムットソンクラーム・ロイクラトン・サーイ(アムパワー)

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アムパワー水上市場(ロイクラトン時の写真ではない)

ホタル鑑賞が有名な週末限定の水上マーケット・アムパワーでもロイクラトン祭りが開催される。ホタル観賞は雨季の時期の方がおすすめだが、運が良ければホタルと灯籠というアムパワーならではのロイクラトンが体験できるかもしれない。

メークロン川に流される何万個ものクラトン(灯篭)は光のラインとなり、美しく幻想的に揺れるロウソクの灯は水上に浮かぶ天の川のようにも見えます。メークロン川を挟む岸から打ち上げられる花火も盛大で、岸の両側は歓声を上げる地元の人々でいっぱいです。また、運が良ければランプーの木にとまるアンパワー名物の蛍のクリスマスツリーも観賞できます。
タイ政府観光庁

  • ロイクラトン・サーイ
  • 開催日:2015年11月25日(予定)
  • 開催場所:King Rama II Memorial Park及び Wat Phummarin Kudi Thong
  • 詳細:タイ政府観光庁

スパンブリー・ロイクラトン

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バンコクから北へ車で約1時間の歴史香る古都スパンブリー。木造家屋が並ぶレトロな市場「サーム・チュック百年市場」がユネスコのアジア太平洋無形文化遺産に登録され、外国人観光客にも人気が出てきている。スパンブリーのロイクラトン祭りでは、灯籠デザインコンテストや地元のアーティストに依るパフォーマンスなどもあるという。

バンコクから北西169キロにあるスパンブリー県スパンブリー川(ターチン川)で開催されるロイクラトン祭り。灯籠デザインコンテストや、花火、地元の芸術家によるアートパフォーマンスをお楽しみ下さい。
タイ政府観光庁

  • スパンブリー:ロイクラトン祭り
  • 日程:2015年11月25日(水)予定
  • 場所:ウートーン市役所前(U Thong District Office)
  • プログラム:地元の文化・伝統パフォーマンスやクラトンコンテスト、ナーン・ノッパマース(ミス・ロイクラトン)など
  • 詳細:タイ政府観光庁

ターク県 ロイクラトン・サーイ・フェスティバル

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Photo : タイ政府観光庁

タイ北部、ミャンマーと国境を接するターク県。タイ最大にして、アジアでも2番目の大きさを誇るプーミポン・ダムや、ユネスコの世界遺産(自然遺産、トゥンヤイ-フワイ・カーケン野生生物保護区)に登録されたフワイ・カーケン野生生物保護区など自然豊かな県として有名である。

ターク県では、ココナッツの殻で作った灯籠が有名で、ロウソクに火を灯したターク県独特のクラトン(灯篭)・サーイを満月を映す水面に流します。ピン川は、約1,000個ものクラトン・サーイで幻想的な雰囲気を醸し出し、美しいお祭りの夜となります。他にもピン川でのパレードやクラトン・サートのコンペティションなど催しが開催され、地元の人々や観光客で賑わいます。
タイ政府観光庁

  • ロイクラトン・サーイ・フェスティバル
  • 開催日時:2015年11月21~26日
  • 開催場所:ターク県ラッタナコシーン200年メモリアル橋 (Rattanakosin 200 years Bridge)
  • HP:タイ政府観光庁

バンコクのロイクラトン

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プラスメン砦

地方のロイクラトン祭りに行ってみたいけど、平日だし仕事もあるし行けないという方がほとんどだろう。もちろんバンコクでも様々な場所でロイクラトンは行われる。やはり一番盛り上がるのはチャオプラヤー川沿いだ。
僕が行ったことがあるのは、カオサン通りからほど近いチャオプラヤー川沿いにあるプラスメン砦とその横にあるサンティチャイ・プラカン公園。すぐ近くには夜景が美しいラマ8世橋もあり、チャオプラヤー川に浮かぶ無数の灯籠とラマ8世橋の夜景を同時に堪能できるおすすめの場所だ。
プラスメン砦の場所はこちら。

チャオプラヤー川沿いでいえばアジアティーク・ザ・リバーフロントでもロイクラトンにちなんだイベントが行われるようだ。
チャオプラヤー川沿いだけでなく、スクンビットエリアであればBTSプロンポン駅すぐのベンチャシリ公園やMRTクイーン・シリキット・コンベンションセンター駅近くのベンチャ・キティ公園でもロイクラトンを体験できる。タイ人は水があればどこでも灯籠を流しているので、近くの公園やコンドミニアムのプールなど、どこでも見ることはできる。
ロイクラトンの当日はチャオプラヤー川に向かう車で幹線道路は大渋滞になる。チャオプラヤー川沿いでロイクラトンを考えている方は、できるだけBTSやMRT、ボートを利用して開催場所に向かうことをおすすめする。

参考:タイ政府観光庁

以上、今年開催されるタイ各地のロイクラトン祭りをまとめてみた。
どのロイクラトン祭りに参加しても、タイならではの貴重な体験ができることは間違いない。ぜひ、タイ在住中に一度は体験して欲しい行事のひとつだ。

それではまた明日!