昨日投稿したこちらの記事
「バンコク在住日本人向けの広告出稿方法まとめ6選!」
でご紹介した通り、バンコク在住の日本人だけをターゲットに広告を出稿できる媒体は、フリーペーパーが唯一といっていい。
しかし、紙媒体なので広告費はそれなりにかかる。さらに費用対効果も図ることは簡単ではなく、あまり広告予算を割けない方にとっては気軽には出稿できる媒体ではないだろう。
Yindeedもいつかフリーペーパーの一面に、ドーン!と広告を出稿したいとは思っているが、現実はなかなか難しい。
これまではバンコク在住日本人向けの集客方法については、フリーペーパーがファーストチョイスという状況が続いていたが、Facebookの登場により少しづつ変わりつつある。
Facebook広告のメリットは、なにしろ低予算で始められるということ。
さらには、広告配信のターゲットを細かく絞り込むことができるということにつきるだろう。
広告配信のターゲットは、国、地域、年齢、性別、趣味、興味、言語などで絞り込むことができる。
現状のターゲット設定項目では「人種」という設定はないので、バンコク在住の「日本人」という絞り込みはできないが、「日本語で登録しているユーザー」という絞り込みは可能だ。日本人だけでなく日本語で登録しているタイ人を含む外国人もターゲットに入るがそれは大きな問題ではない。
広告作成にあたり注意して欲しいのは、言語の絞り込み設定は現在のFacebookの仕様ではPCからしか設定できないという点だ。
スマートフォンやタブレットからでも広告は作成できるが、「言語」の設定はできない仕様になっている。
それでは、「バンコク在住の日本語ユーザー」に広告を配信する手順を説明していく。

広告配信手順

まずは自分のニュースフィード左側にある「広告を作成」ボタンをクリック。facebook ad

様々な広告メニューが用意されているので、目的に応じて選択する。今回は投稿を宣伝。

facebook ad

宣伝したいページと記事を選択する。

facebook ad

広告配信ターゲット(オーディエンス)の設定画面。
地域は、「タイ、バンコク」に設定。
「言語」の項目を「日本語」に設定することで「日本語ユーザーのみ」に配信先を限定することができる。

facebook ad

あとの「趣味・関心」や「行動」という項目は必要に応じて設定すれば良い。

続いては、広告予算の設定。タイの場合、1日の最低予算は30B。Yindeedの広告予算はカツカツなのでいつも100Bに設定している。掲載期間は最低24時間以上。
右側に1日の推定リーチ数が表示されるので、必要に応じて予算を調整しよう。
fbcaprice

最後の手順は、広告の見た目の確認。
デスクトップ版

facebook ad

モバイル版

facebook ad

右側広告枠の見え方を最後に確認し、「注文を確定する」へ。

facebook ad

これで広告作成の手順は終了。あとは審査だが、問題がなければ10〜15分程度で承認される。

facebook ad

広告に使用する画像について注意しなければならないのが、画像の20%以上がテキストになっている広告はFacebookでは承認されないという点だ。
Facebook内の「広告ポリシーとガイドライン」というページで事前に確認することをおすすめする。
広告の画像に使われるテキストが20%以内であることを確認するには、グリッドツールを使用する。
グリッドツールから使用する画像をアップロード。
gridtool
テキストが入っているグリッドを選択する。

gridtool

右側にパーセンテージが表示される。テキストが入っているグリッドが5個までなら20%以内に収まるということになる。

gridtool

ちなみに広告代金はクレジットカードでの支払いになる。

いかがだろうか? すでにFacebook広告を利用している方にとっては当たり前の話ばかりで申し訳ないが、これから利用してみたいという方の参考になればと思う。
Facebook広告は誰でも低予算で始めることが出来る。かつてこれほど気軽に利用できる広告はなかったのではないだろうか。
もちろん低予算で広告効果を得るには、それなりの企画・運用が必要になるが、しっかりと戦略を練って利用すれば非常に有効な広告媒体となる。

今後もYindeedではFacebook広告の運用について記事を書いていくのでなにかの参考になれば嬉しい。

それではまた!
明石

バンコクでFacebookの運用ならYindeed