2013年から大規模な修復工事が行われているワット・アルン(暁の寺)。三大寺院のひとつに数えられるバンコクを代表する観光名所だが、工事中は足場が組まれ、大仏塔の頂上に登ることもできず、残念な思いをした観光客の方も少なくないだろう。

だが、4年の歳月を経て、遂に今月工事が完了する。

タイ英字紙大手「THE NATION」の報道によれば、タイ文科省芸術局からワット・アルンの修復工事が8月中に完了する見込みだという公式発表が行われたという。
12月27日〜2018年1月5日の間には大仏塔を舞台に祝典が開催される。光と音のショーやナンヤイ(影絵)の演舞など、様々なイベントが予定されているようだ。
詳しくは下記「THE NATION」の記事をご確認いただきたい。

この記事の目次


ワット・アルンの今

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修復工事中はこのように足場が組まれていた

今週末からお盆休みでバンコクを訪れる旅行者の方も多いと思うが、現状のワット・アルンはどのような状態なのか、気になっている方もいらっしゃることだろう。そこで先週土曜日、実際にワット・アルンを訪れ現状を確認してきた。

はたして足場は外されているのか? 頂上に登ることはできるのか?
それではワット・アルンの昼と夜の現状をお届けしよう!

昼のワット・アルン

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8月5日時点のワット・アルン

足場は外され、遠目から見ると工事は終わっているように見える。

wat arun実際に仏塔まで来てみると、すべての足場は外されていた。

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途中までは登ることができるが、頂上へと続く階段は閉ざされていた。

先週末の時点では、頂上に登ることはできなかった。だが、もう間もなく登れるようになるだろう。

夜のワット・アルン

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8月5日時点のワット・アルン

ワット・アルンと言えば、ライトアップされた仏塔が光り輝く夜景も見逃せない。先週末の時点でもこの写真のとおり、眩いばかりに輝く仏塔の姿を見ることができた。

写真は川沿いのレストランEAT SIGHT STORY DECKにて撮影。

ワット・アルンの対岸がアツい! おしゃれなカフェ&レストランが続々オープン中!

wat arunワット・アルンへの渡し船が出発するターティアン船着き場の周辺に、古びたショップハウスが立ち並ぶ一角がある。いかにも老舗然とした商店を営む人々の暮らしぶりを垣間見ることができるエリアだが、今この一角に注目が集まっている。

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ショップハウスを改装したオシャレなカフェやレストラン、ホステルが続々オープンしているのだ。

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Blue Whale Maharaj

これから旅行でタイを訪れる方へ。今、バンコク在住者に流行っているモノ10選!【2017年版】でご紹介した青いラテが人気のカフェ「Blue Whale Maharaj」をはじめとして、雰囲気の良いカフェやレストランが数軒ある。

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6月末にはワット・アルンを正面に臨むチャオプラヤー川沿いに、人気の東タイ料理レストラン「スパンニガ」の支店がオープンした。

ワット・アルンを訪れる際は、ぜひこのエリアの散策も楽しんでほしい。きっとあなたにもお気に入りのお店が見つかると思う。

ワット・アルン基本情報

  • 営業時間:8時〜18時
  • 料金:50B(仏塔への入場料)
  • 行き方:ターティアン船着き場から渡し船(3.5B)
ターティアン船着き場地図
ワット・アルン地図

夜のワット・ポーもオススメ!

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ワット・ポーの夜景

ワット・アルン散策を堪能したら、すぐ近くにあるワット・ポーの夜景もぜひ見ておきたい。
一昨年、夜のワット・ポーと旧市街の行列ができるバミー屋台に行ってきた。という記事でお届けしたように、実はワット・ポーは夜も入ることができるのだ。しかも無料で。
涅槃仏のあるお堂や本堂には入ることは出来ないが、美しくライトアップされた仏塔の美しさは圧巻だ。

wat pho夜間の入口は一箇所のみ。先程の記事で入口の地図を掲載しているので、興味がある方はぜひご確認いただきたい。

以上、今月修復工事が完了するワット・アルンの現状をお伝えした。
頂上には登れなかったが、足場は外され、美しくライトアップされた仏塔を堪能できた。これからバンコクに来る旅行者の方も安心してワット・アルンを訪れて欲しい。
修復工事が完了次第、改めてここでお知らせさせていただく。