いよいよあと1ヶ月もすればタイは乾季に入り、観光のベストシーズンに突入する。
今月あたりから今年の乾季にはどこに行こうか? と旅行の計画を練り始める頃ではないだろうか。
タイ国外へ旅行に行くという方も多いと思うが、せっかくのベストシーズン、ぜひタイ国内の旅行も満喫して欲しい。
そうはいってもどの旅行ガイドブックを見ても、掲載されている観光地は同じようなところばかり。どこに行けばいいのか? と悩んでいるのは僕だけではないはずだ。
僕もタイ在住5年目になるが、タイ国内、特に地方の観光地については有名なところ以外は知らないところばかり。
でもタイ人向けの旅行雑誌やサイトを見ていると「こんな絶景がタイで見られるのか?!」と驚くこともしばしば。
このドローンで撮影されたタイ国内の観光地27箇所の絶景をご覧いただきたい。

超定番からまだ日本人にはほとんど知られていないところまで、全27箇所の空からの映像は圧巻である。

「あのお寺、一体どこにあるのか気になる!」というあなたのために、今日と明日の2回に分けて全27箇所について簡単にご紹介したい。
それでは本日は前編として1〜14番目までの観光地をお届けしよう。

この記事の目次


1. Wat Yai Chaimongkon ワット・ヤイ・チャイ・モンコン | アユタヤ

Wat Yai Chaimongkon

1357年、アユタヤを建都した初代ウートン王がセイロン(現スリランカ)に留学中の修行僧たちの瞑想のために建てた寺院で、別名を「ワット・プラ・チャオプラヤータイ」といいます。また、遠くからでもひときわ目立つ高さ72mの仏塔は、1592年に19代ナレスアン王が象にまたがり一騎打ちでビルマ王子を敗り、ビルマ軍との戦いに勝利した記念の塔です。

タイ政府観光庁HPより引用

2. The Erawan Museum エラワン・ミュージアム | サムットプラカーン

Erawan museum

バンコクとサムットプラカーン県を結ぶスクンビット通り沿いに聳え立つ巨大象が目印の建物で、内部は創立者である華僑出身の財界人レック・ウィリヤパン氏所蔵の仏像や骨董品が数多く展示されている美術館となっています。巨大象は、ヒンドゥー教の神の乗り物とされる「エラワン」で、3つの頭をもつもの。銅製で像自体の高さは29メートルですが、台座となっている建物の高さが14.60メートルあるので、遠くからもはっきりと見えます。重さ250トンの巨大象の内部は空洞になっていて、大きな仏像が祀られています。
タイ政府観光庁HPより引用

3. Bhumibol Bridge プミポン橋 | バンコク

Bhumibol Bridge

日本の政府開発援助(ODA)で建設され、2006年に開通した第2プミポン橋。

4. Wat Si Chum ワット・シー・チュム | スコータイ

Wat Si Chum

スコータイを象徴する「アチャナ仏」が祀られています。高さ15メートル、幅11.30メートルの大仏「アチャナ」は、「動かぬもの、変わらぬもの」という意味のバリ語で、まさにいまも変わらず、このスコータイの町を見守っています。
タイ政府観光庁HPより引用

5. Khao Chi Chan Buddha Mountain ワット・ヤンサンワララーム(ワット・カオ・シーチャン)| パタヤ

Khao Chi Chan Buddha Mountain

パタヤからスクンビット通りを南に約15kmほどいったところにある王室寺院ワット・ヤンサンワララームの敷地内の丘の斜面に描かれた高さ130mの仏像。この仏像はプミポン現国王在位50周年を記念して1996年に造られたものである。

詳しくはタイ政府観光庁HPへ。

6. Phra Nakhon Khiri プラナコーンキリ国立歴史公園 | ペッチャブリー

Phra Nakhon Khiri

ペッチャブリーのカオ・ワンの丘に1859年ラマ4世・モンクット王が建設したサマーパレス。宮殿はヨーロピアンと中国様式を取りいれたネオ・クラッシックスタイル。7つの王宮の建物、仏塔などがあり、博物館内には中国・ヨーロッパ各国からのアンティーク類、家具、食器、美術品などが展示。その他敷地内にはタイで最初に作られたというオペラの野外劇場跡も残されています。
タイ政府観光庁HPより引用

7. Death Railway 泰緬鉄道 アルヒル桟道橋 | カンチャナブリ県

Death Railway

クウェー・ノイ川に沿って岩壁すれすれに作られた全長約300mのS字カーブの木造橋。安全に渡るために、列車はこの橋にさしかかると時速5kmまでスピードを落とします。窓からは、敷設時に日本軍が爆破したでこぼこの岩壁、反対側からは、ゆるやかに流れるクウェー・ノイ川が見下ろせます。
タイ政府観光庁HPより引用

8. Wat Tham Suea ワット・タム・スア (虎洞窟寺)| カンチャナブリ県

Wat Tham Suea

カンチャナブリ県にある「トラのお寺」を意味するワット・タム・スア。本物のトラがいるタイガーテンプル(Wat・Pa・Luangta・Maha・Bua・Yannasampanno)とはまったく別のお寺。
ワット・タム・スアについては以下のブログが詳しい。

Wat Tham Suea | 泰国の変なスポット

9. Koh khai カイ島 | プーケット

Koh khai

プーケットから約20分、真っ白な砂浜と透き通った海でスノーケリングツアーで人気のカイ島。

詳しくはTrip Advisorレビューへ。

10. Maya Bay マヤベイ | ピピ諸島

Maya Bay

 レオナルド・ディカプリオ主演で大ヒットした映画ザ・ビーチの舞台となった島。

詳しくはタイ政府観光庁HPへ。

11. Thale Waek タレー・ウェーク(幻の砂浜)| クラビ

Thale Waek

タレー・ウェークの意味は「割れる海」。別名「Sand Bar」とも呼ばれています。クラビからの日帰りアイランド・ホッピングで人気のチキン島とタップ島の間に、干潮時に海が割れたようになり、白い砂浜が現れる自然現象のことをいいます。
タイ国政府観光庁の”Unseen Thailand”(まだ見ぬタイ)の珍しいスポットのひとつとしても指定されており、条件が整わないと見られないことから非常に貴重な体験といえるでしょう。
タイ政府観光庁HPより引用

12. Koh Hin Ngam ヒンガム島 | サトゥーン県

Koh Hin Ngam

ヒンガム島は、タイ南部サトーゥン県アダン島の南にある小さな島。リペ島の近くといった方が分かりやすいだろうか。砂浜はなく岩と石のみでできている非常に珍しい島だ。

詳しくはタイ政府観光庁HP(英語版)へ。

13. Railay Bay ライレイ・ビーチ | クラビ

Railay Bay

アオナン・ビーチの南側にはプラナン岬があり、付け根部分の西側と東側にライレイ・ビーチがあります。西側のライレイ・ウエストは白い砂浜が続く広いビーチで、長期滞在者用のバンガローなどが並び、外国人に人気のビーチです。
タイ政府観光庁HPより引用

14. Wat Pa Phu Kon ワット・パー・プー・コン | ウドンタニー県

Wat Pa Phu Kon

タイ東北地方ウドンタニー県にある2013年に建てられた比較的新しい寺院。ウドンタニー県、ノンカイ県、ルーイ県の県境、さらにラオスとの国境にも近いという奥地にある。

ワット・パー・プー・コンについては以下のブログが詳しい。
イサーン巡礼の旅(其の四)

以上、タイ国内の絶景スポット全27選まとめ! 前編1〜14をお届けした。
やはりタイの観光地といえば、ビーチとお寺がメインになる。お寺もバンコクではまず見かけないような規模のものやロケーションが抜群のものが選ばれている。
普段お寺に行かないという方でも、ぜひ地方を訪れた際には行ってみて欲しい。
明日は後編として15〜27番目までをご紹介したい。

こちらの絶景の旅シリーズもおすすめ!

「ドローンで行く! タイ国内と周辺諸国 絶景の旅」

タイ国内
タイ周辺諸国

それではまた明日!