「明石さん、オーストラリアで最新の治療技術を習得しました。より良い治療ができるようになりましたので、ぜひ体験しにきてください」
と、お声がけいただいたのは、スクンビット・ソイ39の整体院「あおいニュートンクリニック」の田邉院長だ。
YiNDEEDで過去三度にわたり、ご紹介してきたあおいニュートンクリニック。
同クリニックが実践しているKYT治療法は本当に素晴らしく、一回で痛みの大部分を取り除いてくれる。(もちろん個人差はある)
バンコクにおける腰痛・肩こりの110番的存在というのは大げさではない。
そんなハイレベルの治療技術を持つ田邉院長が、さらに上のレベルの治療法を習得したというのだから、整体好きの僕としては体験しない訳にはいかない。
これ幸いと、あおいニュートンクリニックの扉を叩いたのだった。
よりハイレベルな治療技術を習得
Ken Yamamoto氏
そもそもKYT治療法とは何かご存じない方も多いと思うので、簡単に説明しておこう。
KYT治療法とは、世界的に有名な腰痛治療家であるKen Yamamoto氏が考案した治療法。「患部に触らずに、痛みの原因を見つけ出して治療する」根本治療だ。
Ken Yamamoto氏は、「世界から腰痛をなくしたい」という理念のもと、世界中を周りながら腰痛患者の治療にあたる。また同時に世界中のセラピスト向けにKYTメソッドのセミナーを実施し、治療家の育成にも注力している。
田邉院長は、Ken Yamamoto氏の解剖学、運動学への深い造詣と世界屈指の治療技術に感銘を受け、3年前にKen Yamamoto氏主催のセミナーでKYTメソッド(ベーシック)を習得。
それ以来東京やオーストラリアなど世界中で開催されているセミナーに定期的に参加し最新の技術を習得し治療技術を向上させている。
そして昨年11月にオーストラリアで開催されたセミナーで田邉院長は、更に進化したKYTの技術を習得してきたということなのだ。
KYT治療法については下記記事で詳しく紹介しているのでお読みいただきたい。
問診で痛みの原因を探る
まずは田邉院長による問診から。体験取材だからといって、形だけの施術するようなことはしない。
問診中、首の前方にある斜角筋を押されると、思わず悶えるほどの激痛が走った。
僕の背中はC字状のカーブを描いているようで、少し側弯気味という診断結果。前屈をしたときも、腰を回したときも左側が引っ張られている感覚が強い。
仰向けで足の長さをチェックしてみると、左が長い。
骨盤がずれていることで、足の長さに違いが出てしまっているようだ。
一にも二にも、骨盤
KYT治療法において重視するものは、一にも二にも「骨盤」。
骨盤のゆがみをなくし、位置を正しくすることに重点をおいた治療法なのである。
骨盤がずれていると腰痛や首、肩の痛みやコリ、膝の痛みなど様々な症状が出てくるため、まずは骨盤を正しい位置に戻す治療を行う。
直接、患部にフォーカスするのではなく、全身の骨格を人間本来の正しい位置に戻すことにより、痛みは自然と消滅していくという理論だ。
背骨を木に例えると、骨盤は植木鉢。
植木鉢が歪んで置かれていると、木も歪む。
植木鉢を平らな所に置けば、木もまっすぐになる。
だから骨盤が大切なのだ。
- 骨盤
- 肩甲骨
- 頭の位置
この3つを正しい位置に戻すことができれば、だいたいの痛みは取れるという。
これはKYT治療法では、「ベーシック」と呼ばれる基礎技術。
今回、田邉院長が習得してきた「アドバンス」という治療は、この3つを正しい位置に戻しても痛みが取れないときに行うもの。
ベーシックだけでも十分に素晴らしい効果を得られる治療法だが、さらにその上をいく治療技術なのである。
田邉院長とガプーク整体師
田邉院長は、なぜ痛みが発生しているのか、その原因からわかりやすく解説してくれる。大切な自分の体のことだから、痛みの原因を理解してから治療に臨めるのはありがたい。
田邉院長による診断のあとは、タイ人整体師「ガプークさん」による治療へ。
ガプークさんは、前回も施術してもらった当院のホープ。
信頼のおける整体師だ。
痛みとの戦いの先にあるもの
ベーシックからはじまりアドバンスまで、多種多様な技が診療台の上で繰り出される。
部位によっては激痛が走るが、ガプークさんはクールに治療を進めていく。
No Pain, No Gain
痛みなくして得るものなし
まさにこの言葉のとおりだ。
痛みに悶ながらも戦い抜き、治療が終わったときは、全身から力が抜けたような思いだった。
エクササイズを侮るなかれ
治療前は肩甲骨の近くにある斜角筋を押されると、思わず悶えるほどの激痛が走ったが、治療後にはまったくその痛みがなくなっていた。
思わず、「本当に斜角筋を押していますか?」と田邉院長に確認してしまったほどだ。
背骨もほぼ真っすぐになっている。
前かがみになると若干腰に張りを感じたので、それを田邉院長に伝えると、
「この程度なら治療ではなく、KYT式のエクササイズでも十分に痛みが取れますよ」という。
自宅でも簡単にできるエクササイズであるが、その効果はてきめんだった。
10分ほどのエクササイズで、腰の張りはなくなっていた。
「Yindeed見た」で初診料300Bが無料に!
今回も痛みを一発で取ってくれたあおいニュートンクリニック。田邉院長は勉強熱心で、治療に対してどこまでもストイック。
今後もより良い治療を求めてその腕を磨いて行かれるのであろう。
ガプークさんも来るたびに、技術が向上しているのが身をもって感じる。
ぜひ、体に痛みを感じている方は、あおいニュートンクリニックの扉を叩いてみてほしい。
Yindeedの読者は初診料300Bが無料になる。特に期限はないので、初診の方は忘れずに「Yindeedを見た」と伝えて欲しい。
あおいニュートンクリニック店舗詳細
- 営業時間:月〜金曜:10時〜13時、15時〜20時 土日:10時〜13時、15時〜18時
- 定休日:水曜、タイの祝祭日
- 住所:スクンビット・ソイ39(ソイ・プロムシー1)
- 最寄り駅:BTSプロンポン
- 料金:初診料300B、治療費1,800B/回、回数券(5回券7,500B、10回券13,800B )、レディースコース(5回)6,300B
- 電話番号:081-413-5411(日本語)、062-692-5488
- HP http://www.aoinewton.com/jp/home.php