先週以下の記事でお伝えしたとおり、今年４月に訪日したタイ人は11万7900人（前年同月比18.6％増）となり、過去最高を記録するとともに東南アジアとしては初となる単月10万人を突破した。また2012年４月より37カ月連続で各月の過去最高を記録している。
４月の訪日外客数は170万人を超え、過去最高を更新！ タイも東南アジアとして初の大台を突破！
日本国内でも急増するタイ人観光客への注目度はうなぎ登りという状況である。今年４月のソンクラーン（タイの旧正月）後に書いたタイ人観光客の日本での買物についての記事は今でも毎日多くのアクセスを集めている。
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タイ人が日本でどんなものをお土産としてを買っているのか？ 知りたい方も多いのではないだろうか。そこで本日は、タイの人気旅行ウェブメディア「E-Magazine Travel」より「日本に行ったら何を買えば良い？ オススメの日本土産まとめ11選」という記事を翻訳して皆様にお伝えする。
長文になるので本日は前編として11選の内１〜６件まで、明日は後編として７〜11件という風に２回に分けてお送りする。
一部の商品は上記３つの記事と被る部分もあるが、それだけ定番化しているということである。どんなものが選ばれているのか？ それでは１〜６までをご紹介する。
（以下翻訳記事）
タイ人がオススメする日本のお土産まとめ11選！ 前編
近頃、日本旅行が大ブームとなっていますね。日本がタイ人に対してビザ免除措置をとってからというもの、ますます人気に拍車がかかりその勢いは今までにない程です。タイ人にとって、日本旅行をすると絶対についてまわるものといえば、そう、買い物・お土産選びです。初心者の方は日本にはどんなものがあるのか、タイと比べて何が安く手に入るのか、なかなか想像がつかないかと思います。どんなものが買いなのか、一つ一つ見ていく必要がありそうですね。
さて、今回はPantip（注：タイ最大のネット上の口コミ掲示板Pantip.com）やその他口コミサイトを参考にピックアップした、お勧めの日本土産を11種類ご紹介したいと思います。
1. チョコレート類Royce、キットカット、ポッキー
タイ人に最も人気なお土産の一つは日本のお菓子類、チョコレート類です。保存ができるのと、年齢問わず食べられるのが人気の理由のようです。日本で最も有名なチョコレートブランドは、やはりRoyceであると言えるでしょう。札幌で製造されている高品質のチョコレート菓子です。味は、とても濃厚で甘すぎず、パッケージも綺麗なのでそのままお土産として手渡せるのも良いですね。値段も高すぎず、一箱600円です。
Royceのもうひとつの人気商品はポテトチップチョコレート、ポテトチップスにチョコレートを浸したものです。東京では、成田空港４階のMall Plazaや搭乗口近くにある免税店にも売っています。北海道では、千歳空港で購入できますよ。
Royce以外のチョコレートだと、キットカットも人気です。
ストロベリーチーズケーキ味
特に、抹茶味はタイ人の口に合うようで、売り切れとなることも。日本では本当に様々な味のキットカットが売られていて、地域限定味もあります。例えば、ストロベリーチーズケーキ味は河口湖限定商品（注：実際には横浜限定。詳細はネスレHPご当地キットカット参照）です。価格は、タイで買うよりも安く、友達が沢山いる人は配れるのでお勧めです。通常の味は赤、黒、ピンクのパッケージとなっていて、スーパー等で購入出来ます。他にも色々な味のキットカットが欲しい人は、池袋の西武百貨店に入っているKitkat Chocolatoryで購入されることをお勧めします。
チョコレート以外のお菓子では、カルビーのじゃがポックルがお勧めです。フレンチフライのようなお菓子で、箱売りしていて、中に10袋入っています。北海道の人気商品となっています。
じゃがポックルとポタージュ
グリコのポッキーも色んな味があります。ローソンやファミリーマート、セブンイレブン等のコンビニで購入できます。一箱100円もしませんよ。
2. 東京ばな奈
画像出典：東京ばな奈ホームページ
日本の有名なお菓子です。ふわふわシフォンケーキにばなな味のカスタードクリームが入っています。ばななのとても良い香りがするお菓子です。日本中、至る所で販売しています。８個入りで1000円、12個入りで1500円で、大きめの駅には大体売っています。どうしても見つからなければ成田空港でも購入できます。免税なので外で買うよりも少しお得です。
3. 洗顔フォーム、フェイスクリーム、豆腐マスク
マツキヨでタイ人観光客が爆買いしていたパーフェクトホイップ
３つめは、「日本で買い物といえば化粧品！」というタイ人女性のためのものと言えるかもしれません。よく買われているのは、日本製の洗顔料、豆腐マスク（盛田屋）、クリーム類ですね。写真の青いチューブ状のものは資生堂のパーフェクトホイップで398円（約128バーツ）で売っていますが、タイでは280バーツで売っています。物によっては日本で買うほうがかなり安いものもあります。他に人気のメーカーは、ハダラボ、資生堂、DHC、SKⅡ、ビオレ、ビタミン剤や化粧品類を安く売っているお店にマツモトキヨシがあります。タイにあるワトソンのようなお店です。日本中に店舗があります。
4. 洋服、靴、鞄
BAO BAO ISSEY MIYAKE
日本にも世界に引けをとらない衣料品ブランドがいくつもあります。例えば、Play Comme Des Gracon、僕は簡単にハートマークのブランドと呼んでいますが（笑）、新宿伊勢丹に店舗があり、タイで買うよりも何％も安いです。他にもニューバランスの靴が1500バーツ～、最近超人気のオニツカタイガーも日本では１万2500円（約4000バーツ）と、タイで買うよりも安く手に入ります。
オニツカタイガーはタイの若者に大人気。
BAO BAO ISSEY MIYAKE、Pleats Pleaseの鞄も新宿や銀座で購入できます。
ユニクロの服は、確かに日本のブランドだけれど、デザインも価格もタイとさほど変わらないので、あまり日本で買うことはお勧めしません。ユニクロの妹ブランドのGUがかなり安いのでお勧めしたいと思います。
5. 日本のフルーツ
冬のフルーツはタイよりも日本の方が安いです。１つ目のお勧めは、みかんです。日本のは柔らかくて、果汁が多く、甘いです。1キロ100バーツ未満で売っています。Tops Supermarket（注：タイの大手スーパーマーケット）では日本からの輸入品を380バーツ（約1,000円）ちょっとで売っていました。２つ目のお勧めはいちごです。真っ赤で甘くてとてもおいしいです。
6. カップ麺、カレールー、ラーメンの麺、やきそば、わさび、緑茶、アルコール類
日本のカップ麺類で一番人気なのは日清のカップヌードルです。１個168円で色々な味があります。どれも美味しく、えび、卵、豚肉、さらには麺にプロテインまで入っていて、タイに売られている麺だけしか入っていないカップ麺とは訳が違います。
料理をするのが好きな人には、カレールー、ラーメンの麺、やきそばをスーパーから買ってきて、タイで自炊すれば日本の味が楽しめます。日本のスーパーは至 る所にありますが、特に大きな駅の近くには大抵あります。私たちにとって最も馴染みがあるのはタイにもあるMax Valueですね。
日本のカレーがタイでは大人気。手軽に自分で作りたいというニーズがあるのだろう。
お茶を飲むのが好きな人は、小袋に入っている緑茶を買ってくることをお勧めします。日本の本物の緑茶です。スーパーマーケットに売っています。
伊藤園緑茶ティーバッグ
アルコール類も興味深いですね。日本のお酒といえば、梅酒、酒がありますが、かなり安く売っています。小瓶はたったの400〜500円です。タイ人は１人１リットルまでなら持ち込み可能ですよ。
以上、本日は11選の内、１〜６件までお届けした。
引き続き明日は後編として残りの７〜11件までの５つをご紹介する。タイでは販売が禁じられているアレもランクインしている。要注目である。
それではまた明日！
後編はこちら。
タイ人が訪日旅行初心者にオススメする日本のお土産まとめ11選！ 後編（７〜11）
