先月末、2年半住んだラチャダーからプラカノンに引っ越した。

Yindeedのオフィスをスティサンに構えたのがラチャダーに住んでいた理由だった。当初は半年ほどで引っ越す予定で住み始めたのだが、気づけば2年半が経過していた。
僕が住んでいたのは、MRTタイカルチャーセンター駅のすぐ近く。タイカルチャーセンター駅周辺については、以前、ネクスト・スクンビットを探せ! 第2弾 今、タイカルチャーセンター駅がアツい! という記事で特集したことがある。

ラチャダーに暮らし始めてから鉄道市場(タラートロッファイ・ラチャダー)や24時間営業の店舗が集まる「THE STREET」が開業した。お隣のホイクワン駅には、明け方近くまで賑わうホイクワン・ナイトマーケットもあり、想像以上に暮らしやすい街だった。

the street ratchadaTHE STREETだが、2年半も住めば少し飽きてくる。住む場所を変えて気分転換をしたいと思い、引っ越しをすることにしたのだ。
当初はトンローかエカマイで物件を探していたのだが、結局はプラカノンに落ち着いた。なぜプラカノンに引っ越したのか? という理由については、改めて記事にするつもりだ。

phrakanong

プラカノン

さて、バンコクでの引っ越しをする場合、「どうやって荷物を運ぶか?」という問題がある。日系の不動産会社を利用して物件を契約した方は、不動産会社が引っ越し業者を手配してくれるが、僕はローカルの不動産会社を利用したので引っ越し業者の手配はない。できる限り引っ越しに掛かる費用も抑えたい。
これまでバンコクで2回引っ越しをしたが、二度ともレンタカーを借りて自分で荷物を運んだ。
タイのアパートやコンドミニアムでは、家具家電は備え付けであるため僕の場合、荷物といっても服や本くらいしかない。だがタイに暮らして6年が経ち、本だけでダンボール6箱分の量になっていた。これは一人で運ぶのはキツイ…そう思い、あるアプリを使って引っ越しをしてみることにした。
そのアプリとは、“物流版UBER”と呼ばれる「LALAMOVE」だ。

この記事の目次


物流版UBER! LALAMOVEとは?

LALAMOVE

LALAMOVE.COM

そもそもUBERって何?という方は、下記の記事をお読みいただきたい。

LALAMOVEは、2013年に香港で創業したオンデマンド物流サービスで、現在、香港・シンガポール・タイ・フィリピン・台湾の他、中国の50都市で事業を展開している。今年1月には3000万ドルの資金調達を実施し、今後アジア各国で事業展開を加速させていくという。

UBERやGRABTAXIなどのライドシェアサービスは、ヒトの移動を目的としているが、このLALAMOVEは、モノの移動を目的としたサービスだ。平たく言うと、近くにいる個人のドライバーが自分の代わりに荷物を運んでくれる配送代行サービスのようなものである。

スマホアプリで、荷主の住所・配送先・配送日時などを入力すると、最適なドライバーがマッチングされる仕組みだ。
車輌は、バイク・ハッチバック・バンの3種類から選べるので、用途に応じて利用できる。書類や小包程度であれば、バイク便で十分だろう。
今回は引っ越しが目的なので、バンを利用してみた。それでは実際にLALAMOVEを利用して引っ越しをしたレポートをお届けしよう。

LALAMOVEアプリのダウンロードはこちらから。

LALAMOVEを使って引っ越しをしてみた

LALAMOVE

アプリを立ち上げ、地域を選択。氏名・電話番号・Eメールアドレス・パスワードを設定し、SMSで届く認証コードを入力すれば登録は完了。

LALAMOVE

Motorcyle・Pick-up Truck・Hatchbackから車輌を選択する。今回は、Pick-up Truck。配送元と配送先の住所を入力し、オプショナルサービスの選択へ。

LALAMOVE

往復・荷物の大きさ・Door to Door(ドライバーのみ)・Door to Door(ドライバー+助手1人)などのオプションが用意されている。今回は、Door to Door(ドライバー+助手1人)のオプションを追加した。

料金は、配送料630B+オプション350Bで合計980B。普通にレンタカーを借りるよりも安い。

LALAMOVE

Advance orderから配送日時を選択。

LALAMOVE

荷主の名前と電話番号を入力。

LALAMOVE

支払い方法を選択。今回は、現金払いにした。Place orderで注文を確定。

LALAMOVE

すぐにドライバーが決定。ドライバーから所在地と荷物の種類を確認するための電話がかかってくる。タイ語が苦手な方は、アパートの守衛や管理人に代わってもらったほうが良いだろう。

LALAMOVE

定刻どおりドライバーが到着。

LALAMOVE

物量はこの程度。

LALAMOVE

一人分だとまだスペースが余っている。2〜3人分の荷物なら詰めそうだ。

30分ほどで積み込みが完了し、プラカノンに向けて出発。今回は僕一人だったこともあり、助手席に乗せてもらった。

積み下ろしもあっという間に終わり、最後に代金980Bを支払い、これにて引っ越しは完了。

LALAMOVE

部屋まで荷物を運んでくれる

テキパキと働いてくれたので、運転手と助手にチップを100Bずつ渡したが、それでも全支払額は1,180Bと破格であった。集荷から積み下ろし完了までの所要時間は、2時間弱。
迅速かつ格安なサービスである。

まとめ&プロモーション

LALAMOVE

MAIL BOXES ETC

LALAMOVEは専門の引っ越し業者ではないので、ダンボールは自分で用意する必要がある。また、梱包・開梱などのサービスも行っていない。

ちなみにダンボールは、Big Cやテスコロータスなどのショッピングモールに入居している「MAIL BOXES ETC」で購入できる。24×12×12(インチ)サイズが70B。(センチだと60×30×30程度のサイズ)
6箱購入したので、420Bがダンボール代だ。
今回の引っ越し作業にかかったトータル金額は、配送料980B+チップ200B+ダンボール420B=1,600Bだった。
日本円で5,000円程度で引っ越しが出来てしまうのだからありがたい。LALAMOVE様様である。

 ぜひ、単身者や自力で引っ越しをするという方には、このLALAMOVEをオススメしたい。

7月31日まで、バイク便が100Bオフ、ピックアップ&ハッチバックは15%オフになるプロモーションを行っている。利用する際は、ぜひこのクーポンコードを活用してほしい。

LALAMOVE

LALAMOVE.COM

  • バイク便100Bオフのクーポンコード:7GOFAST
  • ピックアップ&ハッチバック15%オフのクーポンコード:7GONOW

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