2月8日(月)の春節からの一週間は、日本も中国人観光客が押し寄せていたと思うが、ここバンコクにも中華圏から観光客が大挙していた。街の至るところに「Happy Chinese New Year」の垂れ幕や提灯が飾り付けられ、街全体が赤一色に染まった一週間だった。
バンコクで春節といえば本場・中華街(ヤワラート)が大変な盛り上がりになるという話は聞いていたが、バンコクに暮らし始めて5年、春節の時期にヤワラートを訪れたことはなかった。一度くらいどんなものか見てみようということで、春節を翌日に控えた2月7日にヤワラートに行ってきた。
春節のバンコク中華街・ヤワラート
中華街の中心となるヤワラート通りの入口では、頭上には無数の赤い提灯が吊り下げられ、いやが上にもお祭り気分と非日常感が掻き立てられる。
ヤワラート通りを進んでいくと今度は真っ赤な横断幕が延々と飾られている。通りの両脇には屋台や露店が出店し、普段はあまり見かけないチャイナドレスや中国っぽいぬいぐるみが並び、飛ぶように売れていた。
屋台の売り子もチャイナドレスを着ている子が多かった。
とにかく暗くなるに連れ、混雑が増してくる。ものすごい人出になってきた。
春節を迎える瞬間までヤワラートにいようかと思ったが、あまりの人混みに21時頃に退散。
結局、春節の当日(2月8日)はヤワラートには行かなかったが、十二分に雰囲気は堪能できた。
それでは、春節当日のヤワラートはどんな様子だったのか? たまたまYouTubeで春節のヤワラートの4K映像を見つけたので、ぜひご覧いただきたい。
春節のバンコク中華街・ヤワラートを4K映像で
ヤワラート通りを中心に、孫悟空や獅子舞、巨大なドラゴンを操るショーなどドローンも駆使して地上から、空から撮影した迫力ある映像だ。さすがに春節は、ものすごい盛り上がりである。
中華街はバンコクに居ながらにして、非日常感と異国情緒が味わえる大好きな街のひとつ。昔から時が止まったように見える中華街も少しづつ開発が進んでいる。あと数年すれば今ある風景も変わっているかもしれない。できるだけ多くこの街を訪れておきたいと改めて感じた一夜だった。
それではまた明日!