一昨日にお届けした、軍事政権以降に撤去されたバンコクの屋台や市場についてまとめた以下の記事は大きな反響をいただいた。

消えゆくバンコクの屋台街 | YINDEED MAGAZINE

読者の方からは、「タイの文化である屋台が失われていくのは非常に残念」という声が多かった。僕も毎日のように屋台料理を食べているので、手軽に、格安に食事ができる屋台が失われていくのは寂しいものがある。
屋台料理を目当てに、タイに旅行に来るという観光客の方も多いだろう。そんな「屋台料理がないタイなんて考えられない!」という屋台料理Loverに朗報が届いた。
明日26日(金)〜28日(日)までの3日間、セントラルワールドにて、「ストリート・フード・メイクオーバー・フェスティバル2016」が開催されるのだ。

ストリート・フード・メイクオーバー・フェスティバル2016とは?

padthaiパッタイ屋台

今回が第1回目の開催となるタイ政府観光庁主催のこのイベントは、屋台料理の質と露店デザインを向上させることを目的に行われる。
タイの屋台料理を代表するパッタイ(焼きそば)をはじめ、ラーメンバーガー、もち米、焼き豚など、バンコクで最も創造性に富んだ30種類の屋台料理が登場する。コンテストも行われ、勝者には商品が贈られるということだ。
タイ観光投資局によると、屋台や露店をより魅力的にするために、タイ政府観光庁が大学やデザイナーに呼びかけ、様々なアイデアやデザインを提供してもらったという。

観光投資局のウィブーン局長は、「このイベントは、屋台料理と露店デザインの向上を目的としています。TATが高等教育機関に呼びかけ、魅力的な屋台にするためのおもしろいアイディアやデザインを提供してもらいました。屋台料理は観光客、特に若い旅行者に人気があります。」と述べました。
ストリート・フード・メイクオーバー・フェスティバル2016 バンコクにて2/26から開催 | タイ政府観光庁

タイ政府観光庁にとっても、屋台料理は観光客を引きつける強力なコンテンツ。定番のパッタイやムーピンからラーメンバーガーといった斬新なものまで、屋台料理Loverにはたまらないイベントになりそうだ。
今週末、進化を続けるタイの屋台料理を味わいに行ってみてはいかがだろうか?

Street Food Makeover Festival 2016

  • 2月26日(金)〜28日(日) 11時〜21時
  • セントラルワールド Zone C & D
  • イベント後援:Thailand Creative and Design Centre ( TCDC ), Scrap Lab, The design and research centre of Kasetsart University, The Thailand Chefs Association and SCG Packaging Co., Ltd .
  • HP:タイ政府観光庁HP(日本語)、TATニュースルーム原文(英語)
セントラルワールド地図

それではまた!