1月20日、日本政府観光局(JNTO)より2014年の訪日外客数の統計が発表されました。詳細データはこちらから閲覧できます。
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2014年の訪日外客数は前年比29.4%増の1,341万4,000人となり、これまで過去最高であった2013年の1,036万4,000人を300万人余り上回った。

要因
ビザの大幅緩和や消費税免税制度の拡充のほか、アジア地域の経済成長に伴う海外旅行需要の拡大、円安進行による訪日旅行の割安感の浸透などが、2014年の訪日外客数の拡大に寄与した。
また、観光庁、JNTOが中心となって継続的に取り組んできた訪日プロモーションとともに、日本国内のインバウンド業界の機運の高まりが、更なる訪日旅行の魅力の訴求に繋がった。
市場別では、主要18市場の内、英国、ロシアを除く16市場が年間での過去最高を記録した。また、ロシアを除く17市場が前年比2桁増の伸びを示した。

出典:日本政府観光局(JNTO)

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このように日本を訪れる外国人旅行者数は、「2020年に2,000万人」という目標に向けて順調に増加しています。

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ここ3年で急増! 直近10年間の訪日タイ人客数の推移

直近10年間の訪日タイ人客数の推移

2014年1年間に日本を訪れたタイ人渡航者数は65万7,600人(前年比45%増)となり、過去最高を記録しました。2011年は東日本大震災の影響で一時的に減少しましたが、2012年以降は驚異的な伸びを見せています。

タイは何位? 訪日外客数国別シェア TOP10

2014年版 訪日外客数国別シェアTOP10

国籍別のシェアで見ると、①台湾、②韓国、③中国、④香港、⑤アメリカについで第6位という結果。
さすがに台・韓・中の東アジア3ヶ国に比べるとまだ1/3〜1/4程度ですが、東南アジアではダントツの1位! このペースで増加すれば、あと数年で100万人の大台を突破するのはほぼ間違いないでしょう。
タイに渡航する日本人が年間で130万人前後(2014年は127万人)ですので、これは少なくない数です。

タイ人観光客の集客に取り組む企業や自治体も急増中!

Miyagawa Cho 宮川町 : Maiko Fukusato of Miyagawa Cho

私が前職で勤めていた日本語情報誌の出版社では、タイ人向けに日本の情報を発信する情報誌も発行していました。
特にここ2年間で日本の地方自治体や企業から「タイ人観光客を集客したいのでぜひ取材に来て欲しい」「広告を出稿したい」というようなお問い合わせが急増していました。

自治体では、千葉県、愛知県、熊本県、日光市、横浜市、福岡市、企業ではドンキホーテ、札幌かに本家、星野リゾート、スーパーホテルなどがタイ人集客に積極的に取り組んでいらっしゃいますね。
各自治体、企業が具体的にどんな集客プロモーションを行っているかについては、また改めてこの場で発信していきます。
うちはこんなプロモーションを展開しているよー! というような情報も大・大・大募集中ですので、どしどしご連絡ください! いただいた情報はこの場で記事として紹介させていただきます。

Yindeedでは、日本国内でタイ人観光客の集客に取り組む企業や団体に向けて、1文字6円〜のタイ語翻訳、タイ語ホームページ・ソーシャルメディアの制作ならびに運用、タイ人観光客からのお問い合わせに対するタイ語での対応業務の受託などのサービスをタイの現地価格で提供しています。
タイ人観光客の集客プロモーションに興味はあるけど予算が少ない…という方でもぜひご相談ください!

今年も開催! タイ国内最大の旅行展覧会TITF

 titf2015

さて、いよいよ来月にはタイ国内最大の旅行展覧会である「タイ国際旅行フェア・TITF(Thai International Travel Fair)」が開催されます。毎年2月に開催されるこのTITFでは日本関連の出展ブースが圧倒的な人気と存在感を誇っています。今年は2月25日〜3月1日までクイーンシリキットコンベンションセンターで開催されます。
日本のインバウンド関係者の方は、このTITFで来タイされる方も多いと思います。私も会場にいますので、お会いできれば嬉しいです。
TITFのレポートは、FacebookやTwitterでリアルタイムにリポートしますので楽しみにしていてください。タイ人の日本旅行に対する熱気をぜひ感じて欲しいですね。

それではまた!

明石
タイ人集客ならYindeed
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