タイは今、雨季の真っ只中にあるが、日本列島は梅雨も明け、いよいよ夏本番。
学生は長い夏休みに入り、社会人はお盆休みと9月にはシルバーウィークも控えている。この連休シーズンにタイへの旅行を予定している方も多いことだろう。
旅行者の方であれば、現地在住の日本人に流行っているモノや観光地を知りたいと思うのではないだろうか。
現地に友人がいればオススメを聞くことも容易だが、友人・知人がいる方のほうが少数派だろう。
では、どうすれば現地のトレンドを調べることができるのか?
現地で流行っているものを見つけるために最も適したツール、それは「Instagram(インスタグラム)」だ。
インスタグラムで、
などのハッシュタグを検索すれば、バンコク在住者の投稿が並ぶ。
投稿をザッと見ていけば、今どんなものが流行っているか、分かってくるはずだ。
気になる写真があれば、投稿者にコメントなどで気軽に質問ができることもインスタグラムの長所だ。
それでは、現在、バンコク在住日本人の間では何が流行っているのだろうか?
今回は、これから旅行でタイを訪れる方に向けて、今、バンコク在住者に流行っているモノ10選!【2017年版】と題して、インスタグラムやツイッターなどのSNSを中心に流行している観光地や飲食店、スイーツなどをご紹介しよう。
ワット・パクナムの天井画
チャオプラヤー川の西岸、トンブリー 地区にある瞑想寺院として世界的にも有名なワット・パクナム。
境内でひときわ存在感を放つ白亜の大仏塔の最上階に、この極彩色で描かれた天井画がある。
数年前はほとんど日本人の姿を見かけることがなかったが、今では毎日多くの日本人が訪れるようになった。
間違いなく今、バンコクで1、2を争う人気スポットと言えるだろう。
インスタグラムでワット・パクナムの情報をもっと調べたい方はこちら。
ワット・パクナム・パーシージャルーン 詳細
- 開館時間:8時〜18時
- 拝観料:無料
- アクセス:BTSウッタカート(Wutthakat)駅から徒歩20分
タラート・ロッファイ・ラチャダーを一望する絶景スポット
2015年1月にオープンしたタラート・ロッファイ・ラチャダー(鉄道市場ラチャダー)。本家シーナカリンに比べると規模は劣るが、スクンビットやシーロムからのアクセスが良好で、観光客でも訪れやすいナイトマーケットだ。
今人気を集めているのが、タラート・ロッファイ・ラチャダーを一望できる絶景スポット。場所はタラート・ロッファイのすぐ横に位置するショッピングモール「エスプラネード」の駐車場だ。
インスタグラムでタラート・ロッファイ・ラチャダーの絶景をもっと調べたい方はこちら。
エスプラネード
タラート・ロッファイ・ラチャダー 詳細
- 営業時間:火〜日曜 17時〜25時
- アクセス:MRTタイカルチャーセンター駅から徒歩3分
レーザータグ・サバイバルゲーム
レーザータグ・サバイバルゲームとは、レーザー銃とセンサー付きのベストを着用し、相手を攻撃してポイントを稼いでいくインドアのサバイバルゲーム。
日本でもあるかどうかは分からないが、バンコクでは昨年、タイ初のレーザータグ・サバイバルゲーム「LaZgam」がオープンし、今ではスクンビットを中心に数軒のレーザータグ・サバイバルゲームがある。
LaZgam 詳細
- 住所:5th Fl., Holiday Inn, 1 Soi 22, Sukhumvit Rd.
- 営業時間:月~木曜:12時~24時、金曜:12時~翌2時、土曜:10時~翌2時、日曜:10時~24時
- 料金:350B/人/ゲーム(15分)、同日2ゲーム目以降300B
- 電話番号:0-2663-7703
- HP:www.lazgam.com
ホテルブッフェが50%オフで予約できるアプリ「eatigo」
ホテルブッフェやレストランが最大50%で予約できるアプリ「eatigo」が、昨年あたりから流行りつつある。
シェラトン、センタラ、ソフィテル、エラワンといった5つ星ホテルのブッフェも充実しているのが嬉しい。
ホテルブッフェに行く予定の方は、必ずダウンロードするべきアプリだ。
ただし、予約にはタイの携帯電話番号が必要になる。旅行者の方は電話番号付きのSIMを購入しなければ利用できないのがネックである。
eatigoアプリのダウンロードはこちらから。
タイティーソフトクリーム
タイNo.1の紅茶ブランド「Cha Tra Mue(チャータームー)」が発売したタイ紅茶のソフトクリ-ム(実際はソフトクリームというよりジェラート)。
まずタイ人の間でブームとなり、あっという間に日本人を含むアジア系外国人にも人気に火がついた。
バンコクでは6店舗ほどあり、観光客でも行きやすいのは、ターミナル21店(地下フロア)、BTSアソーク駅店(ナナ寄りの改札出口)、ドンムアン空港店だろう。この中ではBTSアソーク駅店が空いているのでオススメだ。
Cha Tra Mueアソーク駅店
- 住所:BTSアソーク駅(ナナ寄りの改札出口)
- 料金:タイティーソフトクリーム(45B)
カフェ「Blue Whale Maharaj」の青いラテ
ワット・ポーのほど近くにあるカフェ「Blue Whale Maharaj(ブルーホエール・マハラート)」の青いラテが、タイ人の若者と日本人女性に大人気だ。
この青色は、アンチャン(バタフライピー)という花の色で、ラテと言ってもコーヒーではなく、バニラミルクのような甘みのあるドリンクである。
インスタグラムでBlue Whale Maharajの情報をもっと調べたい方はこちら。
Blue Whale Maharaj 詳細
- 住所:392/37 Maha Rat Rd Khwaeng Phra Borom Maha Ratchawang,
- アクセス:ターティアン(Tha Tien)船着き場から徒歩5分。ワット・ポーから徒歩3分。
- 営業時間:10:00〜20:00 木曜休
- 電話番号:096-997-4962
- FB:https://www.facebook.com/bluewhalebkk/
PARDENのフルーツパフェ
2008年にオープンしたフルーツカフェ「PARDEN Fruits Parlor & ZAKKA」。以前から有名なお店だが、ここ1〜2年のインスタグラムブームで再び人気に火がついたと言えるのではないだろうか。
旬のフルーツをふんだんに使ったパフェは、まさにインスタジェニック!
インスタグラムでPARDENの情報をもっと調べたい方はこちら。
PARDEN Fruits Parlor & ZAKKA 詳細
- 住所:32/1 Sukhumvit soi 39, Klongton-nua, Wattana, Bangkok 10110
- 営業時間:火〜土曜:11時〜17時45分(L.O.17時)、月曜休
- アクセス:BTSプロンポン駅から徒歩7分
- 電話番号:02-204-2205
- Facebook:https://facebook.com/Parden.Bangkok
- HP:https:/parden.shopinfo.jp/
スクンビットの最新オーガニックカフェ「Patom」
バンコクの隣県、ナコンパトムの農家によるオーガニックブランド「Patom」のアンテナショップ兼カフェ。
せっけんやシャンプーなどのプロダクトから食品までオーガニックプロダクトの幅広い品揃えが魅力。ガラス張りの店内からは、緑あふれるガーデンを見渡せ、清々しい気分になれるカフェだ。
Patom(パトム) 詳細
- 住所:9/2 Soi 49/6, Sukhumvit Rd.
- アクセス:BTSトンロー駅から車で7分
- 営業時間:9時半~19時 月曜休
- HP:http://www.patom.com/
- Instagram:https://www.instagram.com/patom_organic_living/
Au Bon Painのシュークリーム
バンコクのツイッター界で話題のオーボンパンのシュークリームをついに食べたぜ。皮がモチモチで甘すぎず、旨い! pic.twitter.com/EiEInYsEYY
— Naoya Akashi@バンコク (@naoya_bkk) 2017年7月25日
黄色い看板が目印のベーカリーカフェ「Au Bon Pain(オーボンパン)」。ベーグルやサンドイッチのメニューが豊富で僕もよく利用するカフェのひとつ。
ここのシュークリームが、バンコクのツイッター界隈で局地的に流行っている。笑
きっかけは、人気ブロガーの「イトゥー」さんだ。
マジでオウボンパンのシュークリーム美味しいんだよ。小さいけどモチモチ食感が大好きな人にはたまらん。
昔は10個買って食べてたわ。そんなことしてたから太ったんですけどね。— イトゥー (@thaideol) 2017年4月2日
このつぶやきのとおり、モチモチの皮がたまらない。カスタードクリームはほどよい甘さで、ペロッと2口で食べてしまった。
Au Bon Painは、バンコク都心部(シーロム、スクンビット・ソイ33、エンポリアムスイートなど)にも店舗があるので、黄色い看板を見かけたらぜひ試してほしい。
Au Bon Pain(オーボンパン)
- 住所:バンコク都内各所
- 料金:シュークリーム50B/個
プラカノンの生肉屋台
プラカノンのイサーン屋台で、レバ刺し、牛刺し、牛炙りを食す。ちゃんとポン酢や醤油、わさびも用意してあり、一皿70Bと激安。 pic.twitter.com/0BZXS7JDOi
— Naoya Akashi@バンコク (@naoya_bkk) 2017年1月3日
これはちょっと観光客の方にはハードルが高いかもしれないが、プラカノンにある生レバーや牛刺しなどの生肉を出すイサーン料理屋台が在住日本人にブレイクしている。BTSプラカノンから歩ける距離ではなく、完全にローカルな立地にあるが、毎晩のように日本人客で賑わっている。
生レバー、牛刺し、エビの刺身など、どれも新鮮で旨い。そして安い。生レバーは一皿わずか70B。居酒屋なら200Bはするだろうから、約1/3ほどで食べられるのだ。
ここは元々はイサーン料理を出す屋台なので、お馴染のソムタムやラープ、ノムヤーン(豚のおっぱい焼き)、チムチュムなど定番のイサーン料理も絶品である。
生肉とイサーン料理、どちらを目当てに訪れても損はない店である。
Yodさんのイサーン料理屋 詳細
- 住所:Pridi soi 43
- アクセス:BTSプラカノン駅から車で8分
- 営業時間:19時〜翌4時半 不定休
- 電話番号:091-206-0005
以上、今、バンコク在住者に流行っているモノ10選!【2017年版】をお届けした。
今後は年に1度、この企画を更新していきたいと考えているので、タイを訪れる方の参考になれば嬉しい。
それでは良い旅を!