サパーンレックの27日(日)時点の様子

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この橋の右側がサパーンレック市場の入口。

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サパーンレック入口

橋の入り口近くの店舗はまだ営業している店が多かったが、奥に進むと閉店している店舗が目立った。およそ1/3ほどの店舗がすでに撤去命令に応じ、撤収したようだ。

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運河の上に無数の店舗が並ぶ

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コピーゲームソフトを売るお店はまだ営業していた。

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BBガンも人気のようだ。
ちょうど腕時計の電池が切れていたので、時計屋で電池を交換してもらうことにした。
交換作業をしてもらいながら、撤去について店主のおじさんに話を聞いてみた。

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僕:撤去命令が出たようですが、どこかに移転するんですか?

おじさん:そうなんだよ。移転先はまだはっきりとは決めていないけど、すぐ先にあるMega Plazaに移転するつもりだよ。

僕:そうなんですね。他の店舗もみなMega Plazaに移転するんでしょうか?

おじさん:うーん、どうだろうねぇ。それは分からないけどここから近いし、スペースもあるみたいだから多くの店舗はそこに移転するんじゃないかな。

僕:おじさんは、何年くらいここで商売をしているんですか?

おじさん:何年? そうだな、もう30年以上になるね。二十歳頃からここで商売を始めて、今は55歳だよ。

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おじさんが移転先として検討中のMEGA PLAZA

ものの5分ほどで、電池交換が終了。
スイス製の電池を交換し、料金はわずか150Bだった。もちろん工賃込み。
前回、スクンビット近くで電池交換をした時は、500Bだったのでやはりここは破格の安さだ。
バンコクが東南アジアの随一のメガシティーとして発展を続ける中で、サパーンレックのようにアジアのいかがわしさを感じられる一面は、徐々に姿を消していく。
この手のお店は、パンティッププラザやMBKのようなショッピングモールに集約されていくのだろう。
やはり今しか見れないモノは今のうちに見ておかなければと、今回のサパーンレックの撤去命令を見て、改めてそう感じた。
最後に見ておきたい! という方へ、最寄り駅のMRTフアランポーンからサパーンレックまでの経路をご紹介しておこう。

それではまた明日!