『1号線を北上せよ!〜ベトナム街道編〜』という沢木耕太郎の旅行記はご存知だろうか。

vietnam一号線を北上せよ<ヴェトナム街道編> (講談社文庫)

ホーチミンからハノイまでベトナムを縦断する旅の話なのだが、僕はこの本に思い切り影響され、数年前の年末年始にベトナム1号線を北上する旅に出た。
ホーチミンからハノイ、さらにはサパまで10日間でベトナムを駆け抜けた。ベトナムはタイに劣らず見どころが多い。南部、中部、北部とそれぞれ食も人も気候も変わり、行く先々でその土地ならではの楽しみがある。
東南アジアでは、マレー半島縦断の旅と匹敵するくらい魅力ある縦断ルートだと僕は思う。そんなベトナム各地の魅力をぜひ、ドローンの空撮映像でお楽しみいただきたい。
それではドローンでホーチミンからサパまでベトナム縦断の旅に出かけよう!

この記事の目次


活気あふれるベトナム最大の商業都市「ホーチミン」

旅の始まりはベトナム南部、ホーチミンシティから。ベトナム最大の商業都市として急速な成長を続けるホーチミンシティ。その活気あふれる街のパワーはバンコク以上ではないだろうか。縦断の旅の始まりとして、これ以上興奮させられる都市はないだろう。

南部で注目のビーチリゾート「ムイネー」

ホーチミンから北へバスで約5時間、ビーチリゾートと砂丘が有名なムイネー。ニャチャンに次ぐビーチリゾートとして目下開発が進んでいるが、まだまだ素朴な風景は残されており、ベトナム南部では一度は訪れておきたいビーチだ。

ベトナム中部最大の都市「ダナン」

ベトナム中部最大の都市ダナン。中部における経済の中心というイメージが強いが、近年は観光地としても注目を集めている。旅行口コミサイトTrip Advisorによる「人気上昇中の観光都市TOP10」ではなんと1位に選ばれている。その観光地としてのダナンの魅力が凝縮されたダイジェストムービーをどうぞ!

チャンパ王国の聖なる遺産「ミーソン遺跡」

ダナンから南へ約70㎞に位置するミーソン遺跡。6世紀から13世紀まで栄えたチャンパ王国の聖なる遺跡である。1999年には世界遺産に登録され、ベトナム中部ではホイアンと並ぶ観光の目玉として多くの観光客が訪れるようになった。

世界最大の洞窟「ソンドン洞窟」

ベトナム中部、フォンニャケバン国立公園内にある世界最大の洞窟「ソンドン洞窟」。全長約9㎞、最大高は約240mにも及び、その大きさと迫力にはただただ圧倒される。昨年には観光客向けのツアーも開始されており、一般人でも訪れることができるようになった。

陸のハロン湾「タムコック」

ハノイから南に車で2時間ほどの距離にあるニンビン省タムコック。一面に広がる水田の中に奇岩が林立し、「陸のハロン湾」とも呼ばれる風光明媚な景勝地である。その美しい風景を小舟に乗って小川を下りながら楽しめる。
田んぼと小川が広がる光景は日本人の琴線に触れるものがある。 

ベトナムを代表する景勝地「ハロン湾」

言わずと知れたベトナムを代表する景勝地であるハロン湾。海から突き出た大小約3,000もの奇岩や島々が幻想的な景観を作り出している。1994年に世界遺産に登録されて以降、年間200万人もの観光客が訪れるベトナムの一大観光地だ。
そんな観光客だらけのところに行っても面白くないんじゃないの? と僕もハロン湾を訪れる前は、正直あまり期待していなかったのだが、実際に行ってみると奇岩や島々が次々と現れる迫力ある光景に圧倒された。
船から眺めているだけでも感動的な風景だが、空からの景観はさらにその美しさを際立たせる。

ハロン湾、Yen Duc Village、ハノイをダイジェストで

風光明媚なハロン湾、見渡すかぎりに青々とした田んぼが広がるYen Duc Village、そして首都ハノイ。それぞれの魅力がぎゅっと凝縮されたダイジェスト動画をどうぞ!

ライステラスが美しい「サパ」

ベトナム縦断の終点は、北部、中国との国境近くにある標高1600mの高い山々に囲まれた町「サパ」だ。モン族やザオ族などの山岳少数民族の村々や美しいライステラスを回るトレッキングの拠点として世界中から観光客が訪れる。
その美しい山々とライステラスの絶景をぜひご覧いただきたい。

以上、「ドローンで行く! ベトナム絶景の旅 【今すぐ縦断したくなる動画9選!】」をお届けした。
いかがだろうか。あなたも今すぐにでもベトナム縦断の旅に出たくなったのではないだろうか。僕もまだ訪れたことがない場所も多い。いつか再び縦断の旅に出たいと思っている。

それではまた明日!

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