アナタは、すき焼きを焼肉で食べたことはあるだろうか?

または、しゃぶしゃぶを焼肉で食べたことはあるだろうか?

焼肉屋ですき焼きを食べるのではない。

すき焼きとしゃぶしゃぶを焼肉で食べるのだ。

何を言っているか分からないというアナタ、心配無用だ。

僕も最初は何を言っているか、理解できなかった。

だが、実際にすき焼きとしゃぶしゃぶを焼肉で食べてみて、

これは「焼肉の革命だ!」と、口の中に衝撃が走った。

ぜひ、アナタにもこの衝撃を味わっていただきたい。

そう思い、今回、すき焼きとしゃぶしゃぶを焼肉で食べられる焼肉店「三(SABU)」のレポートをお届けすることにした。

最後にプロモーション情報もあるのでお見逃しなく!

この記事の目次


焼肉三は、旨いものが集まるホテルニッコーにあり!

Hotel Nikko Bangkok

ホテルニッコー・バンコク

焼肉三は、話題のレストランが集まるホテルニッコーの3階にある。

エスカレーターで3階に上がれば目の前が焼肉三だ。

Yakiniku Sabu Bangkok

焼肉三の外観

BTSトンロー駅3番出口からわずか徒歩3分。

地図や営業時間などの店舗情報は文末に記載しておく。

同ホテルが昨年オープンした際には、レストランフロアはガラガラで心配になったが、時間が経つにつれ、「ホテルニッコーはレストランのレベルが高い」と在住者の間で評判となり、今では集客も安定してきているように思う。

1階のロビーラウンジは打ち合わせなどで頻繁に利用しているが、正直レストランフロアには、数回しか足を運んだことはなかった。

なぜならば、決して気軽に利用できる価格帯ではないからだ。

そんなこともあって、焼肉三の存在は今年に入るまで知らなかった。

だが、「ぜひ一度食べに来てください」とお誘いをいただき、初訪問。

そこで「すき焼きとしゃぶしゃぶを焼肉で食べる」というヤヴァい食べ方を知ってしまったのだ。

そして、それだけでなく、「辛旨テールスープちゃんぽん」という秘密兵器まで味わうことになり、見事、ノックアウトされてしまった。

神田からバンコクに上陸!

Yakiniku Sabu Bangkok

美男美女のオーナー

焼肉三は、東京神田が本店(焼肉三ちゃん)で、バンコクはその二号店なのだと聞き、納得。

食べログを見ると、3.45と評価も悪くない。

バンコクの焼肉三は、タイ人シェフが神田の三ちゃんで4ヶ月修行し、レシピを完コピ。

肉も本店と同じ、山形の「雪降り和牛尾花沢(A5)」を使い、塩、わさび、醤油で食べるという食べ方も同じだ。

調味料が多少違うため、全く同じにはできないが、限界まで同じ味を再現しているという。

タレで食べさせない焼肉屋はバンコクでは珍しい。

それだけ肉本来の味わいに自信があるということだろう。

「雪降り和牛尾花沢」

名前からも旨そうな雰囲気が醸し出されているが、はたして。

それでは実食といこう。

すき焼きとしゃぶしゃぶを焼肉で

Yakiniku Sabu Bangkok

すき焼き(750B/人。写真は二人前)

 もったいぶらずに最初からメインディッシュをいだだく。

まずは和牛すき焼きから。

Yakiniku Sabu Bangkok

すき焼き用にスライスした霜降りの和牛尾花沢。一枚で網をすべて覆ってしまうほどの大きさである。

Yakiniku Sabu Bangkok

サッと、火を通して、生卵を絡ませて…

Yakiniku Sabu Bangkok

せっかくなので、一口で。

ひと噛みした瞬間、満面の笑みに。

肉汁の甘みがハンパではないのだ。

すき焼きを鍋で食べるより焼肉で食べるほうが、こんなにも旨いとは。

肉の旨味が鍋ではなく、口の中に溶け出す。

この違いはデカい。

焼肉とすき焼き、それぞれの持ち味をより高めてしまう魔法のような食べ方だ。

これは霜降り肉和牛だからできる食べ方だろう。

一枚でガツンとくるので、たくさんは食べられない。(財布にもガツン…泣)

味わって召し上がっていただきい。

さて、続いては和牛焼きしゃぶ。

Yakiniku Sabu Bangkok

和牛焼きしゃぶ(700B)

大根おろしとポン酢、ネギが予め乗っかっている。

すき焼き用の肉よりもサシが少なく、見た目からしてさっぱりといただけそうだ。

Yakiniku Sabu Bangkok

片面だけサッと火を通し、焼色が着いたらクルクルと巻いて、パクっと一口。

Yakiniku Sabu Bangkok

完全に味わいはしゃぶしゃぶである。

だが、焼いていることで香ばしさと肉の旨味が溢れ出し、ジューシーさはしゃぶしゃぶの比ではない。

すき焼きは一枚のインパクトが大きかったが、焼きしゃぶは何枚でも食べられそうだ。(財布が許さないが…泣)

すき焼きと焼きしゃぶ、合わせて1,450B。

なかなかの金額だが、“新しい焼肉体験”だと思えば、この体験に支払う価値はある。

すき焼きと焼きしゃぶ以外の肉メニュー

Yakiniku Sabu Bangkok

上カルビ

今回、すき焼きと焼きしゃぶ以外に5種類の肉をいただいた。

  • 上カルビ(雪降り和牛尾花沢)
  • 上ロース(雪降り和牛尾花沢)
  • ハラミ(タイフレンチ)
  • スモークベーコン(タイの黒豚)
  • 肩ロース(日本の黒豚)

 すべてタレではなく、塩、わさび、醤油でいただく。

Yakiniku Sabu Bangkok

スモークベーコン

カルビ、ロースの料金は以下の通り。

  • 特上カルビ(980B)
  • 上カルビ(680B)
  • 並カルビ(580B)
  • 特上ロース(980B)
  • 上ロース(680B)
  • 並ロース(580B)

もちろん、いずれも雪降り和牛尾花沢(A5)だ。

サシが多いこともあり、タレではなく、塩、わさび、醤油で食べたほうが肉の味が引き立つ。最初はタレをつけて食べたくなるかなと思ったが、まったくそうはならなかった。

Yakiniku Sabu Bangkok

ハラミ

雪降り和牛尾花沢ではないハラミなどは特筆すべき味わいではなかったが、満足できるレベルではあった。

肉だけで満足度はかなり高いが、絶対に逃してほしくないメニューがある。

それが、「辛旨テールスープちゃんぽん」だ。

辛旨テールスープちゃんぽんが中毒性高し!

Yakiniku Sabu Bangkok

焼肉屋に行くと必ず頼むサイドメニューが、チゲ系のスープ。

ここではどんなスープがあるのかなぁと、メニューを見ると、あるある。

「辛旨テールスープ」

「コク旨テールスープ」

これはもう字面からしても間違いなさそうだ。

聞けば、日本人には「辛旨テールスープ」が人気だという。

テールスープに麺が入った「辛旨テールスープちゃんぽん」、米が入った「「辛旨テールスープクッパ」というアレンジもあり。

クッパはどの焼肉屋でも見かけるが、ちゃんぽんは珍しい。

ということで、辛旨テールスープちゃんぽんをオーダー。

Yakiniku Sabu Bangkok

辛旨テールスープちゃんぽん

もうこの見た目だけで優勝。

旨いに決まっているだろう、これは。

食べるまでもないが、念のためいただこう。

Yakiniku Sabu Bangkok

スープを一口すするだけで分かる。

凄まじい旨味がこの一杯に凝縮されている。

もはやこれは旨味の塊である。

そんじょそこらのこってり系ラーメンの比ではない中毒性だ。

幸か不幸か、この辛旨テールスープシリーズは、ランチメニューにも用意されている。

これは月に一度は食べに来てしまいそうだ。

いや、二度は来るだろう。

焼肉屋のカルビクッパが好きな人は、絶対にこれは試してほしい。

個人的に、バンコクNo.1である。

デザートもあるよ

Yakiniku Sabu Bangkok

焼肉の締めには必ず甘いものを食べなければ口の中が気持ち悪い。

まれにデザートがない焼肉屋もあるが、焼肉三にアイスクリームが用意されている。(メニューにはなぜか載っていないので店員に要確認!)

ゆず、ヨーグルト、抹茶の3つが選べ、それぞれ80B。

以上、ホテルニッコー3階にある焼肉三の食レポをお届けした。

すき焼きと焼きしゃぶ、そして辛旨テールスープには、バンコクNo.1を捧げたい。

ランチの定食メニューは200B台で種類も豊富なので日常使いも◎

そして、たまの贅沢にすき焼きと焼きしゃぶを食べにこよう。

新しい焼肉体験をしたい方、

焼肉屋の味濃いめのスープが好きな方、

ぜひ、焼肉三へ。

辛旨テールスープの中毒になったとしても自己責任でお願いします。

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焼肉三(Yakiniku SABU)店舗情報