バンコク旧市街ラッタナーコーシン島への入口となるマハカーン砦のすぐ近くにある寺院「ワット・サケット」。ワット・サケットは、別名ワット・プーカオトーン(Golden Mountain)と呼ばれ、小高い丘の上にある黄金の仏塔が有名な格式高い寺院である。
仏塔がある頂上からは、バンコク市街を360度見渡すことができ、旧市街の絶景スポットとして観光客にも人気がある。

wat saket
丘の上にある黄金の仏塔 ワット・プーカオトーン

このワット・サケットでは、毎年11月のロイクラトンの前後に9日9晩に渡り、Temple Fair(テンプルフェアー)が行われる。
今年は11月18日(水)〜27日(金)までの開催となる。
普段、黄金の仏塔がある頂上は17時半までしか入ることができないが、Temple Fair期間中は24時まで入ることができる。
年に一度のお祭、そして普段なかなか目にすることのない旧市街の夜景を堪能するしかない! ということで先週日曜日に行ってきた。

Temple Fair 2015 Wat Saket

wat saket temple fair
ワット・サケットへ続く道には屋台がぎっしり

マハカーン砦からワット・サケットへと続くBoripat通りには、屋台・露店が道の両脇と中央にびっしりと広がり、歩くのも困難なほどの混雑。タイのお祭りでこれほどの混雑を体験するのは初めてだ。

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屋台を冷やかしながらようやくワット・サケットの入口に到着。

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移動式観覧車も出ており、完全に縁日気分。

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各所では盛んにタンブンも行われている。

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ここが頂上へと向かう344段の階段の入口。

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参道もライトアップされていたり、途中にカフェがあったりとなかなか良い雰囲気。

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10分ほどで頂上の仏塔へと通じる建物に到着したものの、ものすごい混雑。
30分以上並びようやく仏塔へ!

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黄金の仏塔は真っ赤な布で覆われ、その存在感は圧倒的。参拝客は熱心に祈りを捧げ、頂上は神秘的な雰囲気に包まれている。
眼下には、バンコク市街の夜景が360度広がる。特にライトアップされた王宮やワット・ポーなどの歴史的な寺院が点在する旧市街の夜景は、幻想的の一言である。

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普段、スクンビットで暮らしていると忘れてしまいそうになるが、この光景こそがバンコクを象徴するものであり、バンコクという都市が持つ魅力を再確認することができた。やはり旧市街はいい。

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この赤い布には自分でメッセージを書き込むこともできる。僕も書き込んでおいた。

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しばらくこの光景と雰囲気を堪能し、満足したところで下に降りる。

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びっしりと屋台が続いている様子が見える。ものすごい規模である。

下に降りると、ロイクラトン的なものも行われていた。

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ワット・サケット(プーカオトーン)の地図

ワット・サケット近くにある2軒の行列店

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ティップサマイ

ワット・サケットから歩いてすぐのところには、行列のできる有名店が2軒ある。
ひとつは、クイッティアオ屋台、もうひとつは、バンコクでもっとも有名なパッタイ屋「ティップサマイ」だ。

wat saket temple fair
行列のできるクイッティアオ屋台

この2軒は食事時にはいつも行列を作っている。
特にティップサマイの人気は凄まじく、この日もご覧の通りの行列ができていた。

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ティップサマイ 食事時はいつもこのような行列ができる

ティップサマイ地図

クイッティアオ屋台地図

テンプルフェアーは、27日(金)までの開催となる。このワット・プーカオトーンの頂上の雰囲気はぜひ体験してほしい。
スクンビットから少し距離はあるが、訪れる価値はあると思う。

それではまた明日!