僕がブレズ薬局の飯田社長と出会ったのは、アソーク店がオープンした直後の5年前のことだった。

在庫が積み上がる無味乾燥としたアソーク店の上にあるオフィスに伺った際、彼のデスクにはある言葉が掲げられていた。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

そう、リクルートの創業者である江副浩正氏によって作られたリクルートの旧社訓である。

僕もタイに移住する以前、「タイに渡るか、東京でサラリーマンを続けるか…」と悩んでいた時に、自分を奮い立たせようと何度も頭の中でこの言葉を反芻していた。僕にとっても大きな影響を受けた言葉だ。

「将来はアフリカに病院を作り、人種も貧富の差も関係なく、誰でも平等に医療が受けられるようにしたいんです。薬局運営は、そのための第一歩に過ぎません」

埃っぽいオフィスの片隅で、彼はそう熱く語ってくれた。

その言葉に偽りがないことは、その目を見れば明らかだった。

自らの使命を見出した者だけが持つ、眩しいほど真っ直ぐな目をしていたのだ。

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21歳で起業、24歳で単身渡タイ

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飯田社長は、当時24歳。

21歳の大学4年時に、東京で個人事業主としてシステム販売の仕事を請け負い、月に430時間働く生活を送っていたという。

そして、2011年に単身タイに渡り、翌2012年にブレズ薬局を開業した。ブレズ薬局の「ブレズ」とは、「経営においてブレない」という想いが込められている。

アソーク店の開業後、しばらくは赤字が続き、資金も底を尽きかけていたが、ギリギリのところで踏ん張り、黒字に転じた。

それから2店舗目をソイ39に、3店舗目をソイ49に、と矢継ぎ早に出店し、急拡大をしていくかに見えた。

だが、2号店の売上は芳しくなく、早々に撤退することになる。

そこからは着実に既存2店舗の基盤を固めた。

「薬局の次は、クリニックの開業。創薬もやります」

薬局の開業当初から彼が言い続けて来たことだ。

一昨年の12月には、アソーク店の隣にクリニックの開業を果たした。次のステップである創薬事業も視野に入っているのだろう。

薬局、クリニック、創薬、そして世界へ。

高い志を持ち、常に挑戦を続ける飯田社長は、まさに、

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

を地で行く男である。

「飯田社長、意識高すぎワロタwwww」

と思うような方はブレズ薬局の求人には応募しない方が懸命である。

志を立て、それに向かって邁進する環境に身を置ける機会はそう多くはない。

我こそは! という方は、ぜひ下記の募集要項に目を通し、応募して欲しい。

ブレズ薬局 日本人スタッフ募集要項

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  • 雇用形態:正社員
  • 募集職種:薬局およびクリニックでの受付・通訳(タイ語)業務
  • 給与・待遇:5万B以上、ビザ・ワークパーミット支給
  • 勤務地:アソーク、スクンビット・ソイ49(フジスーパー4号店内)
  • 勤務時間:10時〜19時または9時〜18時
  • 休日:応相談
  • 有給休暇:年6日
  • ボーナス:年1回支給
  • 福利厚生:社会保険
  • その他:社員旅行(年1回)

こんな人がウェルカム!

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  • タイ語を使って仕事ができる方であれば、医療現場で働いたことがなくてもマイペンライ!
  • 接客が好き!
  • 医療に興味がある!
  • タイ人スタッフと一緒に店舗の運営に関わる仕事をしてみたい!

意外と軽いノリでも応募OKのようである。

応募・お問い合わせは下記まで。