タイ料理で魚といえば、海水魚よりも淡水魚のメニューが豊富である。
プラーチョン(雷魚)やプラーニン(ティラピア)、ナマズをはじめとした淡水魚の料理は、どこのレストランでも扱っている。
個人的には淡水魚よりも海水魚のほうが好みで、レストランではプラーガポンをよく注文していた。
だが先日、プラーガポンよりも美味しいからと、タイ人に勧められプラーガオ(ハタ)を食べてみたところ、その味に大満足。プラーガポンよりもはるかに旨い。
以来、タイ料理レストランに行くと必ずプラーガオを注文するようになった。
プラーガオの難点をひとつだけ挙げるとすれば、どのレストランでも扱っているとは言えない点だ。
プラーガポンより値が張り、高級魚という位置づけであるからだろうか…
ぜひ、プラーガオの美味しさを知ってもらいたいと思い、おなじみスクンビット・ソイ26のタイ料理レストラン「サボイシーフード」で食べられるプラーガオの絶品メニューを3つご紹介しよう。
サボイシーフードでプラーガオを食す
店頭に置かれた生け簀にはたくさんのプラーガオが泳いでいるので、実際に見てみたいという方は、ぜひ見に行ってほしい。
いかがだろうか、このグロテクスでまったく食欲をそそらない見た目!笑
サボイシーフードにはプラーガオのメニューが5つある。今回はその中から下記3品をチョイス。
- Steamed Grouper with soy sauce(プラーガオの醤油蒸し)
- Deep-fried grouper with garlic(揚げたプラーガオのにんにく添え)
- Grouper hotpot with taro(プラーガオとタロイモの鍋)
いずれも値段は120B/100g。
おそらく上の写真のサイズなら1kg程度だから一品1,000B強になるだろう。タイのレストランで食べる魚にしては最高級の部類に入るのではないだろうか。
プラーガオの醤油蒸し
一品目は、プラーガオの醤油蒸し(プラーガオ・ヌン・シーイウ)。中華系のタイ料理だ。
30cm強あるプラーガオの姿蒸しは見た目のインパクトも◎
醤油スープをひたひたにして、クンチャーイ(チャイニーズセロリ)、生姜と一緒にいただく。
ふっくらとしたプラーガオの白身に甘みのある醤油が染み込み、旨いの一言。臭みはまったくない。これならあっという間に一皿食べられそうだ。
これなら辛いものが苦手な方や小さなお子様、お年寄りまで誰でも食べられるはず。
揚げたプラーガオのにんにく添え
続いては、揚げたプラーガオのにんにく添え(プラーガオ・パッ・プリック・グルア)。揚げたプラーガオを唐辛子、にんにく、塩、胡椒でシンプルに味付けをした料理だ。
サクサクでほくほくの身が、ひと口サイズのサイコロ状にカットしてあるのがありがたい。
シーフードソースをつけて召し上がれ。これはビールが進むはず。
個人的にはソムタムと一緒に食べるのもオススメだ。
プラーガオとタロイモの鍋
最後は、プラーガオとタロイモの鍋。大きな鍋でグツグツに煮込まれたプラーガオは見るからにうまそうだ。
しかも、どこか覚えのある香りが漂っている。
ひと口スープを飲んでみて確信した。
ラーメンのスープに近い味わいなのだ。
スープのベースを聞いてみると、豚骨と鶏ガラで出汁を取っているということだった。
味は濃いめだが、多くの日本人が好む味付けだろう。
これはサボイシーフードに来たら、食べるきメニューの筆頭だと思う。
騙されたと思って、ぜひ注文してほしい。
以上、サボイシーフードで食べられる高級魚プラーガオの絶品メニューを紹介した。
まだプラーガオを食べたことがないという方はもちろん、タイの魚料理が苦手だという方もぜひ、トライしてほしい。
サボイシーフード 店舗詳細
- 店名:Savoey Seafood Co. Sukhumvit26(サボイシーフード・スクンビット26店)
- 営業時間;11時〜22時(L.O.21時半) 無休
- 住所:スクンビット・ソイ26 (A Square内) BTSプロンポン駅から徒歩15分 車で2分
- 電話:02-020-7462
- HP:http://bit.ly/2E3gIvq
- FB:https://www.facebook.com/savoeyrestaurant