9月に入り、雨季も残すところあと2ヶ月強。雨季も終盤となるこの時期は、雨量が増え、毎日のようにスコールが降る。スコール時は、タイの雨季の風物詩ともいえる光景に出会うことが多くなる。
そこで今回は、「タイの雨季の風物詩。あるある10選!」と題して、在住者なら思わず「あるある」と頷いてしまうようなタイの雨季ならではの光景をご紹介したい。

それでは行ってみよう!

この記事の目次


1. 道路が川になる

thai rainy season

激しいスコールが1時間も降れば排水の悪いソイはたちまち川のようになる。
特にスクンビット・ソイ21(アソーク通り)、ソイ23、ソイ39あたりは洪水になりやすいソイだ。ソイによっては膝の高さくらいまで水が溢れ、車も立ち往生してしまうこともしばしば。こうなると完全に交通は麻痺し、身動きが取れなくなる。

2. 歩道のブロックを踏むと泥水が噴き出してくる

thai rainy season

バンコクの歩道はブロックが敷き詰められている。歩いているとブロックの隙間から泥水がプシュと噴き出し、靴とパンツが汚れてしまうということがよく起こる。出勤時や白いパンツを履いている時にこれが起きると最悪である。

3. コンビニのビニール袋を頭から被る

thai rainy season

これは初めて見かけた時は笑ってしまったのだが、雨が降ると傘代わりにコンビニのビニール袋を頭から被る人が少なくない。特に屋台でよく見かける光景だ。

4. バイタクに傘をさして乗る

thai rainy seasonPhoto:StickmanBangkok.com

バイクタクシーに乗る際に、傘をさして乗る人をよく見かける。僕もたまにやる(笑)

5. ネットが繋がらなくなる

thai rainy season

ただでさえネット環境が悪いタイ。スコールが降るとネットが遅くなるのはまだしも、繋がらなくなることもある。ネット経由で作業をしている方は、スコールが降り出したら必ず一度保存しておくことをおすすめする。

6. 駅が雨漏りする

thai rainy season

激しいスコールが降ると駅も雨漏りする。ターミナル駅でもあるBTSアソークですら激しい雨漏りをしているのを何度も見かけたことがある。

7. 社員が出社してこない

thai rainy season

朝からスコールが降ることはそれほど多くはないが、運悪く朝から降ってしまうと交通が麻痺し、出社できない社員も出てくる。

8. タクシーに乗車拒否されまくる

grab taxi

小雨程度なら影響はないが、スコールの場合、流しのタクシーはまず乗車拒否される。そんな時は、タクシー配車アプリがおすすめということで、以前タクシー配車アプリを取り上げた3つの記事をご紹介しておく。

バンコクでタクシー配車アプリUBERを使ってみた

バンコクでタクシー配車アプリGRAB TAXIを使ってみた

絶対に乗車拒否しないと噂のAll Thai Taxiに乗ろうとした結果……

9. 傘を持ち歩かない

thai rainy season

最近は傘を持ち歩くタイ人も増えてきているが、まだ持ち歩かない人も多い。
スコールは止むまで待つのが基本。雨が長引きそうな場合、雨宿りをしているところに傘売りがさっと現れるのも面白い。

10. 「雨だから仕方ない」と納得することに何の違和感もなくなる

「7.の社員が出社してこない」にも関係するが、「雨だから遅 刻しても仕方ない」、「雨だから外に出られない」というように雨を理由に納得してしまうことに違和感がなくなってくる。タイ人同士では当たり前の感覚かも 知れないが、日本人同士ではこの感覚が当たり前にならないように気をつけなければならない。

以上、「タイの雨季の風物詩。あるある10選!」をお届けした。
在住者なら同意していただけるものばかりではないだろうか。旅行者の方も、スコール時は周りのタイ人をよく見て欲しい。きっと面白い発見があるはず。

それではまた明日!

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