2010年代のバンコクで最も変貌を遂げた街のひとつがオンヌットだろう。
僕がタイに移住した2011年の時点でオンヌット駅周辺にはいくつかの高層コンドミニアムが建ち始めていたが、そこからあっという間にバンコク屈指のコンドミニアム激戦区へと発展した。
住環境の良さから日本人の現地採用、単身駐在員、ノマドワーカーの間でオンヌット人気に火がつき、今ではアソーク、プロンポン、トンロー、エカマイに次ぐ、第五の日本人居住区となっている。
オンヌット人気の理由のひとつは、物件の選択肢が豊富にあるということ。
駅周辺だけでも10以上の高層コンドミニアムがあり、家賃もトンローやプロンポンに比べて割安。3ベッドや4ベッドという家族向けの物件は少ないが、スタジオ〜1ベッドルームなら1万バーツ台から選びたい放題である。
タイに引っ越してきたばかりの人なら、もう多すぎてどの物件がいいか分からなくなるほどであるが、今回はそんな群雄割拠のオンヌットに彗星のごとく現れた最新のコンドミニアム「KnightsBridge Prime Onnut」をご紹介したい。
バンコクの物件を数百件取材したことのある僕から見ても、KnightsBridge Prime Onnutの家賃に対するクオリティは驚くべきものだった。
現在、バンコクで1ベッドルームの部屋を探している方やタイ移住を検討中の方は、前のめりでご覧いただきたい。
オンヌット史上最も豪華なコンドミニアム。だけど家賃は驚くべき安さ!
KnightsBridge Prime Onnutは、日本の野村不動産とタイ現地大手デベロッパー「Origin Property社」による共同開発。野村不動産にとってはタイで初めてとなるタワーマンションプロジェクトである。
絶対に失敗したくない初タワマン。そのせいもあってか衝撃的とも言えるクオリティに仕上がっているのだ。
KnightsBridge Prime Onnutは、オンヌット史上最も豪華なコンドミニアムであるが、家賃はなんと14,000B(約48,500円)〜。
後ほど紹介するファシリティやお部屋の写真をご覧いただけば、誰しもが同じ感想を漏らすだろう、「えっ、安すぎじゃない?」と。
「でもオンヌットで一番豪華なのにその家賃ということは、駅からかなり離れてるんじゃないの?」
と思う方が大半かもしれないが、オンヌット住民にはおなじみのBIG Cのすぐ真横なのである。
KnightsBridge Prime OnnutはBTSオンヌット駅から650m、徒歩8分のオンヌット通り(スクンビット・ソイ77)沿いにある。
駅から物件までは商店街になっており、ローカル価格での食事や買い物が楽しめる。
オンヌット通りの商店街
また物件の隣りには生鮮食品から家具家電までなんでも揃う大型スーパー「Big C」もある。
BIG Cオンヌット店
豪華だけど家賃が安いのは立地が悪いから…というチートではない。
豪華なのに安くて立地も良し。しかも新築!というのがこの物件の恐るべき価値なのである。
オンヌットのQOLをネクストレヴェルに引き上げるKnights Bridge Prime Onnut
KnightsBridge Prime Onnutの入口
KnightsBridge Prime Onnutは、オンヌットのQOLをネクストレヴェルに引き上げるエポックメイキングなコンドミニアムと言えるだろう。
カタカナ英語ばかり訳わからん!というお叱りの声が聞こえてきそうなので、簡潔に表現すると、「オンヌット史上最も豪華な物件で、住むだけで生活の質が上がりまくりのコンドミニアム。なのに安い」ということだ。
これほど豪華な物件にこの家賃で住めるのであれば、今後、オンヌットの他のコンドミニアムは入居者獲得に難儀するだろう。
KnightsBridge Prime Onnutがオンヌットの賃貸物件の水準を大幅に引き上げてしまったのだ。
それほどの物件だと僕は感じた。
オンヌット通りにそびえ立つKnightsBridge Prime Onnut
バンコクの日系不動産会社「心友不動産」では、KnightsBridge Prime Onnutに日本人オーナーの部屋を20戸ほど管理している。
今回はその中から以下3タイプの部屋をご覧いただこう。
- 最上階47階のスタジオ
- 36階の1ベッドルームプラス
- 42階の2ベッドルーム
47階スタジオルーム
- 階数:47階(最上階)
- 広さ:22.77㎡
- 間取り:スタジオ
- 家賃:14,000B〜
スタジオとはリビングとベッドルームが分かれていないワンルームのことである。この部屋はキッチンが分かれているので日本で言う1Kという間取り。
家賃は衝撃の14,000Bだ。
22.77㎡と聞くと、狭いなぁと思うかもしれないが、3mという天井高、そして床から天井近くまでの高さがある大きな窓が開放感を生み出し、窮屈さを感じさせない造りになっている。
47階という超高層階だけあり、眺望も特筆すべき素晴らしさ。
眼下には他のコンドミニアムが立ち並び、この物件がいかに飛び抜けて高層かということがよくわかる。
高層階に住むと上昇志向が強くなる傾向があるという。仕事やプライベートが停滞気味だと感じている方にぜひこの部屋をオススメしたい。
内装やインテリアも淡いグレーで統一され、ほんのりとラグジュアリーさを感じさせるデザイン。
ソファもあるし、テレビはSHARPのAQUOS50インチ。
壁紙やベッド裏のデコレーションなど、内装にもお金をかけていることがひと目見てわかる。
クローゼットはひとつ。単身なら不足はないサイズ感だが、ほかに収納スペースは多くないのでモノはあまり増やさないようにしたほうが良さそうだ。
女性には嬉しいドレッサーもちゃんとある。
明るい窓際にはデスクもあり、照明スタンドまで付いている。
バリバリと仕事をするようなデスクではないが、ちょっとした作業は問題なくできそうだ。
在宅ワークをバリバリとしたい人は、後ほど紹介する38階にあるコワーキングスペースを利用するのがいいだろう。
バルコニーは朝日が入る東向き。物干し台は小さなサイズならバルコニーにも置ける。大きなサイズは部屋干しになりそうだ。
キッチンも一人暮らしには十分なサイズ。
設備は2口電気コンロ、シングルシンク、電子レンジ、2ドア冷蔵庫、乾燥機能付きドラム式洗濯機。
この家賃で洗濯機が乾燥機能付きとは…!
ベッドルームとガラスのスライドドアで仕切ることができるので、調理の匂いが部屋中に充満するのも避けられる。これがあるのとないのでは大違いなのだ。
新築はやはりバスルームなど水回りがピカピカなのが嬉しい。バスルームは広くも狭くもなく一般的なサイズ。
さすがにバスタブはなし。
シャワーブースには固定と可動の2つのシャワーがあり、使い勝手がいい。
洗面台周りに収納が少ないのが残念だが、鏡が大きいのはありがたい。
コンドミニアムは日本で言う分譲賃貸マンションなので、オーナーによってインテリアは異なる。間取りはいいのにインテリアがダサい、というのはタイのコンドミニアムあるあるだが、KnightsBridge Prime Onnutで心友不動産が管理する物件の内装はすべて自社で手掛けている。
そのためこの部屋のように上質な仕上がりになっているのだ。
家賃14,000Bでここまで家具家電、内装にこだわっている部屋は見たことがない。
快適な生活を送ってほしいというオーナー、心友不動産の心遣いが伝わってくるようだ。
36階の1ベッドルームプラス
- 階数:36階
- 広さ:34㎡
- 間取り:1ベッドルームプラス
- 家賃:18,000B〜
スタジオのあとに見ると、めちゃくちゃ広く感じるので、先にスタジオを内見することをオススメする。(笑)
家賃は18,000Bとこちらも格安。
玄関を開けてすぐにリビングという間取りは好き嫌いが分かれるかもしれない。僕は以前、同じような間取りの部屋に住んでいたことがあり、最初は嫌だなぁと思っていたが、すぐに慣れた。
スタジオの部屋と違い、玄関スペースにしっかりと靴箱などの収納がある。靴は意外とスペースを取るのでこれだけ収納があるのはありがたい。
スタジオとは違いリビングとベッドルームが分かれていて、ダイニングテーブルが置けるほど広々としている。
本や小物を置くのに良さそうな棚収納もある。
リビングに冷蔵庫があるのが少し変わっているが、この部屋はキッチンが狭めなのでこれは致し方ない。
ベッドルームは東向き。大きな窓があるので採光も申し分なし。
僕も以前、東向きの高層階に住んでいたことがあるが、ベッドから見る朝日の美しさは今でも印象に残っている。
ベッドルームにもエアコンとテレビあり。
クローゼットも単身なら不足ない大きさ。
キッチンはバスルームの横にある。他のスペースを広く取っていることもあり、キッチンは小さめ。ガッツリ料理をしたい人には物足りないかもしれない。
それでも調理スペースや収納は確保されているし、単身者のキッチンとしては不足はないだろう。
バスルームはスタジオより少し広め。特にシャワーブースが広々としているように感じる。
1ベッドルームプラスワンのプラスワンにあたるスペースがこちら。キッチンとバルコニーの間に作られたスペースで、デスクが置かれている。
スタジオでは在宅ワークをするのはスペース的に厳しかったが、ここなら問題なく仕事に打ち込めそうだ。
洗濯乾燥機はバルコニーに置かれている。その分、物干し台を置く余裕はないので、プラスワンを洗濯物干しスペースとして使うことになりそう。
42階の2ベッドルーム
- 階数:42階
- 広さ:55㎡
- 間取り:2ベッドルーム
- 家賃:30,000B〜
このタイプのお部屋はまだ内装が完了していないので、今回は42階のショールームをご覧いただこう。
家賃は30,000B〜とこちらも割安。(このショールームではなく高層階の2ベッドルーム)
2ベッドルームは角部屋になっているため、二面採光のパノラマビューが最大の魅力。
このショールームは南向きでチャオプラヤー川まで見渡す絶景がリビングから楽しめる。夜景もさぞ美しいことだろう。
仕事から帰って、ここから夕日や夜景を見ているだけで、疲れが取れそうだ。
この眺望だけでも30,000Bを払う価値があると思う。
ベッドルームからも南側の絶景が望める。
2ベッドルームは内装が完了次第、写真をアップデート予定。
お部屋の紹介は以上。
コスパ最優先、部屋は寝るだけという方はスタジオ、部屋で過ごす時間が多めという方は1ベッドルームプラス、二人で住む場合や眺望重視の方は2ベッドルームがおすすめだ。
いずれの部屋でも家賃はオンヌットの相場よりも安く、さらに新築なのだから文句のつけようがない。
心友不動産では、KnightsBridge Prime Onnutに日本人オーナーの部屋を20戸ほど管理しているので、今回紹介した以外の方角や間取りの部屋もある。きっとお気に入りのお部屋が見つかるだろう。
続いて、この物件の一番のセールスポイントである4つのファシリティ(プール、ジム、ラウンジ、コワーキングスペース)をご覧いただこう。
バンコクを一望する天空のインフィニティプール
37階にあるプールはバンコクを一望する絶景インフィニティプール。空に浮かんでいるような錯覚に陥る、まさに天空のプールだ。
初めて見たときはあまりの絶景に言葉を失ってしまった。
360度とはいかないまでも240度くらいは見渡せる。しかもジャグジーまで付いている。(泣)
14,000Bの家賃で住める物件のプールじゃないだろ、これは…
これまで数百件の物件を取材してきたが、このプールはバンコクでもトップクラスの素晴らしさであることは間違いない。
スクンビットの最高級クラスでもこれほどのプールは滅多にお目にかかれない。
このプールだけでもこの物件を選ぶ価値ありだと思うが、驚くなかれ。その他のファシリティも嘘かと思うほど素晴らしいのだ。
ムエタイリングまである吹き抜けのジム
プールと同じ37階にあるジムは吹き抜けのガラス張りでこちらも眺望が素晴らしい。
ランニングからウェイトまでマシンも充実している。
さらにはムエタイリングまであるのだから、恐れ入った。ムエタイリングがある物件はバンコクでも数えるほどしかないだろう。
もちろん、ここにトレーナーを呼んでプライベートレッスンを受けることもできる。
これほどの設備なら有料でフィットネスクラブに通う必要もない。
繰り返しになるが、これで家賃14,000B〜なのだ…
スチームサウナはガラス張り!
バー&ラウンジ
38階にはバー&ラウンジ&キッチンがある。
ラウンジがあるコンドミニアムは珍しくないが、ビリヤード台があるのは珍しい。
それだけでなく、バーカウンターや貸し切りができるキッチンまで備え付けられている。
友人を呼んでパーティをする場合、部屋のキッチンでは物足りないが、ここを使えば問題なし!
コワーキングスペース
ラウンジから階段を降りると、コワーキングスペースがある。
ここも吹き抜けになっていて、正面がガラス張りで眺望がスバラシイ。
ソファでまったりと読書をするもよし、デスクで作業をするもよし。ノマドワーカーが歓喜するような空間である。
ここに住めばコワーキングスペース代も節約可能だ。
ファシリティの紹介は以上。
プール、ジム、バー&ラウンジ、コワーキングスペースと、いずれも高級物件並のクオリティである。
こんなファシリティが当たり前になったら、もうほかのコンドミニアムには引っ越せなくなってしまいそうだ。
何度でも言うが、このファシリティが家賃14,000B〜使えるのだ。バンコク郊外ならまだしも、オンヌットでこれは衝撃的である。
1万B台で借りられるのならセカンドハウスとして借りるのもありかもしれない。
KnightsBridge Prime Onnutは、ネクストレヴェルのコンドミニアムだと最初にお伝えした意味がお分かりいただけたと思う。
もう早く入居したい!と前のめりになっているあなたのために、心友不動産で契約する4つのメリットをお伝えしたい。
心友不動産で契約する4つのメリット
高級感漂うKnightsBridge Prime Onnutのエントランス
心友不動産でKnightsBridge Prime Onnutを契約するメリットとして、以下の4つが挙げられる。
1. 高層階
2. 割安
3. 家具家電、インテリアが日本人好みのスタイル
4. オーナーが日本人
せっかくの47階建てなら高層階に住みたいもの。心友不動産では高層階の部屋を抑えているにもかかわらず、家賃設定は割安。
各部屋の写真をご覧いただいとおり、家具家電、インテリアが洒落ていて日本人好みのスタイル。
そして個人的に最大のメリットだと思うのが、オーナーが日本人であるということ。
心友不動産が仲介に入るので、入居者がオーナーと直接連絡を取り合うことは皆無だが、やはり日本人同士だと話も早いし、なにか問題が起きたときの対応も安心できる。
家賃とそれに対するお部屋とファシリティのクオリティ。そして日本人オーナーであること。
お世辞抜きでこれほど条件のいい物件はオンヌットではいくら探しても、KnightsBridge Prime Onnutで心友不動産が管理する部屋くらいだろう。
それほど好条件なのである。
心友不動産が管理する部屋は全20戸。最上階など特に条件のいい部屋は早い者勝ちである。
興味がある方は、お早めにお問い合わせを!
お問い合わせ先
- 心友不動産(SHINYU REAL ESTATE CO., LTD.)
- Eメール:info@shinyurealestate.com
- 電話:02-001-3033(オフィス)、06-2360-8517(営業直通)
- HP:https://www.shinyurealestate.com/ja
KnightsBridge Prime Onnutについては以上。
最後に、オンヌットをよく知らないという方のためにオンヌットの住環境の魅力を紹介したい。
オンヌットの魅力的な住環境
オンヌットがなぜそれほど魅力的なのか?その理由には以下の5つが挙げられる。
1. 駅前に商業施設が豊富
2. 交通の便がいい
3. 日本食レストランが充実
4. プロンポン、トンローに近い
5. ほどよいローカル感と物価
1. 駅前に商業施設が豊富
センチュリームービープラザ・オンヌット店
BTSオンヌット駅前にはショッピングモール「センチュリームービープラザ」をはじめ、テスコロータスやBigCといった大型スーパーもある。
テスコロータス・オンヌット店
2. 交通の便がいい
物件前のオンヌット通りにはバイクタクシー乗り場もあり
オンヌット駅からすぐのスクンビット・ソイ50には高速道路の入口があり、車通勤の方に便利。
またスワンナプーム空港まで20kmと近く、空いていれば車で20分もかからない。
3. 日本食レストランが充実
センチュリームービープラザには大戸屋、かつや、吉野家、リンガーハット、モスバーガー、ペッパーランチなど、日本食レストランが充実し、ここは日本か?と錯覚するほど。
センチュリームービープラザ以外にも日本食レストランや居酒屋は多数あり、日本食に飢えることはない。
4. プロンポン、トンローに近い
BTSプロンポン駅まで4駅
日本人が最も多く住むプロンポン、トンローにもBTSで10分ほど。日本人同士の会食はプロンポン、トンロー界隈になることがほとんどなので、飲んだ帰りにすぐ帰宅できる立地は外せない条件のひとつなのである。
5. ほどよいローカル感と物価
屋台が並ぶ物件近くのスクンビット・ソイ77/1
オンヌット駅周辺や物件周辺には商店街があり、ほどよく下町感が味わえるのがオンヌットの魅力。
物価もプロンポン、トンローに比べれば1〜2割ほど安いのも嬉しい。
駅前を中心に開発が進み、日増しに便利になるオンヌット。これからますます日本人向けの店が増えるのは間違いないだろう。
「現地採用やノマドワーカーがバンコクで最初に住むならオンヌットがいい」
これはバンコクに暮らす多くの人が賛同する意見だろう。
そして今、オンヌットに住むなら、Knights Bridge Prime Onnutが筆頭候補に挙がるのは間違いない。
繰り返しになるが、心友不動産が管理する部屋は全20戸。いい部屋は早い者勝ちである。
内見のお問い合わせはお早めに!
Knights Bridge Prime Onnutのお問い合わせ先
- 心友不動産(SHINYU REAL ESTATE CO., LTD.)
- 住所:8 T-One Building, 12th Floor (Unit 1-2), Soi Sukhumvit 40, Khwang Phra Khanong, Khet Klong Toei, Bangkok 10110
- Eメール:info@shinyurealestate.com
- 電話:02-001-3033(オフィス)、06-2360-8517(営業直通)
- HP:https://www.shinyurealestate.com/ja