日本に旅行に行くタイ人観光客が急増していることは、Yindeedマガジンの読者の方であればご存知だろう。これまで訪日するタイ人観光客について書いた記事は、いずれも多くのアクセスを集めている。
タイ人が日本に旅行に行く主な目的として、「観光地巡り」、「ショッピング」、「日本食」が挙げられるが、僕の周りでは「温泉」を目的に日本を訪れるタイ人が増えてきている。
だが、本当に「温泉」に関心を持つタイ人は増えているのか？
Googleの検索キーワードの月間検索数などが調べられる「キーワードプランナー」を使って、直近２年間（2013年５月〜2015年４月）に、タイで「温泉」がどれくらい検索されているのかを調べてみた。
検索キーワード：「ออนเซ็น」（タイ語で温泉）の月間検索数の推移
期間：2013年５月～2015年４月
月間検索数
【2013年５月】
モバイル：748回
合計：2,400回
【2015年４月】
モバイル：2,604回
合計：4,400回
検索キーワード： 「onsen」の月間検索数の推移
期間：2013年５月～2015年４月
月間検索数
【2013年５月】
モバイル：453回
合計：1,600回
【2015年４月】
モバイル：835回
合計：1,900回
ご覧のように「ออนเซ็น」でも「onsen」でも月間検索数は増加している。特に「ออนเซ็น」のモバイルでの月間検索数は、748回から2,604回と248％も増加している。
間違いなくタイ人の間で「温泉」についての関心が高まっているということが言えるだろう。
さて、実際に日本で温泉に行ったことのあるタイ人に感想を聞くと、「恥ずかしくて入れなかった」という意見や「恥ずかしかったけど、勇気を振り絞って入ったら最高だった！」という意見に分かれる。
タイ人は海に入るときもTシャツを着たまま入る人も少なくなく、人前で全裸になるなんて考えられない！ という意見が一般的である。知らない人同士が全裸で入浴するという行為は信じられないと考えるタイ人はとても多い。
（タイ人に限らず日本以外のアジア人は皆どこも同じような感覚だと思うが）
先日、タイ最大のネット掲示板「Pantip.com」を見ていると、「温泉に入るときは本当にみな全裸になるの？」という投稿があり、それに対して多くの回答がタイ人から寄せられていた。
「タイ人が日本の温泉についてどう感じているのか？」 その回答がとても興味深かったので、読者の皆様にもシェアしたいと思う。
日本で温泉旅館を営む方にもタイ人観光客を集客するためのヒントになれば幸いである。
回答が72つもあるので、数回に分けてお届けする。
それでは、以下翻訳をどうぞ！
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