昨日、日本政府観光局(JNTO)より今年1月に日本を訪れた外国人数が発表された。
全体では121万8400人(前年同月比29.1%増)となり、1月としては過去最高を記録した。
これまで、オーストラリアや東南アジアを中心に、スキーや雪遊び、冬のイベントなど『スノーリゾートとしての日本』をPRしてきたことや、ビザの緩和、消費税免税制度の拡充、円安進行による訪日旅行の割安感の浸透が、この結果を生んだとJNTOは分析している。

さて、肝心のタイはというと、上の表の通り、4万4800人(前年同月比64.9%増)となり、2012年4月から34ヵ月連続(!)で各月の過去最高を更新した。
12月下旬からの日本航空の中部便就航や、年始初の旅行会社によるチャーター便などが1月の訪日客数増加に寄与したと見られている。例年1月はタイからの訪日旅行のオフシーズンであり、訪日旅行の仕入れ価格が安価になることから、企業・団体のインセンティブ旅行が増加するが、今年も北海道方面を中心に多数催行されたということだ。
出典:日本政府観光局(JNTO)報道発表資料

今年も訪日インバウンドは順調な滑り出しといえそうだ。

バンコクは中華正月真っただ中!

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今週から始まった中華正月。バンコクの街中は爆竹が鳴り響き、赤一色に染まる。今はどこに行っても中国人観光客だらけだ。
中華系タイ人もこの時期は休みを取り、帰省したり旅行したりする人も多い。日本を訪れているタイ人も多いことだろう。
タイの祝日といえば、4月13日からのソンクラーン(タイの旧正月)が有名だが、この中華正月も盛大に祝う。
1月の正月、2月の中華正月、4月のソンクラーンと、タイでは年に3回も新年を祝うことができ、ちょっと得した気分だ。

さて、いよいよ来週からはTITF(タイ最大の旅行博)が開催される。ソンクラーン前の駆け込み需要を取り込もうと、日本からも多くの自治体や企業がブース出展する。会場の様子はまたここでレポートするのでお楽しみに!

それではまた!

明石
訪日タイ人インバウンドならYindeed