PM2.5の数値も下がり、ようやく青空が戻ってきたバンコク。日系企業の駐在員が多く暮らすこの街は４月からの新年度に向けて、今まさに引越しの最盛期を迎えている。
単身、家族連れ、これから赴任する方など、たくさんの方が引っ越しを検討していることだろう。
物件選びで重視するポイントは、家賃、立地、間取り、ファシリティなど様々あると思うが、不動産会社に問い合わせれば、希望に沿った物件を提案してくれる。
だが、バンコクにある不動産会社の既存のHPでは応えられない隠れた要望もあるのではないだろうか。
それは「イケてる」部屋に住みたい、ということだ。
独身男性のためにバンコクのモテ部屋を探せ！
20代の駐在員も増え、年々若返りつつあるバンコクの日本人男性社会。独身の駐在員も多い。
独身の男ならモテたいに決まっている。
モテるためには、外見も中身も重要だが、部屋もその要素のひとつ。ならば、イケてる部屋に住みたいと思うのは、当然のことだろう。
立地や予算を犠牲にしてもモテにかける男性のために、バンコクのモテ部屋を探してみようではないか。
既婚者や家族連れはまったく無視したこの企画に賛同してくれたのは、バンコクのお部屋探し応援WEBマガジン「スクンビッター」でおなじみの賃貸不動産会社「アーバンランドエージェント」だ。
今回無数にあるバンコクの物件の中から、ここなら間違いなし！というモテ部屋を７件ピックアップしてもらった。
どんな物件が選ばれているのか？ 早速見ていこう！
1. The Ritz-Carlton Residences Bangkok
2ベッドルームのリビング＆ダイニング
地上77階、高さ314mを誇るタイ最高層のビルとして、2016年８月に開業した「マハナコン」。昨年11月には屋上に展望台と絶景のスカイウォークがオープンし、最新の観光スポットとして人気を集めている。
このマハナコンの23～73階に入居するのが、バンコク屈指の高級レジデンス「The Ritz-Carlton Residences Bangkok （リッツカールトンレジデンス・バンコク）」だ。
ラグジュアリー感がハンパないバスルーム
マリオットグループの高級ホテルブランドである「リッツカールトン」のコンドミニアムだけあり、一番安い部屋でも販売価格は4000万B（１億4000万円）以上。
家賃も２ベッドルームで12万B（42万円）〜だが、眺望はもちろん、大理石製のバスルームやデザイン性の高いインテリアを配した部屋は色気たっぷり。
入居者専用ラウンジからの眺め
リッツカールトンというブランド、話題性、眺望、デザイン。どれをとってもバンコクトップクラスのモテ部屋であることに異論はないだろう。
プールの大きさも申し分なし
The Ritz-Carlton Residences Bangkokをもっと詳しく知りたい方へ！
物件概要
- 名称：The Ritz-Carlton Residences Bangkok （リッツカールトンレジデンス・バンコク）
- 物件詳細：https://urbanland.co.th/detail/The_Ritz-Carlton_Residences_Bangkok.php
- 物件紹介記事：https://urbanland.co.th/sukhumvitter/the-ritz-carlton-residences-bangkok
- 竣工：2017年
- 総階数：地上77階
- 住所：Soi Sueksa Witthaya
- 最寄り駅：BTSチョンノンシー駅から徒歩１分
- 家賃・戸数
２ベッドルーム 120㎡〜 120,000B〜
３ベッドルーム 226㎡〜 230,000B〜
2. Marriott Executive Apartments
リッツカールトンに続き、こちらも「マリオット」が運営するサービスアパート「Marriott Executive Apartments」。スクンビット・ソイ57に位置する地上49階建ての超高層物件だ。
マリオットのサービスアパートはここのほかに、スクンビット・ソイ24とサトーンにもあるが、最も新しく、かつモテ要素が多いのが、このMarriott Executive Apartments。
Octave Photo:Octave公式Facebook
その理由は、屋上にあるルーフトップバー「Octave」である。
バンコクに数あるルーフトップバーの中でもトップクラスの人気を誇り、まばゆいばかりの夜景を眺めようと毎晩多くの外国人で賑わっている。
気が向いたときにサクッと自宅のBar代わりにOctaveを使えるのは、羨ましいことこの上ない。
Marriott Executive Apartmentsをもっと詳しく知りたい方へ！
物件概要
- 名称：Marriott Executive Apartments（マリオット エグゼクティブ アパートメント）
- 物件詳細：https://urbanland.co.th/detail/Marriott_Executive_Apartments.php
- 物件紹介記事：https://urbanland.co.th/sukhumvitter/marriott-thonglor
- 竣工：2013年
- 総階数：地上49階
- 住所：スクンビット・ソイ57
- 最寄り駅：BTSトンロー駅から徒歩３分
- 家賃・戸数
１ベッドルーム 51〜59㎡ 95,000B～（64戸）
２ベッドルーム 102㎡ 160,000B～（6戸）
３ベッドルーム 162㎡ 250,000B～（4戸）
※家賃に含まれるもの：電気水道（上限なし）、インターネット、ケーブルテレビ、掃除（毎日）、リネン交換（週２回）
3. The River
バルコニーからの眺め
バンコクを代表する景観といえば、チャオプラヤー川をおいて他にない。
せっかくバンコクに暮らしているのだから、一度はチャオプラヤー川が見える物件に住んでみたいと思っているのは、僕だけではないはず。
ICONSIAM
昨年11月には、チャオプラヤー川西岸に高島屋が入居するタイ最大の商業施設「ICONSIAM（アイコンサイアム）」が開業。観光地として再びリバーサイドエリアの注目が高まるとともに、日本人にもグッと暮らしやすくなったのではないだろうか。
チャオプラヤー川沿いでひと際目を引く物件が、サパーンタクシンの西岸側に位置する地上70階建てのコンドミニアム「The River」だ。
３ベッドルームのリビング
マスターベッドルーム
リバーサイドの部屋からの眺望はバンコク好きには垂涎モノ。雄大に流れるチャオプラヤー川、隣はペニンシュラ、向かいにはマンダリン・オリエンタルとシャングリラ。タイ屈指の名門ホテルに囲まれた、“ザ・バンコク”を感じられる景観である。
絶景のバスルーム
眺望と立地だけでなく、ファシリティも素晴らしいの一言。なんとプールだけで５つもあるのだ。
高層からの絶景、チャオプラヤー川沿いなど、気分によってプールを使い分けられる。
チャオプラヤー川に面したプール。正面はマンダリン・オリエンタルとシャングリラ
極めつけは、対岸（サパーンタクシン駅）への専用ボート。専用ボートでチャオプラヤー川を渡ってお出かけとは、なんと優雅なひとときだろうか。
専用のシャトルボート
１ベッドから３ベッドまで間取り・家賃も様々。単身で３万B程度の予算でも十分に手が届く物件だ。
The Riveについてもっと詳しく知りたい方へ！
物件概要
- 名称：The River
- 物件紹介記事：https://urbanland.co.th/sukhumvitter/the-river
- 竣工：2012年
- 総階数：地上70階
- 住所：ジャルンナコン・ソイ14/1
- 最寄り駅：BTSサパーンタクシンまで専用ボートで１分、BTSクルントンブリー駅まで徒歩10分
- 家賃・戸数
１ベッドルーム 56〜69㎡ 35,000〜65,000B
２ベッドルーム 78〜137㎡ 45,000〜90,000B
３ベッドルーム 149〜231㎡ 70,000〜200,000B
4. Oriental Residence Bangkok
１ベッドルームのリビング
先ほど、The Riverから眺めたバンコクが世界に誇る名門ホテル「マンダリン・オリエンタル」。
実はプルンチットにもマンダリン・オリエンタルが運営するホテル＆サービスアパートがあるのはご存知だろうか。
ワイヤレス通り
場所はBTSプルンチット駅から徒歩７分程のワイヤレス（ウィッタユ）通り沿い。日本大使館やアメリカ大使公邸など世界各国の大使館やコンラッド、プラザ・アテネなどの５つ星ホテルが集まり、ほかのエリアとは一線を隠す上品な雰囲気が漂う通りだ。
並木が気持ちいい
スクンビットに暮らしていても、このあたりに足を運ぶと、「都会だなぁ」とお上りさんの気分になってしまうほど、都会的で非日常感のある街である。
Photo：Oriental Residence Bangkok公式HP
もうひとつのオリエンタルというのが、この「Oriental Residence Bangkok（オリエンタル・レジデンス・バンコク）」である。
白を基調とした上品なデザインのロビーは、マンダリン・オリエンタルのオーサーズラウンジを彷彿とさせる。女性なら心躍ること間違いなし。
部屋もクラッシックな内装で、気品とエレガントさが感じられ、さすがはオリエンタルと言えるものだ。
この物件最大のモテ要素はバスルーム。美しい総大理石張りの豪華仕様で、ゆったりと足を伸ばせるサイズのバスタブが素晴らしい。
アメニティはマンダリン・オリエンタルのオリジナルプロダクトを使用し、毎日取り替えてくれるのもポイント高し。
超都心でありながら緑豊かな眺望が広がり、まるでニューヨークのような雰囲気。
バルコニーからの眺めは絶景！
リゾート感あふれるプール
「自宅はオリエンタル」
一度でいいから言ってみたいものである。
Oriental Residence Bangkokについてもっと詳しく知りたい方へ！
物件概要
- 名称：Oriental Residence Bangkok（オリエンタル・レジデンス・バンコク）
- 物件紹介記事：https://urbanland.co.th/sukhumvitter/oriental-residence-bangkok
- 竣工：2012年
- 総階数：地上32階
- 住所：ワイヤレス通り（ウィッタユ通り）
- 最寄り駅：BTSプルンチット駅から徒歩７分
- 家賃・戸数
スタジオ 45㎡ 90,000B〜（41戸）
１ベッドルーム 70㎡ 110,000B〜（70戸）
２ベッドルーム 120㎡ 200,000B〜（30戸）
３ベッドルーム 160㎡ 300,000B〜（4戸）
※家賃に含まれるもの：電気水道（上限なし）、インターネット、ケーブルテレビ、掃除（週６回）、リネン交換（週２回）
5. Hansar Residence Bangkok
２ベッドルームのリビング＆ダイニング
セントラルワールド、ゲイソンデパート、セントラルチットロムなど、デパートが密集し、バンコク最大のショッピングゾーンを形成する「ラチャプラソンエリア」。
さしずめ“バンコクの銀座”といったところだろうか。
セントラルワールド
ラチャプラソンエリアには、セントレジス、エラワン・グランドハイアット、アナンタラといった五つ星ホテルも立ち並ぶ。通りには黒塗りの高級車が行き交い、ハイソな雰囲気が漂っている。
その一角でひときわ色気を放つコンドミニアムが「Hansar Residence Bangkok」だ。５つ星ホテルである「Hansar Hotel」のレジデンス棟であり、BTSラチャダムリ駅から徒歩３分という立地も素晴らしい。
超都心らしい高層ビルに囲まれたプール
コンドミニアムであるため、内装やインテリアは部屋によって異なるが、今回内見した部屋は大人の色気を感じさせるスタイリッシュかつラグジュアリーなデザイン。バスタブもゆうに二人が入れる特大サイズ。
これほど大きなバスタブにはめったにお目にかかれない
さらにはロビーから部屋直通のプライベートエレベーターが付いているのだ。
プライベートリフト。玄関だけで一部屋分くらいの広さがある。
プライベート感あふれる色気たっぷりの部屋。これがこの物件のモテ要素だろう。
Hansar Residence Bangkokについてもっと詳しく知りたい方へ！
物件概要
- 名称：Hansar Residence Bangkok（ハンサーレジデンス・バンコク）
- 物件紹介記事：https://urbanland.co.th/sukhumvitter/hansar-residence-bangkok
- 竣工：2010年
- 総階数：地上43階
- 住所：ラチャダムリ通り
- 最寄り駅：BTSラチャダムリ駅から徒歩３分
- 家賃・戸数
１ベッドルーム 56〜100㎡ 50,000〜70,000B（不明）
２ベッドルーム 106〜180㎡ 90,000〜160,000B（不明）
３ベッドルーム 175〜266㎡ 130,000〜250,000B（不明）
6. The Park at EM District
１ベッドルームのリビング＆ダイニング
上の５つの物件はもちろん素晴らしいけど、高級レジデンスばかりで予算オーバー！ という反応が聞こえてきそうなので、そろそろ現実的な価格帯のモテ部屋を紹介しよう。
スクンビット・ソイ24の中程に位置し、今年１月にオープンしたばかりの「The Park at EM District」。「サマーセット」などを手がけるサービスアパート運営大手「Ascottグループ」が一棟まるごと管理する28階建ての高層サービスアパートだ。
BTSプロンポン駅まで徒歩圏内と立地面でも文句なし。
ベッドルームも程よい広さ
モテ要素は50㎡という単身者に最適なサイズ感の部屋とおしゃれなインテリア。サービスアパートなので部屋ごとに内装が異なることもなく、誰でもこんなおしゃれな部屋に住めるのが嬉しい。
インテリア雑誌に出てきそうなクローゼット
屋上28階にあるプールは40m級でフィットネスジムの設備の充実度も素晴らしいの一言。
それでいて家賃は４万B代からあり、このクオリティなら決して高くはないだろう。
40ｍ級のプール。バンコクでも最大級だろう。
素晴らしい設備のフィットネスジム
快適な生活が約束されたプロンポン、おしゃれな部屋、抜群のファシリティ。三拍子揃ったサービスアパートだ。
Hansar Residence Bangkokについてもっと詳しく知りたい方へ！
物件概要
- 名称：The Park at EM District（ザ パーク アット EM ディストリクト）
- 物件詳細：https://urbanland.co.th/detail/The_Park_at_EM_District.php
- 物件紹介記事：https://urbanland.co.th/sukhumvitter/the-park-at-em-district
- 竣工：2019年１月
- 総階数：地上28階
- 住所：スクンビット・ソイ24
- 最寄り駅：BTSプロンポン駅から徒歩９分
- 家賃・戸数
スタジオルーム 29㎡ 39,000B〜（96戸）
１ベッドルーム 39〜50㎡ 46,000〜65,000B（50戸）
２ベッドルーム 54〜60㎡ 69,000〜79,000B（96戸）
３ベッドルーム 117㎡ 140,000B～（3戸）
家賃に含まれるもの：インターネット、ケーブルテレビ（日本のテレビ含む）、掃除・リネン交換（週３回）、電気代（上限あり）、水道代（上限なし）
7. Ashton Asoke
１ベッドルーム（36㎡）
最後に紹介するのは、アソーク駅前にそびえ立つ50階建ての超高層コンドミニアム「Ashton Asoke」。長らく工事中だったが、昨年末にようやく入居者募集が開始された。注目している方も多いことだろう。
ターミナル21の隣に位置し、BTSアソーク駅・MRTスクンビット駅まで徒歩１分という立地が素敵すぎる。
アソーク駅直結のターミナル21
Ashton Asokeは単身向けのコンドミニアムで、30〜36㎡の１ベッドルームが700戸以上もある。家賃は３万B前後からと比較的リーズナブル。
内見したのは１ベッドルームでは最も大きい間取りである36㎡の部屋。内装は高級感があり、アソーク通りを見下ろす眺望も良き。
ベッドルームとリビングはスライドで仕切ることできる
アソーク通りを見下ろす眺望
部屋の眺望もさることながら、この物件のモテ要素はプールとジムだろう。
巨大なプール
35階に位置するプールは、大きさ、眺望、デザインの三拍子が揃っている。これほどラグジュアリー感があり、かつ眺望も良いプールはスクンビット屈指といえるのではないか。
惜しむらくは屋根があり日陰になっているので、夕方以降は寒そうだという点。
アソーク通りを見下ろしながらジョギングができる
同じく35階にあるジムはガラス張りで、アソークのビル群が目の前に迫る絶景！これはテンションが上がらざるを得ない。
アソーク駅至近という抜群のロケーションにこのファシリティ。ロケーションとファシリティを重視する方におすすめの物件だ。
Ashton Asokeについてもっと詳しく知りたい方へ！
物件概要
- 名称：Ashton Asoke（アシュトン・アソーク）
- 物件詳細：https://urbanland.co.th/detail/Ashton_Asoke.php
- 物件紹介記事：https://urbanland.co.th/sukhumvitter/ashton-asoke
- 竣工：2018年
- 総階数：地上50階
- 住所：スクンビット・ソイ21（アソーク通り）
- 最寄り駅：BTSアソーク駅、MRTスクンビット駅から徒歩１分
- 家賃・戸数
１ベッドルーム 30〜36㎡ 30,000〜40,000B（709戸）
２ベッドルーム 46〜64㎡ 45,000〜75,000B（74戸）
まとめ
以上、７つのモテ部屋をご紹介した。
10万B超えの超高級物件から３万B前後の現実的な物件まで、バランスよく選ばれているのではないだろうか。
あなたの引っ越し先を決める参考になれば嬉しい。
モテ部屋の内見をしたい、またはもっとほかの部屋も見てみたいという方は、ぜひアーバンランドエージェント社に問い合わせてほしい。
- 株式会社アーバンランド エージェント（URBANLAND AGENT CO., LTD.）
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