本日は、先週金曜日にアップした日本各地の温泉を巡ったタイ人観光客が語る温泉体験談! Part.1の続きをお届けする。
それでは行ってみよう!

以下、翻訳。

湯船で身体を洗ってもいいの?

onsen

#39 男性に質問です。湯船の中で身体を洗うのはなしなんですか?それともみんなやっている?
#39−1 それはかなりみっともないのでやめましょう。みんな、温泉に浸かる前に身体を外で洗います。湯船には本当に浸かるだけです。
#39−2 絶対にだめです。想像してみてください、その湯船には多くの人が浸かりにきます。でなきゃ、湯船に入る前に身体を綺麗に洗う必要はありません。

温泉大好き! になったタイ人

onsen

#19 日本へ行く機会があれば、必ず温泉に行っています。大好き! 初めて入ったときのことはよく覚えています。函館の公共浴場でした。初めは恥ずかしかったけど、皆が裸にならなければならない地獄へ落ちたと思って(笑)、思い切って入りました。しばらくすると慣れました。何度か行くうちに、恥ずかしさも全くなくなり、今や何も隠さず堂々としています。

#20 日本の温泉に行ったことがあるけれど、初めは死にそうなほど恥ずかしかった。でもそのうち、みんな同じものがついてるじゃん、って思えるようになり、次第に慣れました。今は温泉が大好きで、また是非行きたいです。

#23 北海道のニセコにあるホテルの温泉に行ったのですが、浴槽がたくさんあって良かったです。少し大きめの浴槽に、木で作られた滑り台のようなものがあったのですが、肌が白くて細身の若い日本人の女の子達が周りを気にせずはしゃいでいました。私はそれを見て、日本人はきっと身体は自然のものとみなしているのだあろうなあ、と思うと何だか緊張もほぐれました。雪が降っているときに露天風呂に入ることも出来て、本当に良かったです。

#25 昔は、本当に恥ずかしかったけど、今や温泉中毒といえるほど温泉が大好きです。室内のお風呂よりも露天風呂のほうが好きです。混浴も恥ずかしくありません。ここ最近は、秋田県にある蟹場温泉、乳頭温泉にある旅館の露天風呂に入りました。

#27 僕は別府にある温泉に行ったことがあります。初めてだったけど、とても気に入りました。人が少なくて静かで良かったです。二日目も温泉に入りました。長いこと浸かっていたと思います。しばらくするとおばちゃんが入ってきて、僕を見るなり「きゃあー!!」と声を上げて、走って出て行きました。僕は「あれ、間違えて女湯に入ってしまったのか?」と思い、急いで着替えに行きました。外に出てみると、確かに僕が間違えて女湯に入ってしまっていたようでした。出たところで、さっきのおばちゃんと係りの人が大笑いされ、僕も一応笑っておいたけど、恥ずかしすぎて、急いでその場を去りました。

#30 初めは恥ずかしくて銭湯に入れませんでした。でも男友達が、すごく良かったと言っていて、旅行中ずっと入っていました。なので、2回目に行った時は、私もチャレンジしてみようと思い、思い切って入ってみました。…すごく良い! サバーイすぎる!! その日は、ぐっすり寝れました。初日は誰にも会わなかったけれど、次の日は日本人女性達がいました。ちょっと恥ずかしかったけど、知り合いじゃないし、と思って気にしないようにしました。本当にサバーイなんです! 次行く機会があれば、毎日でも入りに行っちゃうと思います。
温泉も、初めは恥ずかしかったです。でも、一緒のツアーで来てた人たちが入ると言うので、それなら私も、とついて行きました。皆恥ずかしがっているのが良く伝わってきて(笑)、誰も先に入ろうとしていなかったのがおかしかったです。一旦入ってしまうと、皆恥ずかしさもなくなってきたようでした。次回も絶対に入る!!

以上、翻訳はここまで。

Part.1、2を通じて見てみると、「最初は恥ずかしかったが、今や温泉が大好きになった」という意見が多かった。
特に雪景色+露天風呂というシチュエーションは、タイでは絶対に体験できないものなので、感動を覚えるタイ人は多い。
温泉は、訪日外国人向けに今後ますます有力な観光資源として注目されるだろう。
先般、観光庁に認定された7つの訪日外国人向けの広域観光周遊ルートの中で、九州は「温泉アイランド九州 広域観光周遊ルート Extensive sightseeing route of
‘Onsen Island’ Kyushu」として、温泉を訪日インバウンドプロモーションの中心にすえている。
詳しくは下記観光庁のウェブサイトをご覧ください。

広域観光周遊ルート形成計画の国土交通大臣認定について | 観光庁 報道発表

実際に、タイ人にも大分の別府温泉や湯布院は、非常に有名で人気がある。
だが、タイ人の友人からは、温泉地や温泉旅館の情報はタイ語ではなかなか詳しい情報が得られない、という声もよく聞く。各地の温泉組合や温泉旅館も、今冬の旅行シーズンに向けてタイ語での情報発信に力を入れてみてはいかがだろうか。

それではまた明日!