2月17日(水)〜21日(日)まで、バンコクのクイーンシリキット・ナショナルコンベンションセンターで、タイ国内最大の旅行博「TITF(Thai International Travel Fair)2016」が開催中だ。
タイ人観光客の誘致に取り組む日本の地方自治体や企業などインバウンド関係者が最も注目するイベントである。今年も日本からほぼすべての自治体がブースを出展している。
日本の旅行博と違い、TITFでは実際に航空券やツアー、ホテル宿泊などの旅行商品が販売されるため、お得な旅行商品や観光情報をGETしようと多くのタイ人が訪れる。
昨年の来場者は35万人。タイ最大の旅行シーズンである4月のソンクラン(タイ正月)前の駆け込み需要というタイミングでもあり、毎年大変な盛り上がりを見せるイベントなのである。昨年のTITFのレポートは以下の記事をご覧いただきたい。
タイ最大の旅行博「TITF 2015」の写真&動画レポートをお届け!
TITF初日、開場直後の様子
僕もお客様が日本からブースを出展しているので初日の今朝から会場に詰めているが、開場と同時に多くのタイ人が来場しているのには驚いた。平日の午前中になぜこれほどの人が集まるのか。
メインホールの右側半分が日本エリア
日本エリアがダントツの集客力を誇る
NHKのどーもくんも出張中
千葉県のマスコット・チーバくんもタイではお馴染の存在に
JNTO(日本政府観光局)のブース
日本を訪れるタイ人観光客は、2012年に26万6040人、2013年に45万3,642人、2014年は65万7,000人、2015年は79万6700人と、直近4年間で約3倍に増加している。
毎年、JNTO(日本政府観光局)や地方自治体、企業がこのTITFでブースを出展し、情報発信に努めてきたことが訪日タイ人の急増に寄与していることは間違いない。
TITFは、旅行好きなタイ人と直接コミュニケーションを取り、意見を聞くことができるのでマーケティングには絶好の機会でもある。
インバウンド関係者だけでなく、在タイの日本人にもタイ人観光客の誘致に取り組む自治体や企業の姿やタイ人の日本旅行に対する熱気を感じに、TITFに足を運んでほしい。
TITF2016のレポートは、来週改めてお届けしたい。
それでは会場でお会いしましょう!
- TITF2016 #18
- 2016年2月17日(水)〜21日(日)
- 会場:クイーンシリキット・ナショナルコンベンションセンター
- 最寄り駅:MRT Queen Sirikit National Convention Center駅
クイーンシリキット・ナショナルコンベンションセンターの地図