タイの長距離バスをインターネットで予約してみるシリーズ。
前回は、Thai Ticket Majorでタイ国営トランスポート社のラオス(ビエンチャン、パクセー)、カンボジア(シェムリアップ、プノンペン)行きの直通国際バスのチケットの買い方をご紹介した。
タイの長距離バスをネットで予約してみた。 Thai Ticket Major編
第2回目となる今回は、個人的にもよく利用している12Go Asiaでタイ国内の長距離バスのチケットを購入する方法を説明する。
12Go Asiaとは?
シンガポールに本社、バンコクに東南アジアのオペレーションの拠点を置く、東南アジアの長距離バス予約をメインに取り扱うインターネット旅行代理店。バスだけでなく、飛行機、フェリー、列車のチケットも予約できる。
ウェブサイトだけでなく、iOS、Androidoアプリもある。
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12Go Asiaは、タイ、ベトナム、マレーシア、カンボジア、シンガポール、ブルネイ、インドネシアでサービスを展開している。
特にタイは、他国に比べて多くの交通機関をカバーしている。
最近タイ国鉄の予約にも対応したことでより一層便利になった。
また、リペ島、サムイ島、タオ島、クッド島等の人気の島々へのバスとフェリーのジョイントチケットも取り扱っているのがポイント高し。
リペ島
今回は、ビエンチャンにビザを取得しに行く方向けに、ノンカーイ行きの長距離バスの予約方法を紹介する。
12Goでは今のところ、トランスポート社のビエンチャン直通国際バスは取り扱っていない。
直通バス以外でビエンチャンに行くには、ノンカーイかウドンタニーまでバスで行き、そこから乗り換えて国境を目指す必要がある。
ノンカーイ行き長距離バスを予約してみる
目的地に「Nong Khai」と入力し、「Find Ticket」をクリック。
検索結果
バスだけでなく飛行機、鉄道のチケットも検索できる。
今回は、バスなのでバスのみに絞り込む。
2件ヒット。
19時発では早く着きすぎるので、20時半のバスを選択。
追加料金無しで座席も指定できるので必ず指定しておこう。
「Choose seats」で座席指定へ。
バス詳細
座席選択画面
氏名やEメールアドレス等の必要事項を入力。
決済は、クレジットカード(Visa、Master)、PayPal、セブンイレブン(タイ国内のみ。予約後3時間以内)が選択できる。いずれも20〜25Bの手数料がかかる。
今回は、クレジットカードで決済。
決済後、EメールでEチケットが送られてくるのでプリントアウトして当日バス会社のカウンターで本チケットと交換する。
バスやフェリーもネットで予約する時代へ
12Goの登場により、もう安いバスやフェリーのチケットを探しにカオサンまで行く必要がなくなった。
バックパッカー向けの旅行代理店はますます厳しい時代になることは間違いないだろう。
LCCの航空券やホテル・ゲストハウスの予約に旅行代理店を利用する人がほとんどいないように、バスやフェリーの予約に関しても、すべてインターネットで行う日がすぐそこまで来ているのだ。
個人的には、旅行代理店が密集するエリアの雰囲気は旅情が盛り上がるのでとても好きなのだが、あと数年もすればそういった光景も珍しくなるのかもしれない。
実はこの12Goのタイオフィスは、Yindeedと同じテナントビルに入居していた。今月引っ越してしまったので、順調に事業が拡大しているのだろう。
元同じ店子として今後のサービスの発展を期待している。
さて、次回の「タイの長距離バスをネットで予約してみた」はタイで最も人気のあるバス会社「ナコンチャイエアー」を紹介する。
タイの長距離バスをネットで予約してみた。 ナコンチャイエアー編
それではまた明日!