この時期は新年度ということで、携帯電話の新規購入や買い替え需要のピーク時期でもある。
この4月からタイに赴任され、とりあえず日本から持ってきた携帯電話を使っているが、近々タイの携帯電話の購入を検討しているという方も多いことだろう。
タイでもスマートフォンの価格は、日本とそれほど変わらない。
iPhone 6なら2万4900B〜、6 Plusなら2万8900B〜と、円に換算すると10万円前後になる。
僕もこれまでスマホは、iPhone3G、4S、5S、とiPhoneしか使ったことがなかった。
今回、会社の業務用のスマホを購入するにあたり、10万円の支出はキツイので初めてAndroidのスマホを買ってみることにした。
候補はひとつ。
ネットでコスパ最高! と話題になっている台湾メーカー・ASUS(エイスース)の「Zenfone 5(ゼンフォン5)」だ。

zenfone5

あのカリスマブロガー・イケダハヤト氏も絶賛している。
[レビュー] 格安スマホ「Zenfone 5」がハイスペックすぎてiPhoneユーザー涙目!

「善は急げ」(Zenfoneだけに)ということで、昨日フォーチュンタウン(ラマ9世駅にあるショッピングモール)に買いに行ってきた。
フォーチュンタウンの2階には携帯電話やPC、カメラのショップが並び、iPhoneやGalaxyといった定番から日本ではまず売っていないようなマイナーな機種まで売られている。
ひと通り店を覗き、最終的にZenfone 5 (16GB、3G版)を購入した。
価格はなんと5,500バーツ!(約2万円)
4G(LTE)対応版は6,900バーツで売っていた。

Zenfone 5を使ってみる

zenfone5

 箱の中はこんなかんな感じ。

zenfone5

持った感じの質感は悪くない。

【スペック】
OS:Android 4.4(KitKat)
サイズ:72.8 ×148.2 ×10.34 mm (WxHxD)
画面サイズ:5インチ
メモリ:2GB
画面解像度:1280×720 HD
メインカメラ:800万画素
サブカメラ:200万画素

スペック詳細は、ASUSのウェブサイトを参照。
タイで売っているZenfoneはDual SIMなのでSIMカードが2枚挿せるようになっているのもポイント高し。

実際に、触ってみると、サックサクでキビキビと動く。
iPhone5Sと比べてもサクサク具合はそう変わらない。
画面のスクロールは若干カクつくところもあるが、許容範囲内だ。
なんといっても5,500バーツなのだから、文句は言えまい。

さて突然だが、このZenfone 5を購入して1カ月というMr.Tにその使用感を聞いたみた。

Mr.Tzenfone5

明石:実際に使ってみていかがですか?

Mr.T:俺もiPhoneしか今まで使ったことがなくて、Androidのスマホは初めてだったけど、iPhoneみたいに直感的に操作できていいね。操作性は負けてないと思うよ。

明石:なるほど。ほかに良い点ってありますか?

Mr.T:とにかく価格に対しての性能が素晴らしいよ。俺は、AISで3,990バーツ(2年契約)で買ったんだけど、1万円台でこれほどのスマホが買えるなんて、ちょっと前からは考えられないよね。

明石:コスパがいいということですね?

Mr.T:そうそう、コスパ最高!

明石:やっぱり噂通りですね〜。逆にダメな点ってありますか?

Mr.T:うーん、そうだなぁ。唯一不満なのはカメラの画質かな。iPhoneのカメラに慣れているとやっぱり画質はかなり劣るね。特に暗所での撮影は使い物にならないかな。

明石:そうなんですね。まぁでも価格はiPhoneの1/4ですからね。比べちゃだめですよね。

Mr.T:まぁ、そうだよね。カメラ以外は特に不満もないからね。

明石:ほかにも良い点ってあります?

Mr.T:そうだねぇ、やっぱり価格に対しての性能が良いということだろうね。この価格なら満足度は高いよ。とにかく安くて性能がいいスマホを探しているなら、買って後悔はしないはず。

明石:それはコスパがいいということですよね?

Mr.T:そう、コスパが最高!

明石:結局、コスパが最高ということですね?

Mr.T:そうそうコスパ最高!

明石:さっきからコスパ最高しか言ってないですよね?

Mr.T:そうだね、とにかくコスパが最高なんだよ。うん、コスパ最高。

ネット上の噂通り、とにかくコスパが最高な端末ということのようである。
ちょっとグダグダなインタビューになってしまったが、僕がこのZenfone 5に目をつけた理由は、最初から日本語が入っているという点だ。
タイで売られているスマホで最初から日本語が入っているのは、iPhoneとGalaxyの一部の機種、Xperiaといった高価格帯のブランドのみで、格安スマホで日本語が入っているのはかなり珍しいのである。
ただし、文字入力に関しては、初期設定ではiPhoneで慣れ親しんだフリック入力ができないので、日本語入力用のアプリをインストールする必要がある。
日本語入力用のアプリはいくつかあるが、今回はGoogle日本語入力をインストールしてみた。

ということで、明日は日本語化とフリック入力を使えるようにするまでの手順を説明する予定だ。

それではまた明日!

その記事はこちら。
タイで買ったZenfone 5の日本語化とフリック入力の設定方法