普段あまり飲むことはないが、タイ料理レストランでオーダーするときに、目に留まるトロピカルドリンク。
食事をするときに甘い飲みものを飲むのは気が引けるが、辛味や酸味が強いタイ料理の合間には一服の清涼剤になるし、最近ではインスタ映えのために注文してしまうという人も多いだろう。
人気タイ料理店「サボイ」のトロピカルドリンクはバラエティに富んでいる。なんと飲むカオニャオマムアンにインスタ映え抜群のヤクルトまであるのだ。
そこで今回はサボイのトロピカルドリンクを見た目優先で7つ飲み比べてみた。
飲むカオニャオマムアン「Mango Sticky Rice Frappe」
ココナッツミルクで炊いたもち米にマンゴーを乗せ、甘いココナッツミルクをかけたスイーツ、「カオニャオマムアン」。
マンゴーともち米という組み合わせから、好き嫌いが分かれるスイーツであるが、南国タイの“おはぎ”的存在といえば、幾分イメージもよくなるのではないだろうか。
カオニャオマムアン
それでもカオニャオマムアンは苦手…というあなたのためにサボイが用意したのがこれ、“飲むカオニャオマムアン”こと、「Mango Sticky Rice Frappe」だ。
しっかりともち米も入っており、カオニャオマムアン風ドリンクではなく、まさにカオニャオマムアン。
甘党の僕は、ゴクゴクと一気に飲み干してしまった。
濃厚なマンゴーともち米の甘味は、一度味わうとクセになる旨さである。
カオニャオマムアン好きはもちろん、苦手意識がある方にこそ、試してみてほしい。
インスタ映え系ヤクルト?! Andaman
アンダマン海の名を冠した「Andaman」。
いかにもトロピカルドリンク然とした鮮やかな青と白のグラデーションは、美しいアンダマン海のビーチをイメージしているのだろう。
見とれてしまうほど鮮やかな色合だ。
青い部分は「バジルシードドリンク」、白い部分はなんと「ヤクルト」だった。
かつて、これほどインスタ映えするヤクルトがあっただろうか。笑
物語で飲ませる Kale Frappe
サボイで一番売れているソフトドリンクがこのケールフラッペ。
ケールとはタイ語で「カナー」という野菜で、炒めものなどでよく使われている。カリカリ豚と一緒に炒めた「カナームグロップ」を一度は食べたことがあるのではないだろうか。
カナームーグロップ
実はこのケールフラッペにはストーリーがある。
サボイレストランの創業者は幼少時代、大の野菜嫌いだったという。困った母親がジュースにすれば野菜を採ってくれるかも?と発案したのが、このケールジュースなんだとか。
甘酸っぱく、爽やかな口当たりのケールジュースは、レモネードのような味わい。
野菜嫌いのお子様にお悩みのお母様方は、ぜひこのケールジュースで克服してみてはいかがだろうか。
ケールフラッペはサボイでしか飲めないオリジナルメニューである。
タイでも梅は間違いなし。Plum Soda
梅干し入のマナオソーダ。これは日本人なら誰もが好むドリンクだろう。
さわやかな酸味が一口で口の中をリフレッシュしてくれる。
味の濃いタイ料理との相性も言わずもがなで抜群である。
元祖インスタ映え系ハーブドリンク Sparkling Butterfly Pea Lemongrass Juice
インスタ映えのおかげで日本人にも認知が高まったバタフライピー。
バタフライピー自体は青色だが、レモネードと混ぜることで、美しい紫色へと変わる。
バタフライピーには、視力回復や育毛の効果があるとされ、タイではハーブティとして飲んだり、シャンプーとして広く使われている。
見た目だけでなく、体にもいいバタフライピードリンク。
タイ料理のお供にもぴったりである。
甘さ控えめ菊花茶 Soothing Chrysan-Tangerine
タイ料理店でほぼ必ずと用意されている菊花茶(ナム・ゲックフアイ)。
菊花茶には、アンチエイジングや美肌効果、解熱、眼精疲労を和らげる効果などがあり、ただのお茶ではなく、健康的なハーブドリンクとしても親しまれている。
個人的には菊花茶は甘すぎるので、ほとんど飲むことはないが、この菊花茶は甘すぎないのがいい。
オレンジとペパーミントの清涼感がいいアクセントになっているし、見た目にも映える。
シナモンをストロー代わりに使うのもオシャレかつ意識が高そうで良き。
口の中が薔薇一色。 Lynchee Rose Tea
最後に紹介するのは、ライチローズティー。
タイのフルーツでは、ライチが一番好きな自分にとってこれは鉄板だろうと、一口飲んでみると、
一気に口の中が薔薇の香りに包まれる。
正直、香りが強すぎて僕は苦手な味。
ライチというよりも、ローズ大好きという人には合うかもしれない。
以上、サボイのバラエティ豊かなトロピカルドリンクたちを飲み比べてみた。
今回紹介した7品以外にもトロピカル&ハーブドリンクはあるし、値段も80B前後とこのクラスのタイ料理店にしては安めなので、来店の際にはぜひ、色々と試してみてほしい。
サボイシーフード 店舗詳細
- 店名:Savoey Seafood Co. Sukhumvit26(サボイシーフード・スクンビット26店)
- 営業時間;11時〜22時(L.O.21時半) 無休
- 住所:スクンビット・ソイ26 (A Square内) BTSプロンポン駅から徒歩15分 車で2分
- 電話:02-020-7462
- HP:http://bit.ly/2E3gIvq
- FB:https://www.facebook.com/savoeyrestaurant