激旨!タイ食堂BANGKOK SAMPOとの共同企画でお届けする週末ナコンパトム1泊2日の旅。今回はその第4回をお届けしたい。
YINDEED MAGAZINEの第1〜3回目の記事はこちら。

激旨!タイ食堂の第1、2回目の記事はこちら。

BANGKOK SAMPOによる第1、2回目の映像はこちら。

今回は、いよいよこの旅の最大の見どころのひとつであるプラ・パトム・チェディの境内に夕方から出現する巨大な屋台街をご紹介したい。

今回の激旨!タイ食堂のコラボ記事はこちら。

ナコンパトム 世界一高い仏塔のもとに広がるのは激ウマな屋台の数々

この記事の目次


プラ・パトム・チェディの境内に出現する巨大屋台街

Phra Pathom Chedi

日が沈み始める16時過ぎころからプラ・パトム・チェディの境内の一角に巨大な屋台街が出現する。

Phra Pathom Chedi

Phra Pathom Chedi

カオマンガイ、オースワン、パッタイ、ラートナー、クイッティアオ、シーフードBBQなど、あらゆるタイ飯屋台が集まっている。

Phra Pathom Chedi

Phra Pathom Chedi

どの屋台を選んでもハズレることはなさそうな雰囲気。地元の人を相手にしている屋台街なので、美味しくなければ生き残っていくことはできないはずである。

名物「アイス拳おじさん」

実は、このプラ・パトム・チェディの屋台街には、名物屋台がある。その名物屋台とは、通称「アイス拳おじさん」と呼ばれるアイスクリーム屋台。元カンフーの役者だったおじさんが、カンフーアクションを披露しながらアイスクリームを作ってくれるのだ。

Phra Pathom Chedi

アイス拳おじさん

日本のTV番組にも何度も出演しているということで、ご存じの方も多いかもしれない。

Phra Pathom Chedi

今でも大人気のようでご覧のとおり多くの人だかりができていた。

Phra Pathom Chedi

アイス拳おじさんの動画

おじさんのアクションに満足したところで、いい感じに空腹に。何を食べようかと逡巡しながら屋台街をブラブラと歩いていると、醤油の焼けたような香ばしい香りが漂ってきた。
どうやらラートナー(あんかけ麺)屋台のようだ。

絶品のラートナー

Phra Pathom Chedi

にかにも寡黙な職人然とした雰囲気で、手際よく中華鍋を扱う店主。

Phra Pathom Chedi

写真は激旨!タイ食堂から拝借

中華鍋から立ち上るこの巨大な炎にも顔色一つ変えず、淡々と小気味良いリズムでラートナーのあんかけを仕上げていく。これを見た瞬間、「間違いなく旨い。ここしかない」と決め、席についた。
待つことおよそ5分。
これがそのラートナーだ。

Phra Pathom Chedi

写真は激旨!タイ食堂から拝借

コクのある濃い目の味付けのあんかけは、絶品の一言。男三人、あっという間に無言で平らげてしまった。
店主があんかけを作る過程を見ていたことで、視覚、聴覚、嗅覚が刺激され、より一層美味しく感じられたことは間違いない。
ぜひ、この屋台街を訪れることがあれば、このラートナー屋台を試して欲しい。

絶品のラートナーに満足したところで辺りを見渡すと、すっかり暗くなっていた。プラ・パトム・チェディも美しくライトアップされ、幻想的な雰囲気に。
そして、いつのまにか空席を見つけるのが困難なほどの人が集まってきている。

Phra Pathom Chedi

Phra Pathom Chedi

Phra Pathom Chedi

世界最大の仏塔を見上げながら、絶品の屋台メシをかきこむ。非日常の空間に身を置いていることを実感し、「これこそが旅の醍醐味!」と旅情に浸る。
バンコクから手軽に来られて、これほど旅情に浸れる場所もそうはないのではないだろうか。この屋台街を目当てにナコンパトムを訪れても良いと思えるほど、個人的にはお気に入りの場所である。
「もうこの屋台街で腹一杯食べてしまいたい!」という欲求を抑えて、我々は今晩のメインディッシュを求めて次の店に向かった。

それではまた次回!

  • プラ・パトム・チェディの屋台街
  • 場所:プラ・パトム・チェディ敷地内
  • 16時〜23時
プラ・パトム・チェディ地図