タイのビジネスビザ(Bビザ)を個人でビエンチャンに取得しに行った際の旅の話。
これまでの記事はこちらを参照。

個人で行く! バンコクからビエンチャンへBビザ取得の旅

Part 5となる今回は、ビザの受け取りからバンコクまでの帰路についてのお話。

この記事の目次


いよいよBビザの受け取り

thai bvisa vientiane

ビザを無事に受け取ることができればそのまま国境へ向かうことになるので、借りていた自転車は返却し、今日はトゥクトゥクでタイ大使館・領事部に向かう。ナンプー広場近くから大使館まで2万キップだった。
ビザの受け取りは、平日13時半〜15時半まで。申請は金曜日だったので、受け取りは土日を挟み月曜日となる。
申請時はガラガラに空いていたので、当然受け取りも空いていた。
10分ほど前に到着し、整理券は6番。受け取りは向かって左側の建物だ。中に入って待つこと数分、自分の番が回ってきた。
窓口で「やっぱり日本人でもTT3(トートー3)がないとダメよ」と言われるのではないかとハラハラしていたが、そんなこともなくあっさりとビザを受け取る。
※TT3についてはPart 1の記事を参照。

thai bVisa vientianeBビザ

先週の月曜日にビエンチャンに入り、8日目にしてようやくビザを受け取ることができた。Bビザが取れなければ会社を設立した意味がなくなるので、とにかく無事に取得できてこの時は本当にホッとした。
きっちりと書類さえ揃えていれば、新規取得に関しては特に厳しくなっているとは今回の大使館の対応からは感じられなかった。

タイ大使館から国境までの移動

thai bvisa vientiane

ビザを受け取ったらあとはバンコクに帰るだけ。
今回、往路はタイ・ライオンエアーで来たが、帰りの交通手段はまだ手配していなかった。
大使館でビザを受け取ってすぐに、航空券比較サイトSkyscannerでウドンタニーーバンコクを調べてみると、やはりタイ・ライオンエアーが最安だった。

thai bvisa vientiane

出発時刻は、17時と21時35分。
この時点で13時45分。もし国境が混んでいたら17時は危ういと考え、21時35分発の便を予約した。
料金は775バーツ(税・サーチャージ込み)と、復路もバス並みの価格で買うことができた。
タイ大使館領事部の前には、ロットゥー(乗り合いバン)やタクシー、トゥクトゥクの客引きがたむろしており、盛んに声を掛けてくる。料金は皆大差ないので適当に料金交渉をして捕まえよう。
乗り合いバンなら3人以上乗っていれば1人当たり100バーツ、今回は2人だったので150バーツだった。1人で貸し切る場合は300〜400バーツ。

メコン川を越えてタイに戻る

thai bvisa vientiane

ロットゥーに乗り込み、30分ほどで国境に到着。
来た時と同じようにバス(20バーツ)に乗り換え、メコン川を渡り国境を越える。

thai bvisa vientiane

タイの入国審査も滞りなく完了。無事にビザをGETしタイに帰ってきた。
ノンカイ国境からウドンタニ空港までは専用のロットゥーで150バーツ。
イミグレを出て50mほど先のタクシーの運転手がたむろしている一角に専用ロットゥー乗り場がある。
タクシーならウドンタニ市内まで700Bほど掛かるので、空港行きの人は必ずこの専用ロットゥーで行こう。
1時間ほどでウドンタニ空港に到着。フライトは21時35分なのでだいぶ時間がある。せっかくなので、ウドンタニーのセントラルデパートに行ってみることにする。
空港からセントラルまではロットゥーで行ける。料金は80バーツ。
30分ほどでセントラルに着いた。

central udonthaini

想像以上にデカい。
バンコクのセントラル・ラマ9よりも大きいのではないだろうか。日本食レストランのテナントは、フジレストラン、8番ラーメン、OISHIブッフェなどバンコクのセントラルでもお馴染みのレストラン数店が入居している。店内に入るとここがウドンタニだということを忘れてしまいそうになる。
適当に時間を潰し、いい時間になったので、トゥクトゥクで空港に戻る。
料金は150バーツ。20分ほどで空港に到着、チェックインしてあとはフライトを待つ。

udonthani airport

定刻から少し遅れて搭乗。
23時、バンコク・ドンムアン空港に無事に到着。バンコクからビエンチャンへ8日間のビザ取得の旅が終わった。

結局いくら掛かったのか?

Thai baht

バンコクからビエンチャンへ1泊3日のビザツアーに参加した場合、料金は3,300バーツ前後が相場だ。これには、往復のバス(ロットゥー)代、宿泊費、食費(3食分)が含まれている。
今回、僕の行程が1泊2日だったと仮定すると掛かった費用は以下のような結果となった。

交通費

往路
  • 航空券代:675バーツ
  • ウドンタニ空港からノンカイ国境までのロットゥー代:200バーツ
  • ノンカイ国境からラオスイミグレまでのバス代:15バーツ
  • ラオス国境からタラートサオ・バスターミナルまでのバス代:24バーツ(6,000キップ)
  • レンタル自転車代:40バーツ(1万キップ)/日
復路
  • 航空券代:775バーツ
  • ゲストハウスから大使館までのトゥクトゥク代:80バーツ(2万キップ)
  • 大使館から国境までのロットゥー代:150バーツ
  • ラオス国境からタイ国境までのバス代:20バーツ
  • ノンカイ国境からウドンタニ空港までのロットゥー代:150バーツ

宿泊費

  • ゲストハウス:580バーツ(14万キップ)

食費

  • 1食あたり150バーツ×3=450バーツ

合計

  • 3,159バーツ

飛行機を使ったにも関わらず、ツアーで行くよりもわずかではあるが安く上げることができた。もちろん航空券次第ということにはなるが、LCCであれば高くても片道1,000バーツ程で収まるはずだ。
当日にビザの申請を済ますには早朝の便に乗ることが必須になる。予定が確定したらできるだけ早めに便を抑えておくことをおすすめする。

次回予告

thai bvisa vientiane

さて、このビエンチャンへのBビザ取得の旅の話はいよいよ明日が最終回。
もうビエンチャンの話は飽きたぞ! という声も聞こえてきそうだが、あと1回だけお付き合いください。m(__)m
明日の最終回は、「番外編」としてビエンチャンでの過ごし方についての話をしたい。

それではまた明日!

個人で行く! バンコクからビエンチャンへBビザ取得の旅シリーズ全6回