タイのビジネスビザ(Bビザ)を個人でビエンチャンに取得しに行った際の旅の話。
過去の記事はこちら。
個人で行く! バンコクからビエンチャンへBビザ取得の旅
Part 3となる今回は、Bビザの申請に必要な書類や一式を事前にタイ大使館にチェックしてもらいに行った際の話をしたい。
ビエンチャンにはタイ大使館が2カ所ある?
ビザの申請は当然タイ大使館で行うのだが、実はビエンチャンにはタイ大使館は2カ所ある。正確には、タイ大使館と大使館領事部だ。ビザの申請・受理は領事部で行う。
この地図の「NEW THAI CONSULAR OFFICE」という方が領事部になる。
ビザ取得ツアーを利用せず個人で来た場合、宿からタイ大使館(領事部)まではトゥクトゥクかレンタル自転車やバイクで行くことになる。
トゥクトゥクで行く場合、運転手に「タイ・エンバシー」と告げれば、領事部の方に連れて行ってくれるので心配はない。ナンプー(噴水)広場から領事部まで相場は2万キップ前後だ。
ビエンチャンの移動は自転車やバイクがあるととても捗る。街中にはレンタルサイクル・バイクの店はいたるところにあるので、借りることをおすすめする。どの店もママチャリなら1日あたり1万キップでレンタルできる。
バイクのレンタルは、マニュアルで6万キップ、オートマで8万キップ前後が相場だ。
ビエンチャンの中心部はとても狭いので、自転車でひと通り廻ることができる。ナンプー広場からタイ大使館(領事部)までは、自転車でも15分程度。
行き方はとても簡単だが、念のためナンプー広場からタイ大使館領事部までの道のりを説明しておこうと思う。
ナンプー広場を出発!
ナンプー広場の前の道を、ホテルIBISを左手に見ながら道なりに真っ直ぐ進む。
しばらく真っ直ぐ。
大きなT字路も直進。
しばらく真っ直ぐ進み、この交差点を左折。※逆方向から一方通行なので、バイクは左折禁止。
ここからはひたすら直進。
タラートサオ・バスターミナルを通過。
左手に「Wat That Foon」が見え、
「Govenor Office of Vientiane Capital」を通過し、
しばらく進み、この交差点を右折
しばらく道なりに進む
この「Pizza Company」があるT字路を左折
すぐ左手のこの建物がタイ大使館・領事部だ。
大使館の前には、トゥクトゥクやロットゥーの客引き、ビザ申請代行業者、コピー屋などがたむろしており盛んに声を掛けてくるが、必要がなければそのまま中に入ってしまおう。
ビザの申請は、平日8時半〜11時半、受け取りは、13時半〜15時半までとなっている。土日とタイの祝日も閉館となるので注意したい。
入って右側が申請窓口、左側は受け取り窓口となる。
今回は、申請書類の事前チェックに来たので、右側の申請窓口の方に向かう。(本来、大使館は事前チェックというサービスは行っているかは分からないが、相談する相手もいなかったのでとりあえず来てしまった)
来るのが遅かったこともあるが、受け取った整理券はなんと461番。
2時間ほど待ち、ようやく順番が回ってきた。
そして、申請窓口に書類を提出し、「TT3(トートー3)」はまだ手元にないが、その他の書類に漏れがないかだけチェックをして欲しい旨、係員に伝えるとなんと衝撃の回答が!!!!!!
※TT3(トートー3)という書類については、Part 1の記事を参照。
大使館職員の衝撃の回答とは!?
職員:「コンイープン TT3 マイアオ」(日本人はTT3は必要ないわよ)
僕:「ア、アライナ?」(はっ? なんだって?)
職員:「コンイープン TT3 マイアオ」(だから日本人はTT3は必要ないわよ)
僕:「チ、チンロ?」(ほ、本当ですか?)
職員:「チーン」(本当よ)
なんと日本人はTT3は必要なかった!!!!!!
しかし、ちゃんと申請できるまでは信用出来ない。
TT3が不要ということで、書類が揃っていればこのまま申請できたのだが、雇用契約書を用意するのを忘れており、急いでバンコクのコンサルティング会社に用意してもらい、翌日申請することにしたのだった。
次回予告
次回は、いよいよBビザの申請。
本当にTT3がなくても受理されるのか? 申請しビザを受け取るまでは油断はできない。
それではまた明日!