明石直哉（34歳）。僕がタイ・バンコクで起業した理由。

2015.01.26

2015年１月22日、タイ・バンコクでYindeed Co., Ltd（インディード）を設立いたしました。
Managing Directorの明石直哉と申します。

①Webサイト制作（スマートフォン最適化ホームページ制作）　②Webマーケティング（SEO、ソーシャルメディア運営、コンテンツマーケティング）　③Webメディア運営　④タイ語PR代行　⑤タイ語翻訳　⑥グラフィックデザインなどの事業を行っていきます。

僕は2011年4月に日本からタイに移住し、それから３年半の間、現地日本語情報誌の営業職としてバンコクで働いていました。

この約４年間、仕事やプライベートでタイ人と生活を共にしていく中で、多くのことをタイ人から教わりました。それがこの度の起業につながった訳ですが、今回は第１回目の投稿なので、僕が起業した理由（＝経営理念）について書きたいと思います。

経営理念：
『日本人とタイ人、お互いの理解が深まれば人生はもっと楽しく、豊かになる』

タイから日本への渡航者数は昨年（2014年）１年間で65万7600人（日本政府観光庁調べ）となり過去最高を記録しました。ここ数年、日本への渡航者数は毎年40％前後で伸びており、2020年までには年間100万人に達すると予測されています。※日本からタイへの渡航者は、127万人（2014年）。
かつてないほど日・タイ間で人の行き来が活発化する中で、我々日本人とタイ人の相互理解はどの程度深まっているのでしょうか。
タイ人の性格を表す時によく言われる「サバイ（気持ちいい）、サヌック（楽しい）、マイペンライ（気にするな、なんとかなる）」。タイ人の多くは、“今”を一番大切にします。細かいことは気にせず、今を楽しみ、今を生きています。今が楽しくなければ未来も楽しくないという考え方です。
子供の頃から就職や老後、年金などの心配をし、不安になる我々日本人とは真逆の性格と言えるかもしれません。
どちらの考え方が正しいということではなく、お互いの考え方を理解し、長所を少しずつ取り入れれば「人生はより楽しく、豊かに生きられるはず」。タイに来てタイ人と暮らす中でそう確信しました。

たとえば、会社でなにか問題が発生し、日本人社員同士でシリアスな顔して話し合いをしていると、タイ人社員がやってきてこう言います。「そんな怖い顔しないで、死ぬわけじゃないんだから。ほら、笑って笑って」。最初は、真剣に話しているのに何言ってるんだと憤りましたが、確かに死ぬわけじゃないし、難しい顔を突き合わせていても良い解決策は生まれません。リラックスして話し合えば不思議と良い解決策が生まれるものです。
こういったタイ人の一言に何度励まされ、救われたか分かりません。
業務のマネージメントは日本人の方が得意かもしれませんが、楽しむということに関する「エンターテインメント・マネージメント」については、タイ人の右に出る民族はいないと断言できます。

日本は先が見えず生きづらい時代と言われて久しく、希望が見えない閉塞感に包まれていると感じている方は多いのではないでしょうか。日本で閉塞感を感じている方にこそ、ぜひタイ人の底抜けの明るさや“今”を楽しむという生き方を少しでも感じてみて欲しいと思っています。

日本人とタイ人、お互いの理解が深まれば人生はもっと楽しく、豊かになる。
相互理解を深められるような事業を自分の人生を通して取り組みたい。
誰もが繋がることができるWebでそれを実現したい。
そんな想いで、Yindeedを立ち上げました。

これまで多大なるご指導ご鞭撻をいただいた皆様のおかげで本日の起業に至りました。また新たな気持でイチから様々なことを学び、皆様のお役に立てるよう精進して参りますので引き続きのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、今後このYindeedマガジンでは、次のような内容の記事を週５回（目標）更新していきます。