バンコクの日本語フリーペーパーの広告市場規模
全15誌の広告数を合計すると、3,282件という結果となった。
当然、各媒体の広告単価は異なるが、各媒体の広告1件あたりの単価は4,000〜7,000Bだろう。
大手ほど単価は高くなるが、全媒体を平均すると5,000B〜5,500B前後というのが妥当な線ではないだろうか。
仮に5,000Bに設定した場合、1カ月あたりの広告市場規模は
3282×5000B=16,410,000B/月
となる。
年間では、
16,410,000B×12=196,920,000B(1億9692万B)/年
となる。
約2億B。日本円で換算すると約7億円。年に1度発行される媒体や折込チラシの広告費を加算しても最大でも10億円に届かないというくらいの規模だと推定される。これがざっくりではあるが、バンコクの日本語フリーペーパーの広告市場規模となる。
最大手のシェアはおそらく40〜45%程度だろう。このような市場では価格決定権はTOPシェアが握っている。追いかける媒体は価格勝負ではTOPシェアには絶対に勝てない。
今後、各媒体どのような戦略を打ち出してくるのか? 業界地図を塗り替えるような媒体が出現するのか? それともWEBやソーシャル、動画に広告費は流れていくのか?
今後もフリーペーパーを中心とした、バンコク在住日本人向けの広告業界の動きには注視していきたい。
それではまた明日!