昨日、日本政府観光局(JNTO)より今年2月に日本を訪れた外国人数が発表された。
全体では138万7000人(前年同月比57.6%増)となり、これまで2月としては過去最高であった2014年(88万人)を50万7000人上回っただけでなく、2014年10月の127万2000人をも上回り、年間を通じた単月としての過去最高を記録した。
また、2014年3月から12カ月連続で、月間の訪日外客数が100万人を突破した。
要因としては、ビザの緩和、消費税免税制度の拡充、円安の継続やこれらを景気とした訪日プロモーションが訪日外客数の拡大につながり、とりわけ中華系人口の多い市場で旧正月休暇における訪日が促進されたと見られている。

タイ人はどうだったのか?

thai inbound

さて、肝心のタイはというと、上の表の通り、4万4000人(前年同月比28.2%増)となり、2012年4月から35カ月連続(!)で各月の過去最高を更新した。
2月は、さっぽろ雪まつりを組み込んだ北海道へのツアーが人気が高かった。旅行博などで冬の訪日旅行の魅力をプロモーションした結果、雪のある冬の日本が浸透しており、一部富裕層のリピーターにはスキーやスノーボードを目的に訪日する旅行者も見られる。
また、1月に続き2月も企業・団体のインセンティブ旅行が多く、北海道、関西方面へのツアーが催行された。



出典:日本政府観光局(JNTO)報道発表資料

1月に引き続き訪日インバウンドは順調な滑り出しをキープしている。

来月はいよいよソンクラーン!

4月にはいよいよタイの旧正月である「ソンクラーン」を迎える。ソンクラーンといえば水かけ祭りとして有名だが、大半のタイ人が帰省したり外国に旅行するタイ最大の旅行シーズンでもある。
2月に開催されたタイ国内最大の旅行博「TITF」では、日本関連のブースは大盛況であった。
titf2015

TITF2015のレポートはこちら。
タイ最大の旅行博「TITF 2015」の写真&動画レポートをお届け!

今年のソンクラーンは、間違いなく日本各地のいたる所でタイ人観光客を目にする機会が増えるだろう。僕も日本に一時帰国予定なのでタイ人観光客を目にすることを楽しみにしている。機会があれば、ぜひ案内をして一緒に遊びたい。

今日は一旦中断してしまったが、また明日から引き続き「個人で行く! バンコクからビエンチャンへBビザ取得の旅」の話を再開する。

これまでの記事はこちらを参照。

個人で行く! バンコクからビエンチャンへBビザ取得の旅
・Part 1 〜事前準備編〜
・Part 2 〜ビエンチャンへの移動編〜
・Part 3 〜タイ大使館への道のり編〜

それではまた明日!