10月26日に行われる故プミポン前国王の国葬に向け、今月から再び服喪ムードに包まれているタイ・バンコク。

国葬期間中は、休業を表明している施設や飲食店などのサービス業も多い。

そこで今回は公共交通機関、銀行、飲食店、デパート・ショッピングモール、映画館、観光地などの営業状況ならびに休業についての最新情報を、Khaosod Englishより翻訳してお届けする。

なお、記事の翻訳・転載にあたっては、すべてKhaosod Englishより正式に許可をいただいている。 

以下、転載。

この記事の目次


国葬期間中のバンコク、休業情報(随時更新)

バンコク:10月26日の故プミポン前国王の国葬に向け、タイは再び服喪ムードに包まれている。多くの施設やスーパーマーケット、デパート、映画館から観光地まで、国葬に合わせた休業を表明する企業・団体が見られる。

葬儀直前にはチュラロンコン大王記念日の振替休日と連なる三連休も控えており、カオソッドイングリッシュは現時点で判明している休業情報をはじめ、国葬によって影響を受ける施設・サービスを一覧にまとめた。なおこの一覧は随時更新を予定している。

公共交通機関

BTS

BTS(©YINDEED )

10月25日(水)から28日(土)までの期間、国葬のために王宮周辺の18の道路が封鎖。ラチャダムヌンアベニュー、ラクムアン、カラヤナマイトリー、チャロンクルン、プラピピット、タイワン、マハラット、プラチャン、セッタカン、チェットゥポン、プラヤペット、ナプララン、ナプラタット、ラジニ、プラアーティット、サランロムなどの道路が含まれる。

BTSとMRTは通常通り運行され、10月26日は乗車が無料となる。

銀行

クルンタイ銀行、TMB銀行、サイアムコマーシャル銀行、カシコン銀行、アユタヤ銀行、ティスコ銀行、LH銀行、UOBの全支店で26日は休業。

レストラン・バー・カフェ

Khaosan

カオサン通り(©YINDEED )

規模の縮小や娯楽イベントの自粛がありつつも、国葬期間中も営業を予定している店舗がほとんど。ただ自主的に休業を決める店舗もあるため、事前のチェックを推奨する。

ショッピングモール・スーパーマーケット・その他サービス業

central world

広告がすべて撤去されたセントラルワールド(©YINDEED )

テスコロータスの全店舗が26日午後2時から休業、翌日27日からは通常営業。

セントラルワールド内の伊勢丹が26日終日休業。

自動車修理サービスのB-Quikが26日午後2時から翌27日午前8時まで休業。

映画館・劇場

Cinema

エムクオーティエの映画館(©YINDEED )

タイ最大の映画館チェーン、メジャーシネプレックスが119の全店舗で26日休業、翌日から通常営業再開。

バンコクとプーケットのサイアム・ニラミット・シアターが26日休業。

ライフスタイル・エンターテインメント

BACC

BACC(©YINDEED )

メジャーシネプレックス傘下のボーリング、カラオケ、アイススケート複合施設Blu-Oが26日は全店休業。

セントラルワールド7階のTKパーク(Thailand Knowledge Park)が26日休業、翌27日から営業再開。(10月12日から22日の間に本の貸出を受けた会員は11月5日まで返却期間が延長される)

パトゥムワン交差点のバンコク芸術文化センター(BACC: The Bangkok Art and Culture Center)が26日休業、翌27日から営業再開。

ラチャダムヌンクラン通りのバンコクシティライブラリーが13日および22日から30日までの間休業。

バンコク郊外の遊園地Dream Worldが26日休業。

観光地

Grandpalace

王宮とワット・プラケオ

王宮とエメラルド寺院(ワットプラケオ)が29日まで公開中止、30日から一般公開再開。

シ・アユタヤ通りのパルサカワン宮殿と同宮殿内部の警察博物館が10月31日まで公開中止、11月1日から公開再開。

アナンタ・サマコム・スローン・ホールが無期限の閉鎖。