3月上旬、エアアジアから突然電話がかかってきた。月末にプーケット行きの航空券を予約していたので、ディレイか何かの連絡かと思ったが、「チェンマイ&チェンライに行って旅行記を書いてくれないか?」という相談だった。
詳しく聞いてみると、エアアジアとタイ国政府観光庁による“食”がテーマのキャンペーンで、チェンマイとチェンライの名物料理を紹介して欲しいのだという。
僕だけでなく、元同僚で友人でもあるブロガーのガタさんにも声を掛けていると聞き、ふたつ返事で了解。
ガタさんは、ushirogata.comという旅がメインのブログを運営していて、フリーペーパーのDACOでもライターとして活躍している。読んだことがある人も多いと思うが、DACOの「ヒマラヤ特集」や「オマーン特集」、「マレー半島縦断特集」はガタさんが執筆したものだ。
画像はushirogata.comより拝借
旅の達人であり、タイ好き、写真好き、寺好き、そして最近はモスクにご執心、と興味のある物事がガタさんとは限りなく被っている。さらに年齢は1つ違い(僕が1つ上)でお互いアラフォーの紛れもないオヤジ。
旅の相棒としてはこれ以上ない存在だし、楽しくなりそうな予感しかしない。
急遽、プーケット行きをキャンセルし、3月下旬に三泊四日でガタさんとチェンマイ&チェンライを回ってきた。
これから4話連続でその旅行記をお届けしたい。
ガタさんの旅行記は下記より。
爆走800km! バイクで駆け抜けるチェンマイ&チェンライの旅
どうしても行きたかったルートがあるということで、ルート決めは完全にガタさんに丸投げ。今回の旅はざっくり以下のようなルートに決まった。
- 1日目 チェンマイ〜ランプーンなど近郊紹介(チェンマイ泊)
ここが見どころ>北タイでわずか4寺! 美しすぎる第一級王室寺院「ワット・プラタート・ハリプンチャイ」
- 2日目 チェンマイ〜チェンダオ(温泉)〜チャオプラヤー川の源流〜ドイアンカーン(ドイアンカーン泊)
ここが見どころ>野趣あふれる温泉と少数民族の街
- 3日目 ドイアンカーン〜ファーン(温泉)〜ドイメーサロン〜メーサイ(メーサイ泊)
ここが見どころ>絶景の茶畑からタイ最北の街、メーサイへ
- 4日目 メーサイ〜ドイトゥン〜ゴールデントライアングル〜チェンセーン〜チェンライ(近郊紹介)
ここが見どころ>古代遺跡とメコン川の街、チェンセーン
見どころ満載というより、見どころしかない魅力的すぎるルートだ。ルートの詳細は改めてお伝えするが、4日間の想定走行距離は700〜800km! 東京から広島までと同程度の距離である。しかもそのほとんどがミャンマー国境沿いの山道を走るという、なかなかハードそうな道のり。
お尻の皮が耐えられるかどうか、それだけが心配である。
それでは1日目、チェンマイ&ランプーン編をどうぞ!
初日のルート
バイクはチェンマイ空港で借りてチェンライで乗り捨て
3月23日(金)8時40分、定刻通りバンコク・ドンムアン空港を発ったエアアジアFD3443機は、ジャスト1時間で快晴のチェンマイ国際空港に着陸。
まずは四日間の足となるバイクをチェンマイ空港で借りる。
Bikky Chiang Mai
空港内にあるレンタルバイク屋「Bikky Chiang Mai」ならチェンライ市内にも支店があるため、最終日にチェンライで乗り捨てができる。
乗り捨て料金として別途1,000Bが掛かるが、利便性を考えれば高くはない。
三泊四日のレンタルバイク料金は下記のとおり。
- 車種:Click125i
- レンタル料:300B/日×3.5日=1,050B
- チェンマイ空港へのバイクの輸送料:50B
- 乗り捨て料金:1,000B
- 合計:2,100B
- デポジット:3,000B(バイク返却時に返金)
- 必要書類:パスポートのコピー
Bikkyでバイクを借りるのは初めてだったが、車種も豊富で対応も悪くなかった。空港でバイクや車を借りたい人は事前にHPから予約をしておいたほうが良いだろう。
チェンマイで一番美味しいと評判のカオソーイ・メーサイへ
一般的なカオソーイ
忘れてはならないのが、今回はSupported by エアアジア&タイ国政府観光庁の“食”の旅だということ。ただバイクで遊びに来たのではないということをガタさんと再確認し、まずはチェンマイNo.1の呼び声高いカオソーイの名店、「カオソーイ・メーサイ」へとバイクを走らせる。
タイ北部に位置するチェンマイは、いわゆる北タイ料理と呼ばれる郷土料理がある。その筆頭がカオソーイだ。
改めて説明する必要がないほど日本人にもよく知られた料理で、一言で表せばカオソーイとは「カレーヌードル」である。
スパイスがきいたカレースープにココナッツミルクを加え、麺は平打ちの中華麺を使う。
「カレー」×「麺」という我々が慣れ親しんだ組み合わせの料理であるため、カオソーイ好きの日本人は多い。
YiNDEEDでは以前、バンコクで美味しいカオソーイが食べられるカフェをまとめているので、ぜひ参考にしてほしい。
本場であるチェンマイには数え切れないほどカオソーイを出す店があり、専門店も少なくない。僕もこれまでカオソーイ・ラムドゥアンやカオソーイ・サムージャイをはじめ、何軒かの専門店でカオソーイを食べてきたが、どこも甲乙つけがたい旨さだった。
だが、多くの人がチェンマイで一番美味しいカオソーイだと評価する、「カオソーイ・メーサイ」は未体験だったこともあり、今回の旅ではいの一番で訪れたいと思っていたのだ。
これがチェンマイNo.1のカオソーイだ!
カオソーイ・メーサイ
チェンマイ空港からバイクで北へ20分、11時過ぎにカオソーイ・メーサイに到着。セントラルデパートからほど近く、旧市街からのアクセスも悪くない。
お昼前だったこともあり難なく席を確保し、お目当てのカオソーイ・ガイ(チキン)を注文。
メニューを見ると、カオソーイはチキンの他に牛や豚もあり、米麺のクイティアオやナムギヤオもあるようだ。
カオソーイ・メーサイのカオソーイ・ガイ
注文からわずか数分でカオソーイが運ばれてきた。
骨付きのもも肉は箸で簡単にほぐれるほど、ほろほろに煮込まれている。最初は付け合せのライムや高菜などは入れず、そのままのスープを味わう。
スープは少しこってり目で程よく辛味も効いている。ココナッツミルクの配分もちょうどよく、甘すぎないのがイイ。
ここで高菜とマナオを投入し、酸味を加え、あとは一気に完食。
量が少な目ということと、スープが温めだったことを除けば、満足度の高い一杯だった。
カオソーイ・ガイは売り切れ御免。昼を過ぎにはチキンが売り切れることが多いらしいので、早めの来店がオススメだ。
休む暇なく腕を振るう
- 店名:KhaoSoi MaeSai(カオソーイ・メーサイ)
- 住所: Ratchaphuek Road, Chang Phueak, Chiang Mai, Thailand
- 電話番号: 053-21-3284
- 営業時間:8時(カオソーイは9時〜)〜16時(売切れ次第終了) 日曜休み
- 料金:カオソーイ・ガイ(45B)、カノムジーン・ナムギヤオ(30B)
- Facebook:https://www.facebook.com/khaosoi.maesai.chiangmai
チェンマイで人気のカオソーイ屋はまだまだある。有名店12軒をグーグルマップにまとめたので、ぜひ活用して欲しい。
チェンマイのカオソーイ最強MAP
宿はナイトマーケットにほど近いUNO Chiangmai
1階がカフェなのも便利
カオソーイ・メーサイで腹を満たした二人のオヤジは、その足で今晩の宿、「UNO Chiangmai」へ向かう。
旧市街とピン川を結ぶロイクロ通り沿いにあり、ナイトバザールまで徒歩3分という好立地。ロイクロ通りはレストランやバー、マッサージ店などが立ち並ぶツーリスティックなエリアで、バイクや車といった足がなくてもこの辺りに泊まれば不便はない。
UNO Chiangmaiはドミトリー部屋もあるので、バックパッカー的な旅をしたい方にもオススメできる。
北タイを旅する前に知ってほしい3つのこと
今回、ランプーン、チェンマイ、チェンライというタイ北部3県を回る旅になるが、見どころには山や寺院が多い。
寺院に関しては、正直あまり興味がない人が多いと思う。だが、ほんのわずかでも知識があるだけで寺院の見学は楽しめる。
ぜひ北タイを旅する前に、寺院に関して3つのことを覚えておいてほしい。
①ランナー様式
タイの寺は、ロケーションが抜群だったり、豪華絢爛だったりと、日本の寺よりもエンターテイメント性が高く、観光地としても楽しめるところが多い。
むしろ寺が楽しめないとタイの地方は楽しめない、と言ってしまっても過言ではない。
特にランナー王国が統治をしていたタイ北部の地域(チェンマイ、チェンライ、ランプーン、ランパーン、ナーン、パヤオ、プレー、メーホンソーン)は、寺院もランナー様式と呼ばれる独特のスタイルで造られている。三層の屋根や木造のファサード、立方体の仏塔(チェディ)など12の特徴があり、そのフォルムは惚れ惚れするほど美しい。
②王室寺院
続いて2つ目は、「王室寺院」。
タイの寺院には王室寺院というものがあり、一級、二級、三級と格付けが分かれている。
- 第一級王室寺院:王族自らが建てた寺院
- 第二級王室寺院:王族に寄進するために建てられた寺院
- 第三級王室寺院:一般人が建て、その後王室の認定を受けた寺院
さらに第一級〜第三級の中で10段階に格付けされているのだが、詳しくは以前書いた以下の記事を参考にして欲しい。
タイ北部に第一級王室寺院は4寺あり、それぞれ下記のとおり。
- チェンマイ県:ワット・プラシン
- ランプーン県:ワット・プラタート・ハリンプチャイ
- スコータイ県:ワット・プラシーラッタナーマハータート
- ピサヌローク県:ワット・プラシーラッタナーマハータート
出典:タイの王室仏教寺院一覧 | wikipedia
目ぼしい観光地がないタイの地方では王室寺院を旅の目的にしても面白いと思う。
③プラタート
仏舎利塔
最後は初日の見どころ、「ワット・プラタート・ハリプンチャイ」の名前にもある「プラタート」という単語。
これはタイ語で「仏舎利(釈迦の遺骨・遺灰・毛髪など)」の意味で、プラタートという名がつく寺院はすなわち仏舎利が収められている寺院ということである。
プラタートを冠した寺院はタイ国内に20寺以上あり、その全てが北部と東北部に集中している。中部や南部にはまた別の名前を付けるようだが、それが何だったかは失念してしまったので、また思い出し次第、追記したい。
貴重な仏舎利が収められている寺院がタイだけでもこんなにあるのか? と疑問に思っていたが、ガタさんが調べたところによると、プラタートとは必ずしも本物の仏舎利(釈迦の遺骨・遺灰・毛髪など)だけでなく、宝石や高僧の遺骨・遺灰などが含まれることもあるそうだ。
北タイを旅する前に知っておいてほしい3つのことは以上。
それでは旅行記に戻ろう。
古都ランプーンへ
ランプーン(Lamphun)を訪れたことがある人はどれだけいるだろうか。ランパーン(Lampang)ではなくランプーンである。
ランプーン県はチェンマイの南に位置し、チェンマイ市街からランプーン市街までは約30km。チェンマイから気軽に訪れることができるものの、一級と呼べるような観光地がないため、多くの方が訪れることなくスルーしてしまっていると思う。
750年頃からチェンマイのランナー王国に統合される13世紀末まで、モン族によるハリプンチャイ王国の都として繁栄した歴史を持つランプーン。
チェンマイのようにお堀と城壁に囲まれた旧市街があり、街には美しい寺院が点在する。二年前に初めてランプーンを訪れた際、風情ある古都の佇まいに一発で惹き込まれてしまった。
ランプーン旧市街に残されている城
最大の見どころは、第一級王室寺院のワット・プラタート・ハリプンチャイだが、もうひとつ丘の上に絶景寺院があるという。
ワット・プラタート・ハリプンチャイは夕方が最もその美しさが引き立つ時間帯なので、まずは絶景寺院から攻めることにした。
ランプーンを一望する丘の上の絶景寺院
チェンマイ市街を昼過ぎに発ち、30分ほどでランプーン県に入る。山へと続く滑走路のようにまっすぐな道の正面に、寺院と仏塔が鎮座する姿が目に飛び込んできた。
どっからどう見ても丘の上の絶景寺院で間違いないだろう。
それにしても、これほどテンションが上がる参道はなかなかお目にかかれない。お寺に向かうまでの道がすでに絶景である。
まず山の麓の本堂に参拝しておこう。
こちらは「Wat Phraphutthabat Tak Pha(ワット・プラプッタバーット・タクパー)」という寺院。
「プラプッタバーット」とは、仏足石という意味であり、ここは仏足石がイチオシのお寺ということになる。
正面の風格あるお堂に足を踏み入れると、やはりあった。
仏足石だ。
なかなかの大きさである。由来は分からないが由緒正しきものなのだろう。
サクッと仏足石にお参りし、丘の上の仏塔を目指してバイクで駆け上がる。
仏塔の名前を確認すると、「Phrathat Chedi Si Khruba(プラタート・チェディ・シィクルーバ)」だという。
はい、出ました。早くもプラタートの登場です。
この仏塔には仏舎利が収められているのだろう。
麓から階段で登って来ることもできる
仏塔がある頂上からはランプーンが一望できる絶好のロケーション。さすがにプラタートと名がつく寺院は期待を裏切らない。
参道、仏足石、仏舎利、そして絶景。全てにおいて満足度の高いお寺だった。
おそらく今後もガイドブックに載ることはないと思うが、ランプーンに来たらぜひ訪れて欲しい。
美しきランプーンの旧市街
花咲き誇るランプーン旧市街
絶景寺院を後にし、いよいよランプーン最大の見どころであるワット・プラタート・ハリプンチャイへと向かう。
1時間ほど走り、17時頃にハリプンチャイ旧市街に到着。
まだ少し日が高いので寺院周辺を徒歩で散策する。
3月末のタイはちょうど暑季入りしたタイミングで日中は35℃前後の猛暑。街歩きには暑さが和らぐこの時間帯がちょうどよい。
タイの暑季と言えば、花とフルーツの季節でもある。
タイ北部はマンゴーやミカン、ライチなどフルーツの産地としても知られていて、このバイク旅の最中もいたるところで花とフルーツ畑に出会った。
楼門には「Nakorn Hariphunchai」の文字が
ランプーンの旧市街には色とりどりの花が咲き誇り、歩いているとふわっと花の香が鼻をくすぐる瞬間がある。
タイは四季がなく、季節感がないと言われるが、花や果実などで季節の移ろいを少しは感じることができる。特に山岳地帯の多いタイ北部ではバンコクよりもそれを強く感じられる。
旧市街を流れるクアン川
川沿いのカフェでバミーを啜っていると日が傾いてきた。
時刻は18時半。そろそろいい時間だなと、ワット・プラタート・ハリプンチャイへ向かう。
この日は何かのお祭りがあるようで、寺院周辺は露店がぎっしりと並んでいた。
タイで最も古く、格式高い仏塔
ワット・プラタート・ハリプンチャイ
ワット・プラタート・ハリプンチャイは古代ハリプンチャイ王国時代の1108年に建立されたと伝えられている。ランナー様式の大きな本堂や整然とした境内の美しさもさることながら、最大の魅力は高さ46mの黄金の仏塔だろう。
タイ北部で初めて仏陀の髪を収めた格式高い仏塔であり、タイ国内最古の仏塔として認識されている。
チェンマイで最も有名な寺院であるドイステープの黄金の仏塔は、この仏塔をモデルにして造られたという。
マジックアワーのハット・プラタート・ハリプンチャイ
圧倒的な存在感、そして纏っている神秘的な空気感は、これまで見てきた数々の仏塔の中でも群を抜いている。
これほど歴史があり、格式高い寺院にも関わらず、外国人観光客の姿はほとんど見られない。観光地ではなく“信仰の地”として、今もランプーンの人々の心の拠り所になっている寺院なのだろう。
お祈りをしながら仏塔を三周する
タンブンをしたり、写真を撮っていると雨が降ってきた。読経を聞きながら、本堂で雨宿りをさせてもらう。
雨音と読経をBGMに眺めるお寺も風情があっていい。
これまでタイで100以上の寺を見てきたが、このワット・プラタート・ハリプンチャイは、三本の指に入るほど好きな寺院。
歴史、格式、本堂、仏塔、周辺の環境。全てが一級と言える寺院だ。
ランプーンに一級の観光地はないが、一級の寺院はある。
チェンマイのリピーターであれば、ぜひ一日ランプーンまで足を延ばしてほしい。
ちなみにロイクラトンの夜は境内にランナー様式のランタンが灯され、ご覧のとおり幻想的な雰囲気に包まれる。
北タイ料理の老舗レストラン「フアンペン」
雨が止み、時計を見ると20時。とっぷりと日が暮れたワット・プラタート・ハリプンチャイを後にし、チェンマイへの帰路につく。
寺ばかり回っているので勘違いしてはいけないが、この旅のテーマは“食”である。
北タイ料理に舌鼓を打つべく、チェンマイ旧市街にある老舗レストラン「Huen Phen(フアンペン)」へ直行した。
到着したのは21時20分。ラストオーダーの21時半ぎりぎりの時間だったが、なんとか入店できて一安心。笑
店内は、“ザ・北タイ”というデザインの飾り付けがされていて、チェンマイに来てるんだな〜という気分が盛り上がる。
お目当ては、1つの皿に様々な北タイの郷土料理が盛り付けられた「カントーク」という料理。元々はランナー王朝の宮廷料理で、現在では結婚式やお祭りなどの特別行事の際に供されるお祝い膳のようなものらしい。
フアンペンはカオソーイの名店としても知られているが、北タイ料理店なのでもちろんカントークもある。(メニューを見て初めて知ったことは内緒…笑)
カントークの他には、茄子のヤムや筍と豚のスープ、豚の挽肉サラダを注文。
カントーク
じゃーん! これがカントークです。
ゲーンハンレー(北タイ風豚カレー)、チキンカレー、サイウア(チェンマイソーセージ)、豚のラープ、ケープムー(豚皮のカリカリ揚げ)、ケープムーや野菜をつけるディップ(ナムプリック・オン、ナムプリック・ヌム)、バナナのココナッツミルク煮、もち米が盛られている。
オヤジ二人のテーブルが一気に華やかに。笑
ラープ(右手前)が美味しかった
バナナのココナッツミルク煮が激甘だったことを除いて、どれも満足できる美味しさだった。
正直、観光客向けのお店だろうし、大したことないのでは? と穿った見方をしていたが、さすがに長年営業を続けている老舗だけあり、良い意味で裏切られた。
しかも会計は二人で800Bほどと、コスパも抜群。
チェンマイで気軽に北タイ料理を味わいたい時にフアンペンはおすすめできる。
- 店名:フアンペン(Huen Phen)
営業時間:8時半〜16時、17時〜22時 - 住所:112 Ratchamanka Rd, Tambon Phra Sing, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50200
- TEL:053-277-103
チェンマイの夜と言えば、ナイトマーケット
フアンペンで北タイ料理に舌鼓を打ち、食後の散歩でもしますかぁ〜と、二人で向かったのが、ホテルから徒歩3分のナイトバザール。
チェンマイにはいくつかナイトマーケットがあるが、ここは毎晩開催されてて、規模もデカいので暇つぶしには最適。
売られているものはザ・タイのお土産というものばかりで今さらソソられるものはないが、初めてタイに来る人ならかなり楽しめるはず。
ナイトマーケットにバンドは欠かせない
パシャパシャと何枚か写真を撮り、散策終了。
ホテル近くでマッサージをしてもらい、初日の夜が更けていったのであった。