「インスタ映え」というワードが流行語になって以来、バンコクでも“映え”を意識したレストランやホテルが増えている。
もともと写真を撮ることも、撮られることも大好きなタイ人の国民性。インスタはぴたりとハマり、タイ全国どこにいってもインスタ映えスポットが無数にある。
まさに、“インスタ映え先進国”とも言えるタイ。せっかく旅行に来るのであれば、映えスポットを周り、写真三昧の日々を過ごしてみよう、と考えている人も多いと思う。
であれば、宿泊先もインスタ映えするホテルを選びたいもの。
今回はそんな映えホテルをお探しのあなたに「Akara Bangkok」をご紹介したい。
実際に宿泊して、ホテルだけでなく、周辺のフォトジェニックなスポットもがっつりまわってきたので、お楽しみいただけたら幸いだ。
この記事の目次
- Akara Bangkok 9つの魅力
- 1. 電車&徒歩でアクセスできる好立地
- 2. 買い物と写真撮影が満喫できる周辺環境
- 3. 全宿泊客が無料で利用できるラウンジ&アフタヌーンティ
- 4. どこを切り取ってもおしゃれな部屋
- 5. 最高級ホテル並のアメニティ
- 6. ハイレベルかつフォトジェニックなレストラン「Ross Kitchen」
- 7. ルーフトッププール&ルーフトップバー
- 8. 種類豊富な朝食ブッフェ
- 9. 子供も楽しめる料理教室「ROSCHAS CULINARY SCHOOL」
- Akara Bangkokのインスタ映え写真集
- Akara Bangkok周辺をフォトウォーク
- このエリアに泊まるなら、ここでしかできない体験をしよう
- Akara Bangkok 店舗情報
Akara Bangkok 9つの魅力
Akara Bangkok外観
実際に宿泊して感じたAkara Bangkokの魅力は以下の9つ。
- 電車&徒歩でアクセスできる好立地
- 買い物と写真撮影が満喫できる周辺環境
- 全宿泊客が無料で利用できるラウンジ&アフタヌーンティ
- どこを切り取ってもおしゃれな部屋
- 最高級ホテル並のアメニティ
- ハイレベルかつフォトジェニックなレストラン「Ross Kitchen」
- ルーフトッププール&ルーフトップバー
- 種類豊富な朝食ブッフェ
- 子供も楽しめる料理教室
今回撮影したインスタ映え写真は最後にまとめて紹介する。
まずはこの9つの魅力を上から順に解説していこう!
1. 電車&徒歩でアクセスできる好立地
エアポートレイルリンク「ラチャプラロップ駅」 最寄りは1番出口ホテル選びで重要なのは、なによりもその立地。インスタ映えスポットをご紹介する前に、立地とアクセスから説明させてほしい。
Akara Bangkokは、シーアユタヤ通りに面し、徒歩圏内に以下5つの駅がある。
- ラチャプラロップ駅(エアポートレイルリンク) 徒歩1分
- パヤタイ駅(BTS、エアポートレイルリンク、国鉄) 徒歩10分
- マッカサン駅(国鉄) 徒歩10分
スワンナプーム空港からエアポートレイルリンクを利用し、ラチャプラロップ駅で下車するのが最も便利なアクセス方法だ。
ラチャプラロップ駅1番出口前の様子
BTSパヤタイ駅 最寄りは4番出口BTSで来る人は、パヤタイ駅(4番出口)が最寄り。800mなのでトランクを引きずりながらでも歩けない距離ではないが、歩道もガタガタなので注意が必要だ。
パヤタイ駅からホテルまでの道
ホテルからラチャプラロップ駅、パヤタイ駅まではシャトルサービスが利用できる。
トゥクトゥクによるシャトルサービス
外出やチェックアウト後に空港に向かう際は、ぜひ活用してほしい。
まだ比較的新しいホテルなので、タクシーで来る人は運転手がホテルを知らない可能性もある。ホテルから徒歩1分の場所に有名な病院「Phyathai 1 Hospital」があるので、最悪この病院名を告げれば、運転手も場所を把握できるはず。
2. 買い物と写真撮影が満喫できる周辺環境
キングパワー・ランナム店
Akara Bangkokの周辺にある観光地や商業施設は以下のとおり。
- 免税店キングパワー(850m)
- セントラルワールド、ZEN、伊勢丹(1km)
- ビッグC(1km)
- ゲイソンプラザ(1km)
- サイアムパラゴン(1.8km)
- MBK(2.5km)
- プラトゥーナム市場(300m)
- プラチナムファッションモール(900m)
- 戦勝記念塔(1.3km)
- ランナム通り(500m)
キングパワーやセントラルワールド、ゲイソン、ビッグC、プラトゥーナム市場、プラチナムファッションモールなどの巨大商業施設が1km以内にあり、サイアムパラゴンやMBKもBTSパヤタイ駅からわずか2駅の距離。
タイ最大級のショッピングモール「セントラルワールド」
乾季の中でも最も気温が下がる12月〜2月なら十分に徒歩でもアクセスできる。
ランナム通りは、以前Yindeedでも取り上げたことがあるが、イサーン料理(タイ東北料理)の食堂が多く、散策が楽しいエリア。
観光地巡りに飽きたら、ローカルな雰囲気が感じられるランナム通りの街歩きをおすすめしたい。
プラトゥーナム市場や国鉄の線路は、タイらしい雑多で猥雑な雰囲気が感じられるお気に入りの撮影スポット。
どんな感じの写真が撮れるのか?
今回がっつりと撮影をしてきたので、後ほどご紹介したい。
3. 全宿泊客が無料で利用できるラウンジ&アフタヌーンティ
ラウンジ「Culinary Library Lounge」
Akara Bangkokの素晴らしいサービスのひとつが、ラウンジとアフタヌーンティ。
部屋のグレードに関わらず、全宿泊客が無料で利用できるのだ。
アフタヌーンティ
無料なら大したことないのでは?
と思うかもしれないが、いい意味で期待を裏切られた。
毎日14〜17時の間で利用できるアフタヌーンティは、パンやケーキなどのスイーツをはじめ、サテやチーズ&ナッツなどもある。
さらにドリンクは、コーヒーや紅茶、ジンジャエールといったソフトドリンクだけでなく、ビールやカクテル、ウイスキーなどのアルコールも用意されている。
もちろん、アルコールも無料だ。
夜のラウンジにて写真を撮るなら、夜のラウンジも雰囲気があっておすすめ。
本棚には食に関する書籍が集められており、興味がある人にはたまらないコレクションだろう。
4. どこを切り取ってもおしゃれな部屋
Akara Suites
Akara Bangkokには以下4タイプの部屋がある。
- Prarop Deluxe(30㎡、バスタブ無し)
- Akara Deluxe(30㎡、バスタブあり)
- Siam Suite(45㎡、バスタブあり)
- Akara Suite(60㎡、バスタブ、バルコニーあり)
Prarop Deluxe
Prarop Deluxe
バスタブがない以外、おしゃれさは文句なし。
Akara Deluxe
Akara Deluxe(ツインルーム)
Akara Deluxeはシングル、ツインの両方がある。
Akara Deluxeのバスルーム
大理石のバスルームは映え度も申し分なし!
Siam Suite
Siam Suites
Siam Suiteは、ゆとりある広さで快適にくつろげる。
バスルームも広々&エレガントな雰囲気
大きなバスタブもAkara Bangkokの魅力のひとつなので、泊まるならAkara Deluxe以上の部屋がいい。
Akara Suite
Akara Suites
今回、最上級グレードである「Akara Suite」に泊まったが、その理由はこの壁にかけられたネオン。
ここでポートレートを撮ったら、絶対に映える!と思い、この部屋をリクエストさせてもらったのだ。
ネオンがあるのは、Akara Suiteのみ。
バスタブはジェットバス付き
Akara Deluxe以上なら、バスタブでの写真撮影も楽しめるはず。
ダブルシンクの洗面台もポイント高し
ワーキングスペースも広々
バルコニーがあるのはAkara Suitesのみ
北側の部屋からの眺望
ちなみに部屋のWi-Fiスピードの計測結果は以下のとおり。
- ダウンロード:11.5 Mbps
- アップロード:8.92 Mbps
爆速ではないが、SNSやYoutubeを見る分にはまったく問題ない。
5. 最高級ホテル並のアメニティ
Akara Bangkokは、最高級ホテル並にアメニティが充実している。
- ボディソープ
- ボディローション
- シャンプー
- コンディショナー
- バスボム
- 櫛
- 綿棒
- ひげ剃り
- シャワーキャップ
- 生理用品
全部屋にこれらのアメニティが完備されている。バスボムが無料で提供されているのは、かなり珍しいのではないだろうか。
身長181cmの僕でもゆったりと足を伸ばせるほど、どの部屋のバスタブもデカい。
「大きなバスタブとジェットバス、バスボムでバスタイムも満喫してほしい」というホテル側の心意気が伝わってくる。
観光の疲れをゆっくりと癒やしてほしい。
6. ハイレベルかつフォトジェニックなレストラン「Ross Kitchen」
Ross Kitchen
「Ross Kitchen」は、ビンテージなダイナー風内装とタイガーのネオンが映えるフォトジェニックなタイレストラン。
Ross Kitchenカウンターもいい雰囲気
イサーン料理やプーパッポンカリー、グリーンカレー、パッタイなど定番のメニューからチムチュム鍋、ステーキなど、辛いのが苦手な人でも頼めるメニューも多い。
和牛を使ったスアロンハイ(イサーン料理)
何を食べても外れはなく、見た目も上品で美しい。
Esan Picnic個人的に気に入ったのは、ソムタム、ガイヤーン、カオニャオがセットになった「Esan Picnic」。
特に地鶏のガイヤーンが絶品だった。
エビのグリーンカレーも上品
定番のプラーガポン(スズキ)もある
スイーツもアロイ
色々頼んでもひとり500B前後で満足を得られる価格帯もいい。
インスタ映えを狙うなら、タイガーのネオンやバーカウンターがおすすめ。
バーカウンター
雰囲気抜群のバー
まるで香港映画のワンシーンのようなクールな写真が撮れるはず。
7. ルーフトッププール&ルーフトップバー
バイヨークスカイを望むルーフトッププール
屋上にあるプールとバーもAkara Hotelの大きな魅力。
18階建ての屋上なので、絶景のパノラマビューというわけではないが、スクンビットや川沿いでは見られない、ある意味バンコクらしい景観が広がる。
エアポートレイルリンクの高架が見える
プールは小ぶりでピークシーズンならすぐにチェアが埋まってしまいそうだが、やはりルーフトップのプールは開放感があっていい。
プールのひとつ上がルーフトップバー
ナイトプールは大人な雰囲気
ルーフトップバーはスカンジナビアン料理がウリ
この構図がお気に入り
ここではぜひ、超広角レンズでバイヨークスカイタワーの全景を収めてほしい。
ちなみに僕は35mm換算で15mmのレンズで撮影した。iPhone11の超広角レンズなら十分に全景が撮影できるはず。
8. 種類豊富な朝食ブッフェ
Fablesでの朝食ブッフェ
朝食はインターナショナルブッフェスタイルで、会場は最上階プールサイドのオールデイダイニング「Fables」。
パン、和食、タイ料理、カレー、サラダ、フルーツはもちろん、注文してから作ってくれるエッグステーションやヌードルステーションもある。
ヌードルステーション
これだけ種類があれば、数日の連泊なら飽きることはなさそうだ。
Fables
ただし、席数は多くないので、混雑が予想される8時半〜9時の間は避けたほうがいいかもしれない。
9. 子供も楽しめる料理教室「ROSCHAS CULINARY SCHOOL」
ROSCHAS CULINARY SCHOOL
ホテルには料理教室「ROSCHAS CULINARY SCHOOL」が併設され、タイ料理をはじめ、中華、広東、ベトナム、フレンチ、ドイツなど、世界各国の料理を学ぶことができる。(言語は英語)
僕はタイ料理教室を体験したが、驚いたことに子供の参加者も多かった。
カクテル作りも体験できる
5品とカクテルを作り、Fablesにていただく。
なかなかの出来栄えではないだろうか
料理ド素人の僕でもレストランで出せるレベルのものが作れたので、普段料理をしない人にもおすすめしたい。
Akara Bangkokの9つの魅力の解説は以上。
続いては、ホテル内でインスタ映えを意識して撮影した写真をご覧いただこう!
Akara Bangkokのインスタ映え写真集
撮影場所:Akara Suites
撮影場所:Akara Suites
撮影場所:Culinary Library Lounge
撮影場所:Culinary Library Lounge
撮影場所:Culinary Library Lounge
廊下ですらインスタ映え
撮影場所:Barracuda Rooftop Bar
撮影場所:Ross Kitchen
撮影場所:プール
撮影場所:プール(この構図で撮るなら順光になる午後がおすすめ)
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なかなかの撮れ高である。
室内、バスルーム、廊下、ラウンジ、ロビー、プール、ルーフトップバー、レストラン。
ホテル内のいたるところにインスタ映えスポットが溢れている。
これほど撮影が楽しいホテルもそうはないだろう。
超広角レンズがあれば、ルーフトップのプールやバーで迫力ある写真が撮れる。
日が沈む前からルーフトップバーに上がり、夕焼けとインスタ映えの両方を楽しんでほしい。
それでは最後に、ホテル周辺の魅力をフォトウォーク(撮り歩き)という観点からご紹介しよう。
Akara Bangkok周辺をフォトウォーク
今回のフォトウォークのルートは、ホテル近くのラチャプラロップ駅から国鉄パヤタイ駅まで線路沿いを歩くというもの。
グーグルマップの経路では、線路沿いを歩くルートは表示できなかったが、直線で800mほどの道のり。
線路沿いはバラックが立ち並ぶが、危なくはない
途中、線路沿いから脇道にそれ、プラトゥーナム市場に立ち寄る。
プラトゥーナムのランドマーク「バイヨークスカイ」
それではフォトウォークで撮影した写真をご覧いただこう。
ラチャプラロップ駅周辺
まずはラチャプラロップ駅の高架下で通過する列車を撮影。
列車は目の前をかすめるように通り過ぎていく。
線路沿いで生活する人々の暮らしを垣間見れる
線路沿いは猫天国
一旦、線路沿いを離れ、小道からプラトゥーナム市場へ。
プラトゥーナム市場を散策
プラトゥーナム市場へ抜ける道
この抜け道がフォトジェニックで、僕も最近よくインスタに写真をアップしている。
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快く撮影に応じてくれる人も多い
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ひと通りプラトゥーナム市場での撮影に満足し、また同じ道から線路に戻り、パヤタイ駅を目指す。
再び線路沿いを歩き、パヤタイ駅へ
線路からバイヨークスカイを見上げる
どこからでもバイヨークスカイが見えるので、構図が作りやすく、簡単にいい感じの写真が撮れるのもこのルートの楽しいところ。
線路とともに暮らす人々
線路沿いにバナナの木があるのもタイらしい
パヤタイ駅に到着。
駅の手前から右の脇道に入り、このエリア随一の人気カフェ「Factory Coffee」でひと休みしていこう。
パヤタイ随一のおしゃれカフェ「Factory Coffee」
Factory coffee外観
Factory coffee店内
アイスアメリカーノ
パヤタイ駅まで来たら、シーアユタヤ通りから歩いてホテルに戻るか、疲れていたらエアポートレイルリンクに乗って戻ってもいいだろう。
国鉄パヤタイ駅も撮影スポット
パヤタイ駅も撮影スポットなので、鉄道を撮りたい人は、駅構内や線路から列車が来る瞬間を狙うべし。
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まるでジャングルを通り抜けて来たかのような光景。
だが、ここはバンコク都心の国鉄パヤタイ駅。旅行の時くらいしか国鉄に乗ることはないけど、通勤通学の足としてまだまだ現役なんだなぁ。#Bangkok#バンコク
Phaya Thai Station https://t.co/xchbmFnOG3 pic.twitter.com/vexocZ63k9
— Naoya Akashi@バンコク在住SNS写真家 (@naoya_bkk) November 14, 2019
ちなみにこのまま線路沿いを西に歩いていくと、大理石寺院として知られるワット・ベンチャマボピットに行き着く。
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この寺院は僕イチオシのインスタ映え寺院なので、写真好きな人はぜひ訪れてほしい。
国鉄パヤタイ駅からワット・ベンチャマボピットまで、別の日に友人とフォトウォークした際の動画も、ぜひご覧いただきたい。
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以上、Akara Bangkok周辺の魅力をフォトウォークという観点からご紹介した。
このエリアに泊まるなら、ここでしかできない体験をしよう
エレベーターホールですら映える
Akara Bangkokは、星の数ほどあるバンコクのホテルの中でも、「インスタ映え」という観点では、上位に食い込めるホテルだ。
ロビー、ラウンジ、レストラン、バー、廊下、部屋、バスルーム、プール、ルーフトップバー…
どこを切り取っても、絵になるブティックホテルは、そう多くはないだろう。
周辺も雑多で猥雑な活気があり、こういった雰囲気が好きな方にはたまらない街である。
シーロムやスクンビット、チャオプラヤー川沿いもいいが、このエリアもまた違った魅力がある。
観光地過ぎず、ローカル過ぎず、そのふたつのバランスがいいのだ。
せっかくこのエリアに泊まるなら、ここでしかできない体験をしてほしい。
今回はその一例として、ラチャプラロップ駅からプラトゥーナム市場を経由し、パヤタイ駅までのフォトウォークをご紹介したが、
徒歩で歩き回りたい、写真を撮りまくりたい、というアグレッシブな方に、ぜひおすすめしたいホテルだ。
Akara Bangkok 店舗情報
- 住所:372 Sri Ayudhya Road, Thanon Phyathai Rajthevi, Bangkok 10400
- 最寄り駅:エアポートレイルリンク「ラチャプラロップ駅」またはBTSパヤタイ駅
- TEL:+66 (0) 2248 5511-15
- E-mail:info@akarahotel.com
- HP:https://www.akarahotel.com/
- Instagram:https://www.instagram.com/akarabangkok/
- MAP:https://goo.gl/maps/ZfLt3cdbRh9CXbgJ6