昨日19時頃、バンコク・ラチャプラソン交差点エラワン祠で発生した爆弾テロにより、現時点で20名の死亡が確認され、負傷者125名にのぼる大変な惨事になっている。
負傷者の中には、31歳の日本人男性が含まれ、意識不明の重体となっているという。
以下、時事通信の記事を引用する。

タイの首都バンコクで17日発生した爆弾テロで、バンコクの警察病院は18日未明、記者会見し、日本人男性が事件に巻き込まれ重体となっていることを明らかにした。男性は神奈川県出身の安藤紘太さん(31)。内臓に損傷を負うなどして緊急手術を受けた。集中治療室(ICU)で治療を受けているという。
病院などによると、これまでに20人が死亡し、このうち少なくとも4人は中国や台湾、フィリピン出身者を含む外国人。負傷者は120人以上に達した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015081800040

この爆破事件でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。また、負傷された方々の一日も早いご回復を願っております。

バンコクでは、これまでもタクシン派と反タクシン派のデモによる銃撃戦や空港占拠、軍によるクーデター、洪水など様々な事件が発生しており、その度に多くの死傷者を出している。
バンコクは普段生活している分には危険を感じることはないが、このような事件が起こる度に、政治リスクはある国なのだということを再認識させられる。
このような緊急の事態が発生した際に自分や家族、社員の命を守るために必要なことは、やはり正確でタイムリーな情報収集だろう。
タイでは当然ながら一次情報はタイ語で配信されるため、我々外国人という立場では正確な情報が入手し辛い環境である。
だが、TwitterやFacebookといったソーシャルメディアが普及したことにより、こういった最新の緊急情報等がタイムリーに入手できるようになった。
そこで今回は、タイ・バンコクで緊急時にフォローしておきたいTwitterアカウントとFacebookページを13個まとめてご紹介する。

それではまずはTwitterアカウントから行ってみよう!

この記事の目次


緊急時にフォローしておきたいTwitterアカウント7選!

1. Richard Barrow(リチャード・バロウ) (英語)

richardhttps://twitter.com/richardbarrow

在タイ英国人著名ジャーナリストおよびブロガーであるリチャード・バロウ氏のTwitterアカウント。タイ語メディアの記事を英訳し発信するだけでなく、警察や軍、公的機関からの公式情報もタイムリーに発信している。とくかく情報が早く、配信数もダントツで多い。タイで暮らす上では、必須といえるほど必ずフォローしておきたいアカウントだ。

2. Bangkok Post(バンコク・ポスト) (英語)

bangkok posthttps://twitter.com/BangkokPostNews

老舗英字紙バンコク・ポストの公式Twitterアカウント。さすがに大手メディアだけあり、現場の取材記事や写真、動画などがタイムリーに発信されている。全在住者フォロー必須のアカウントである。

3.  Khaosod English(カオソット・イングリッシュ)(英語)

Khaosod EnglishTwitter

https://twitter.com/KhaosodEnglish

タイ大手メディア「Khaosod(カオソット)」の英字版ウェブサイト。タイの政治についての情報は英字メディアの中では最も早く、情報量も多い。

4. Thai Visa.com(タイ・ビザ・ドットコム) (英語)

thai visahttps://twitter.com/georgebkk

タイのビザ情報を英語で発信するThaiVisa.comのTwitterアカウント。タイのビザ情報ならダントツで早く詳しいメディアとして在タイ外国人(特に欧米人)から高い支持を得ている。もちろん、ビザ情報だけではなく、緊急時には様々なソースからの情報を素早く発信している。

5. ザビエル古太郎 (日本語)

xavier kotarohttps://twitter.com/XavierKotaro

普段は、タイの裏ネタ的な情報を発信しているザビエル古太郎氏のTwitterアカウント。タイ語や英語の記事を日本語に翻訳し、発信しているのだが、そのネタ選びがとても面白く、在タイ日本人の間で人気のアカウントだ。こういった緊急時にも、タイ語や英語の緊急情報を日本語に翻訳し発信している。日本語で緊急情報を得るためにはぜひフォローしておきたいアカウントだ。

6. Akaguma (日本語)

akagumahttps://twitter.com/akaguma 

こちらもザビエル氏同様にタイ語のニュース等を日本語に翻訳して発信しているAkaguma氏のTwitterアカウント。緊急情報もタイムリーに日本語に翻訳し、発信しているのでぜひフォローしておきたい。

7. BTS(スカイトレイン) (英語・タイ語)

btshttps://twitter.com/BTS_SkyTrain

BTS(スカイトレイン)の公式Twitterアカウント。普段の投稿はタイ語だが、運行状況などの重要な情報については英語でも発信してる。通勤・通学にBTSを利用している方はフォローしておこう。

Twitterアカウントは以上の7つ。続いては、Facebookページを6つご紹介!

緊急時にフォローしておきたいFacebookページ6選!

8. Nation News(英語)

nation fbhttps://www.facebook.com/NationNews

 タイの老舗英字新聞「The Nation」の公式Facebookページ。タイのメディアだけあり、素早い情報発信が魅力。

Twitterアカウントもおすすめである。@nationnews

9. Sabaai Sabaai ! Thailand(サバイ・サバイ・タイランド) (日本語)

sabaai sabaai thailandhttps://www.facebook.com/SabaaiSabaai

北海道・FMノースウェーブのラジオ番組「Sabaai Sabaai! Thailand」の公式Facebookページ。普段はタイの観光情報等を発信してるが、こういった緊急時には最新情報を日本語でタイムリーに届けてくれる。

10. J Channel(ジェイ・チャンネル) (日本語・タイ語)

j channelhttps://www.facebook.com/jchannel.radio

バンコクの24時間日本語放送ラジオ・J Channelの公式Facebookページ。タイ語のニュースを日本語に翻訳して発信している。特に緊急時にはタイムリーで正確な情報を入手できるメディアとして在タイ日本人から多くの支持を得ている。必ずフォローしておきたいFacebookページのひとつだ。

11. タイ日本語総合情報サイト(newsclip、ニュースクリップ) (日本語)

newsclipタイ日本語情報サイトFacebookページ

タイの政治・経済系の日本語フリーペーパー・newsclip(ニュースクリップ)のFacebookページ。ページのタイトルがnewsclip ではないので分かりづらいが、公式ページである。newsclipは、齋藤社長自ら現場に取材に入り、その臨場感のある独自ルポに定評がある。タイの政 治・経済ニュースならnewsclipという存在は揺るぎないものである。

今回の爆弾テロの現場ルポはこちらから。
バンコク都心で爆弾テロ 現場ルポ | newsclip

12. DACO(ダコ)

DACO

DACO公式Facebookページ

バンコクの日本語フリーペーパー「DACO」の公式FB。普段はエンタメ系の情報がメインだが、緊急時には様々な情報が素早く配信される。

13. Yindeed Magazine(インディード・マガジン)

Yindeed Magazine

Yindeed Magazine公式Facebookページ

Yindeedでも、緊急時には様々な情報を配信している。Twitterでも積極的に情報発信を行っているので、ぜひフォローしていただければ嬉しい。

Twitterアカウント→@YindeedAsia

番外編 在タイ日本国大使館ウェブサイト

jp embassyhttp://www.th.emb-japan.go.jp/

こういった不測の事態が起きた時に、もっとも頼りにしたいのはやはり日本国大使館。情報発信については、確証が得られるまでは公開できないという事情もあるのだろう、決してタイムリーとはいえないが、その分正確な情報で最も信頼したい情報ソースでもある。
大使館公式メルマガでは、安全情報等を配信している。未登録という方は、こちらから登録できる。
メルマガ登録ページ
https://www.mailmz.emb-japan.go.jp/mailmz/menu?emb=th

以上、バンコクで緊急時にフォローしておきたいTwitter&FBアカウントまとめ13選をお届けした。
TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアの登場により、誰でも最新の情報がタイムリーに入手できるようになった。
特に我々のように海外で暮らしている日本人であれば、緊急事態の際には、正確でタイムリーな情報収集が自分や家族、社員の身を守るためには必須のスキルとなる。
今後も緊急時に役に立つアカウントがあれば、都度追記していきたい。

それでは、また明日!
バンコク在住のみなさまは、外出時はくれぐれもお気をつけください。