週末の土日のみ開かれるウィークエンドマーケットとして超有名なチャトチャック市場。衣料品、雑貨、食品、食器から動物までありとあらゆるものが売られ、お土産探しにも最適な場所として、バンコクに来た観光客の大半が一度は訪れるマーケットである。
もちろん観光客だけでなく、我々在住者もなにかとチャトチャック市場にはお世話になっている。なにか探しているものがある時、「とりあえずチャトチャック市場に行けば見つかるだろう」という安心感はバンコクの市場ではずば抜けている。
在住者であればいつでも行くことができるが、土日を外して観光に来た方は、タイミングが合わず行けなかったと悔しい思いをした方も少なくないのではないだろうか。
だが、実はチャトチャック・ウィークエンドマーケットは、土日だけでなく金曜の夕方から開いていることはご存知だろうか。
土曜日に向けて、金曜の夕方から品出しを始めるお店が一足早く開店し、営業を始めているのだ。
金曜夜のチャトチャック市場
上の画像のとおり、金曜夜のチャトチャック市場は赤枠で囲った通り沿いにずらっと露店が並び、ここがメインのマーケットとなる。また、露店以外にもこの通り沿いあるお店の半分以上が金曜夜から営業を始めるようだ。この通りから中に入った本来のマーケットゾーンも、時間が経つにつれ、お店がオープンし始める。
金曜日はチャトチャック市場への入口は、すべてが開いているわけではないことに注意してほしい。アクセスが良い入口は上の2箇所。
それでは、金曜夜のチャトチャック市場の様子はどんなものなのか。まだ行ったことがないという方のために、雰囲気だけでもお伝えしたいと思い、先週金曜日の19時頃、映像クリエイターのBANGKOK SAMPO氏とチャトチャック市場に行ってきた。
BANGKOK SAMPOとは、先日公開したナコンパトムへの旅企画でもコラボしている。
ということで今回は、BANGKOK SAMPOとのコラボ企画第2弾としてお届けする。
それではまずは、BANGKOK SAMPOが4Kの超高画質で撮影した金曜夜のチャトチャック・ウィークエンドマーケットの映像からご覧いただきたい。
BANGKOK SAMPOによる金曜夜のチャトチャック市場の4K映像
さすがのクオリティである。金曜夜のチャトチャック・ウィークエンドマーケットの雰囲気を十二分に伝わったのではないだろうか。夜が深まるに連れ、開店するお店が増え、来場者も増えてくる。ある店主の話では24時頃が一番賑わうということだった。
それでは続いては写真でマーケットの様子をお届けしたい。
金曜夜のチャトチャック市場の写真レポート
今回は、最初に紹介した画像の右上にある入口から入場した。
入口入って直ぐ左手にあるスニーカー屋も既にオープンしていた。
ここがメインの通り。道の両脇には、品出しのため車がずらっと駐車されている。この通りは車の往来も多いので通行には注意してほしい。
バッグはひとつ100B
時間が経つにつれ人も増えてくる。
屋台も普通に営業している。
食堂もオープンしている。
メインのマーケットゾーンも続々とオープンし始める。
お土産として人気の石鹸やアロマグッズのお店もオープンしていた。
グリーンを扱うお店も多くはないがオープンしていた。
個人的にお気に入りの無地のTシャツ等を扱うApollo。とにかく安いので無地が好きな方におすすめだ。
いつも1人で切り盛りするオーナーのアポロちゃん
以上、金曜夜のチャトチャック・ウィークエンドマーケットのレポートをお届けした。
土日に比べれば、開店しているお店は1割にも満たないかもしれないが、その分来場者は多くないのでゆっくりと買い物ができる。また、ナイトマーケットなので猛暑の中買い物をしなくても済むというメリットがある。
金曜夜でもちょっとしたお土産物探しには充分なほど、お店はオープンしている。土曜日には帰国しなければならないという観光客の方は、ぜひ金曜夜のチャトチャック市場を訪れてみてはいかがだろうか。
それではまた明日!