「タイは車が高い」、とよく言われる。

たしかに車両の販売価格だけ見れば日本よりも高い。日本での価格を知っている我々からすれば、タイで車を購入するのは馬鹿らしい、と感じてしまうのも仕方がない。

それでもバンコクでは、慢性的な渋滞が社会問題になるほど車があふれている。

日本よりも所得が低いタイで、なぜこれほど車が流通しているのか。

それは、「タイでは日本よりも車の資産価値が高いから」である。

もっと簡単に言うと、「高く売れるから」なのだ。

購入時の車両価格は高いが、売却時も高く売れるので、差し引きで考えれば、日本よりも安く乗れるのである。

つまり、タイで車に安く乗るためには、「高く売れる車を買う」ことが重要なのだ。

そして、肝心なのは、「最も高く買い取ってくれる業者」をどうやって見つけるのか、ということである。

そんなときに頼りになるのが、タイで日本人向けに中古車の売買事業を行う「クルマ相談窓口」の佐藤茂樹さん。

 「タイで中古車の売買ならこの人の右に出る者はない」と断言できる、中古車の専門家だ。

この記事の目次


タイ中古車売買の専門家、佐藤茂樹

クルマ相談窓口 佐藤

「クルマ相談窓口」とは、佐藤さんが代表を務めるSato Holdings Co.,Ltdの屋号である。

この屋号には、読んで字の如く、在タイ日本人の中古車売買にかかわる相談役になりたい、という想いが込められている。

話を始める前に、「クルマ相談窓口」の佐藤さんの経歴を簡単に紹介しておこう。

佐藤さんは、岡山県出身で1985年生まれの34歳。

2009年に日本の中古車売買大手「ガリバー」に入社し、入社からわずか2年後に営業成績で全国No.1を達成。

2014年に「ガリバー」のタイ現地法人に駐在員(役職:GM)としてバンコクに赴任。

2018年に独立し、Sato Holdings Co.,Ltdを設立し、現在に至る。

売り手と買い手のマッチング業

クルマ相談窓口 佐藤

一般的なタイの中古車販売店

「クルマ相談窓口」の主な事業はもちろん中古車の売買だが、在庫は一切抱えていない。

車の購入相談の場合は、用途、予算、車種などの希望を聞き、最適な車を探し出す。今ある車を売るのではなく、あなたの希望に合う車を市場から見つけてくれるのだ。

車の売却相談の場合は、佐藤さんが信頼する業者の中から最も高い査定を提示した業者を紹介してくれる。佐藤さんが買い取るのではなく、業者とのマッチングを行うのである。(佐藤さんが買い取る場合もあり)

クルマ相談窓口 佐藤

中古車店のオーナーとの情報交換は欠かさない

タイの中古車業者も佐藤さんの査定を信用しているので、「ミスター佐藤が持ってきた車なら間違いない」と、高い査定額を提示してくれるのだという。

購入や売却に関わる名義変更などの書類作成や保険契約の手配、さらには購入後の整備・メンテナンスまで佐藤さんが面倒を見てくれるので、車の知識がない人、タイ語が話せない人でも心配は無用だ。

実はタイの車は安い!

クルマ相談窓口 佐藤

「実はタイの中古車は日本よりも安いんですよ!」

 

と佐藤さん言う。

佐藤さん:たとえば、車両価格200万円の車を購入し、4年後・走行距離5万kmで売ろうとした場合、日本では買取価格が30万円ほどになってしまうケースが多いですが、タイでは100万円ほどになるケースもあります。

明石:なるほど。そうなると、単純に車両価格の差し引きだけ見ても、日本では170万円の値下がりに対して、タイでは100万円しか値が下がらないんですね。この差は大きい。

佐藤さん:これは車両価格だけの比較ですが、車両以外の維持費(税金、車検代、保険料、車庫代)も考慮すると、さらにその差は広がります。

実際に維持費を含めたトータルのコストを比較してみよう。

タイの場合(車種:カローラクラス)

年間の維持費用

  • 税金:2,000B/年(年々下がる)
  • 車検代:新規登録から7年は不要。8年目以降、200B/年
  • 保険料:絶対保険645B、任意保険(車両保険付き)15,000〜20,000B
  • 車庫代:家賃に1台分含まれている場合が多い。

4年間のコスト合計

  • 税金:2,000B×4年=8,000B
  • 車検代:0B
  • 保険料:(645B+20,000B)×4年=82,580B
  • 車庫代:0B
  • 合計:90,580B=317,030円(1B=3.5円で算出)
  • 売買差額の100万円を加算
  • 1,317,030円/4年

1年あたりのコスト

  • 329,257.5円/年

日本の場合(車種:カローラクラス)

年間の維持費用

  • 税金:自動車税39,500円/年、自動車重量税約5,000円/年
  • 車検代:約100,000円(車検時。新車登録から3年、それ以降は2年に一度)
  • 保険料:絶対保険15,250円/年、任意保険(車両保険付き。35歳以上で6等級の場合)130,000円/年
  • 車庫代:30,000円/月(東京の場合)

4年間のコスト合計

  • 税金:(39,500円+5,000円)×4年=178,000円
  • 車検代:100,000円×2=200,000円
  • 保険料:(15,250円+130,000円)×4年=581,000円
  • 車庫代:30,000円×12ヶ月×4年=1,440,000円
  • 合計:2,399,000円
  • 売買差額の170万円を加算
  • 4,099,000円/4年

1年あたりのコスト

  •  1,024,750円/年 

明石:日本は1年あたり1,024,750円に対して、タイは329,257.5円ですか! ランニングコストを加味すると、日本の1/3以下の費用で車に乗れるということですね。

これはもう「タイは車が高い」とは言えませんね…

佐藤さん:購入時のイニシャルコストだけを比較するのではなく、ランニングコストまで含めてお考えいただければ、決してタイは車が高いわけではない、ということがご理解いただけると思います。

佐藤さんの話を聞くまでは、「タイは車が高いから買わない」と思考停止をしていたが、これなら乗らないほうが損という考えになってくるから不思議だ。

タイで車買取に関わるトラブル

クルマ相談窓口 佐藤

日々、中古車店を回り車をチェック

冒頭で触れたとおり、トータルで安く乗るためには、できるだけ高く買い取ってもらわなければならない。

できるだけ高く買い取ってもらうためには、高値で買ってくれる業者を見つけるしかない。

だが、タイの中古車業者は手練手管というか、強引な商売をしている業者が少なくない。相場を知らない外国人だと思われれば、安く買い叩かれるのがオチである。

高値で買い取ってくれる業者を見つけるのは容易ではないのだ。

過去に佐藤さんが相談を受けた売却時のトラブルの例を挙げておこう。

  • 聞いていた買取金額が契約直前になって減額を要求された
  • 売却希望日程が先の場合でも、強引に即決を迫られた
  • 名義変更をせずに従業員の方が乗り回し、交通違反の手紙が届いた

佐藤さんは駐在時代から独立後の今も、日々、中古車販売店に足を運んでいる。

そうして中古車業者との信頼関係を作り上げてきた。

市場価格はもちろん、どの業者がどんな車を欲しがっているかまで頭に入っている。

クルマ相談窓口 佐藤

中古車店から相談を受けることも多い

買い取りの相談を受けた車は、瞬時に彼のネットワーク内で査定額が競われる。その中で最高値の査定額を提示した業者をマッチングしてくれるのだ。

佐藤さんが仲介に入ってくれるので、取引はすべて日本語で完結する。

あなたが自分で業者を探したり、問い合わせたりする必要はない。

適正価格で車を売却できていない企業のチカラになる

クルマ相談窓口 佐藤

予算に余裕のある大企業であれば、リースで新車を一定のサイクルで乗り換えているケースが大半だろう。リースはトラブルを防止する面でもメリットが大きい。

だが、限られた予算でやりくりする中小企業の場合、「できるだけ高く、適正価格で買い取ってもらいたい」とお考えではないだろうか。

佐藤さんは、そんな企業の味方である。

部下に任せっきりにして、適正かどうかわからない価格で売却してしまってはいないだろうか。

今、あなたが中古車の売却をお考えなら、まずは一度、佐藤さんに見積もりだけでも取ることをおすすめしたい。

なぜなら、日系企業の社用車は、中古車業者にとっても垂涎の的だからである。

タイの中古車は高く売れる車を買うべし

クルマ相談窓口 佐藤

繰り返しになるが、タイの中古車業者にとって、日系企業の社用車は垂涎の的。

車にしても家にしても、日本人は丁寧に扱うということが理由の一つだが、それだけではない。

日系企業、特にバンコク郊外の工業団地への通勤に使われていた車は、高速走行が基本なため、走行距離の割に状態がよく、高く買い取ってもらえる可能性が高いのだ。

中小企業の場合、リースで2〜3年ほど乗り、走行距離が15万kmを超えたあたりで買い替えを検討することが多い。

日本では10万kmを超えていれば、ほぼ無価値となってしまうが、タイでは違う。

実際に佐藤さんが買い取った車の買取金額の一例を挙げよう。

  • 車種:マツダCX5
  • 年式:2013年(新車登録から6年経過)
  • 走行距離:10万km
  • 事故歴の有無:あり(前方から骨格に少しダメージが入っている)
  • 購入価格:1,290,000B
  • 売却価格:550,000B

これだけの価格で買い取ってもらえるなら買い替え時の頭金には十分。上手く行けば、持ち出しなしで次の車が手に入るかもしれない。

車買い取りの流れ

クルマ相談窓口 佐藤

佐藤さんに車の買い取りを依頼した場合の流れを簡単に説明しておこう。

  • お問い合わせ
  • 写真で車の情報を送付(外観、内装、車検証、走行距離メーターなど)
  • 自社買い取りを含めた十数社の査定の中から一番高い金額を提示
  • 金額OK
  • 実車チェック
  • 最終金額を提示
  • 買い取り決定
  • 買取業者がデポジットをお支払い
  • 引き取り&入金

実際に車を見せる必要なく、スマホで写真を送るだけで見積もりが取れるのはありがたい。

メンテナンス履歴などをデータとして残しておけば、査定の精度も高まるし、買取金額の交渉もしやすい。

自分の車がいくらで売れるのか?

また、いつまでに売れば高く売れるのか?

将来、車の売却の予定があるのであれば、これらの情報を知っておくべきだろう。

続いては、実際にクルマ相談窓口を利用して、車の売買をした3名の事例を紹介したい。

売買事例① 金額よりも佐藤さんへの信頼が決め手。

クルマ相談窓口 佐藤

左:福島氏、中央:佐藤氏、右:花輪氏

埼玉県に本社を置く東洋加工株式会社のタイ現地法人である東洋加工タイランド社。主に自動車の内装に利用されるプラスチックの蒸着や塗装を行う企業だ。

3名の日本人駐在員が2台の社用車を利用しており、佐藤さんが買い取ったのはそのうちの一台。車種や年式は下記のとおり。

  • 車種:パジェロ
  • 年式:2016年
  • 走行距離:18万km超

新車から2〜3年で走行距離18万km。かなりのヘビーユースに感じるが、工業団地で使われている社用車は、どれも年間7〜8万km程度は走っているという。

佐藤さん:走行距離は18万kmですが、このパジェロは状態がとても良かったです。メンテナンスの履歴がエクセルで管理されていたことも高額査定につながりました。

同社MDの福島氏、マネージャーの花輪氏に車の売却について話を聞いた。

  • Q:クルマ相談窓口を知った経緯
    ーーFacebookでクルマ相談窓口の広告を見て、問い合わせました。ウェブサイトやYouTubeを見て、独立して頑張っている人がいるんだ、と佐藤さんに興味を持ち、せっかくだから問い合わせてみようと思ったのがきっかけです。

  • Q:佐藤さんに買い取りを依頼した経緯
    ーー実際にお会いして、知識や受け答え、人柄を見て、信頼ができそうな人だと思いました。
    社内の規定上、相見積もり(ローカル1〜2社)をさせていただいたのですが、買取金額に大きな差はなく、僅差ではありますが、佐藤さんのほうが高い査定を出してくれました。
    金額よりも佐藤さんの誠実な対応が何よりの決め手になりました。

  • Q:買い取りの手続きについて
    ーーこのパジェロはリース車だったのですが、リース会社から一旦弊社で買い取り、それを佐藤さんの業者が買い取るという流れになりました。
    リース会社とのやりとりに関するフォロー、名義変更などの書類作成もスムーズにやってもらえたので、とても助かりました。
    今後、ほかの社用車の買い取りも佐藤さんにお願いしようと思っています。

売買事例② タイで中古車の売買なら佐藤さん一択。

クルマ相談窓口 佐藤

左:GMの斎藤氏、右:佐藤氏

静岡県に本社を置くアポロ精工株式会社のタイ現地法人であるApollo Seiko South Asia Co.,Ltd。主に自動はんだ装置及び関連機器の製造・販売を行う企業だ。

2名の日本人駐在員がそれぞれ社用車を利用しており、佐藤さんは、そのうちの1台を買い取り、さらに買い替えとして1台を販売。車種や年式は下記のとおり。

  • 買い取り
  • 車種:フォーチュナー
  • 年式:2016年式
  • 走行距離:92,000km
  • 販売
  • 車種:MAZDA3
  • 年式:2014年
  • 走行距離:80,000km

佐藤さん:買い取りと販売の両方をお任せいただいた事例です。フォーチュナーも人気車で状態が良ければ、10万km弱の走行距離は問題にはなりません。

同社GMの斎藤氏に車の売却と購入について話を聞いた。

  • Q:佐藤さんに買い取りを依頼した経緯
    ーー私はある程度、自分で車を見ることができますが、それでもタイの中古車は怖いですね。事故車や水没車が多く、いい車を見極めるのは至難の業。
    ローカル企業と交渉すると、最初は100万Bと言っていたのに翌月には90万Bと言われたりするんです。
    そんな経緯もあり、ローカルにお願いするつもりはありませんでした。
    車のことを頼めるのは佐藤さんしかいない、と思い、売買の相談をさせていただきました。

  •  Q:買い取りの手続きについて
    ーー買い替えの予算は60〜70万Bでした。「フォーチュナーをできるだけ高く売り、いい車を予算内で買いたい」というのが、佐藤さんへの依頼内容です。
    運良く、状態のいいMAZDA3が予算内で見つかり、フォーチュナーの残債を消して、残った資金がMAZD3の頭金になりました。
    MAZDA3が納車されるまでの間、代車を出していただけたのも助かりました。中古車の購入で代車を出してくれる、そのサービスが嬉しかったですね。
    名義変更など書類のやり取り、支払いもスムーズでした。もちろん、次の車も佐藤さんにお願いをさせていただこうと思っています。

売買事例③ 中古車は売値を意識して購入する

クルマ相談窓口 佐藤

左:佐藤氏、右:久米氏

これまでは社用車の売買の事例をご紹介したが、最後は個人売買の事例。

Yindeedでも以前、下記の記事を掲載し、大きな反響があった香港の保険を取り扱う「グローバルサポート・タイランド社」。その代表である久米さんも佐藤さんの顧客だ。

久米さんは車を持たない生活をしていたが、一昨年タイで1台目となる車を購入し、その便利さに開眼。

お子さんの送り迎えやひとり時間の確保など、もはや自家用車がない生活は考えられないという。特に雨の日の日本人学校への送り迎え時には、タクシーやGRABも捕まらず、自家用車のありがたみを痛感するのだとか。

1台目の売却時から佐藤さんに依頼し、これまでに計5台を購入している。(買い替え含む)

佐藤さんのサービスはどんなところが優れているのか? 久米さんに話を聞いた。

久米さん:一番助かっているのは、事故時の対応です。法人なら総務が対応してくれますが、個人ではそうはいきません。

これまでに二度、事故(いずれも巻き込まれた事故)を経験しているのですが、事故後の保険や修理へどう対応がすべきかのアドバイスが秀逸でした。

車に乗っている限り、事故は隣り合わせ。私はタイの車や車両保険には詳しくありませんので、いつでも相談ができるプロがそばにいてくれる安心感は、何ものにも替えられません。

明石:たしかにタイで運転をしていて不安になるのは、事故ったときの対応です。警察や保険会社、修理業者への連絡をすべてタイ語でこなさなければならない。

これがタイで車を買うのをためらう理由のひとつになっているのは間違いないですね。

久米さん:今、乗っているMAZDA3も佐藤さんから買ったものですが、これは「赤のMAZDA3がほしい」という依頼をし、探していただきました。

実は購入まで一度も実車を見ず、試乗もしていません。

明石:ノールックで買ったわけですね。(笑)

久米:車に関しては素人の私がチェックしたり、試乗したりするよりも、プロである佐藤さんにお任せしたほうが良いに決まっています。

佐藤さんが良いというなら、間違いない。私はオフィスで書類にサインをしただけでした。(笑)

明石:金融の専門家である久米さんが、中古車の売買時に一番気をつけていることはなんですか?

久米さん:短期間で5台の売買を経験しましたので、タイで中古車を買う際に気をつけるべきことがわかってきました。大切なのは「売値」です。

車はいつか手放しますよね。だから、いくらで売れるのか、購入前に必ず確認します。

明石:売るときのことを考えて買う。まるで投資のような考え方ですね。

久米:まさに投資です。費用対効果が最大になるよう佐藤さんにアドバイスをいただき、売り時、買い時を逃さないようにしています。

事例の紹介は以上。

買取強化中!

クルマ相談窓口 佐藤

信頼できる業者が少なく、日本とはまったく異なる査定基準に事故車・水没車の流通。

タイの中古車市場は、知っているのと、知らないのでは費用対効果に大きな差がつく、情報格差が極めて大きなマーケットである。

タイで中古車の売買をお考えなら、よほど中古車に精通している人以外は、まずは佐藤さんに相談したほうがいい。

現在、クルマ相談窓口では買い取りを強化中だ。購入だけでなく、車の買い替えを検討している方は、ぜひ下記まで問い合わせてほしい。

問い合わせ先