「バンコクでおすすめのホテルを教えてください!」
僕のツイッターやインスタグラムには、たまにこんなDMが届く。
さすがにこの質問の仕方だと、「予算」や「立地」、「一人旅かグループか」といった最低限の条件提示もないのでお答えしようがなく、返信をしないことのほうが多い。
例えば、下記のように具体的な条件があれば、おすすめはしやすい。
- 目的:出張
- 立地:スクンビットエリアでBTS駅徒歩圏内
- 予算:15,000円前後
実際にこの条件で質問が来ることも少なくない。その場合、僕が勧めるのは、BTSプロンポン駅前にあるサービスアパート「V Residence」だ。
V Residenceを勧める5つの理由
V Residence外観
なぜV Residenceを勧めるのか? その理由は大きく以下の5つ。
- BTSプロンポン駅から徒歩3分という好立地
- 日本に近い生活環境
- 全室スイートでキッチン付き
- 朝食に日本食あり
- 温かいスタッフ
と、偉そうに理由を述べているが、実際に泊まったことはない。(笑)
友人の評判や予約サイトのレビューをもとに、ここなら間違いないだろうと思い、勧めていた。
今のところ実際に泊まった人はみな満足しているようなので、先ほどの条件で相談があった場合は、V Residenceを勧めている。
でも、泊まったこともないのにオススメするのはどうなのかと、常日頃思っていた。
レストランであれば、いくら評判が良くても食べたことがなければオススメすることはほとんどない。
今後もV Residenceを紹介するだろうし、一度くらいは泊まっておくべきだろう。
ということで先日、実際に泊まってきたのだが、泊まってみると人気の理由がよく理解できた。
そこで今回は、V Residenceが出張者や長期滞在者にオススメな理由を在住者目線でお伝えしたい。
立地はバンコクの日本人街、プロンポン
エムクオーティエ
V Residenceは、BTSプロンポン駅からわずか徒歩3分、スクンビット通り沿いに位置してる。駅前には、「エンポリアム」と「エムクオーティエ」という2大デパートがあり、食事・買い物は駅周辺でこと足りる。
プロンポンはバンコクで最も日本人が多く暮らしている街であり、「バンコクの日本人街」とも呼ばれている。
プロンポン駅前を歩いていると、ここは日本か!と思うほど、たくさんの日本人とすれ違う。
あなたの出張先の同僚やクライアントの駐在員も、プロンポン周辺に住んでいる人が多いはずだ。
エンポリアムとベンジャシリ公園
彼らにとって、自宅とあなたの宿泊先が近ければ、送迎もそれほど手間にならない。
送迎付きではなく、電車やタクシー移動だとしても、V Residenceはプロンポン駅徒歩3分だし、目の前を走るスクンビット通りは交通量が多く、タクシー(Grab含め)もすぐに捕まえられる。
土地勘がない出張者でも、とにかくBTSプロンポン駅までたどり着ければ、ホテルに帰れるという安心感はアテンドする身としてもありがたいのだ。
日本人にとってバンコク屈指の生活環境
日本人御用達、フジスーパー1号店
数日の出張であれば問題ないが、一週間以上の長期滞在になれば、日本と同じような生活環境が望ましい。
毎日タイ料理では飽きてしまうが、プロンポン周辺には日本料理店が密集しており、日本食に飢えることはない。
糖質制限中の方であれば、外食ではなく自炊もしたいはず。洗濯の必要も出てくるだろう。
徒歩圏内に日本料理店が充実
V Residenceは、サービスアパートなので全室にキッチンと洗濯機が付いている。もちろん、ミニバーだけでなく冷蔵庫もある。暮らすように泊まれるのだ。
プロンポン駅前周辺には日本人御用達のスーパーマーケットが4軒とオーガニック専門店もあり、健康志向のあなたには最高の環境が整っている。
- フジスーパー1号店
- グルメマーケット(エンポリアム店)
- グルメマーケット(エムクオーティエ店)
- Villa Market
- サスティナ(オーガニック食品販売&レストラン)
日本人に圧倒的人気を誇るアットイーズ
V Residence周辺には、タイマッサージ店も多い。お勧めのマッサージ店は下記の5軒。(店名をクリックするとグーグルマップに飛びます)
- アットイーズ(at ease)
- レックマッサージ(Lek Massage)
- アジアハーブアソシエーション
- ワットポーマッサージスクール・スクンビット39校
- Nuchマッサージ
湯の森
そのほか、日本式の温泉が楽しめる温浴施設「湯の森」も車で2〜3分の距離にある。
プロンポンに滞在すれば、日本と遜色ない生活を送れるのだ。
全室スイートでキッチン&洗濯機付き
リビング
ロイヤルスイート1ベッドルームのリビング
V Residenceは全室スイート(リビングとベッドルームが分かれている)で、キッチンと洗濯機が付いている。
一番小さいタイプの部屋でも47㎡あり、2人でも十分な広さがある。
僕が泊まった「ロイヤルスイート1ベッドルーム」はなんと66㎡。自宅コンドミニアムの倍近い広さがあり、ソワソワしてしまった。(笑)
TVは日本の民放も映るし、もちろんWi-Fiもある。
室内でWi-Fiスピードを計測したところ以下の結果だった。
- ダウンロード:11.1 Mbps
- アップロード:2.88 Mbps
爆速というわけではないが、ストレスはないだろう。
キッチン
ロイヤルスイート1ベッドルームのキッチンはダブルシンクで、電気コンロが2口。
電子レンジ、電気ポット、トースター、コーヒーメーカーに食器、調理器具も完備されている。
バルコニー
ロイヤルスイート1ベッドルームにはバルコニーが付いていた。
室内はもちろん禁煙だが、バルコニーで喫煙はできるので喫煙者にはありがたいだろう。
ご注意いただきたいのは、タイでiQOSや電子タバコは違法であり、所持や使用で逮捕される可能性があるということ。日本で愛用している人は持ち込まないほうが懸命だ。
ベッドルーム
特注の中反発性マットレスを使っていると聞いていたので、寝るのを楽しみにしていたのだが、想像以上に快適な寝心地だった。
普段、寝付きが悪い僕も秒殺されてしまったほどだ。
クローゼットも一人では有り余るほどの大きさがあり、セキュリティボックス、アイロン、アイロン台、ドライヤーが装備されている。
バスルーム
ロイヤルスイート1ベッドルームのバスルームは、バスタブ付き。開閉可能な窓があるのもありがたい。
さらにトイレにはウォシュレットも付いている。
アメニティは全てではないが、タイの人気スパプロダクトブランド「THANN」のものを使用しているのもポイント高し。
まさに完璧といえるほど設備が充実している。トランクひとつだけ持ってくれば、すぐに日常生活をはじめることができるのだ。
朝食に日本食あり
これだけあれば十分低層階のサービスアパートなのでファシリティはホテルには及ばないが、カフェ&レストラン、パターゴルフ、ジムだけはある。
絶対にプールがないとダメ!という方にはおすすめできないが、朝食ブッフェに日本食があるという点がプールがないという欠点を補ってくれる。
カフェ&レストラン
日本食メニューは、鮭、鯖、目玉焼き、納豆、お新香、味噌汁、日本米、のり。決して充実しているわけではないが、朝食としては毎日食べても飽きない内容である。
ジムと呼べるほどではないが汗は流せる
温かいスタッフの対応
フロントスタッフ
AGODAなどの予約サイトのレビューにもたくさん書かれているが、とにかくスタッフの対応が素晴らしい。いつでも笑顔で迎えてくれるし、フロントに電話した際の対応も迅速。
5つ星ホテルのように洗練されたサービスというより、「温かく迎え入れられている」と感じられる接客が嬉しかった。
僕が泊まった日は特に日本語が話せるスタッフはいなかったが、日本人御用達だけあり、つたない英語やタイ語でもこちらの意図を汲み取ってくれる。
海外が初めてという人でも安心して宿泊できると思う。
これからもV Residenceを勧めたい
予約サイトで軒並み高い評価を得ている
実際に泊まってみて、やはり出張者には最強のホテル(サービスアパート)だと確信した。これまで泊まったことがないくせにお勧めをしていたが、間違っていなかったとホッとしている。(笑)
出張者だけでなく、今後バンコクに長期滞在や駐在する予定がある人も、ここに泊まればバンコクでの日常がどんなものか体験することができるだろう。
これからは自信を持って言える。
「出張ならV Residenceがお勧めですよ」と。
V Residence Serviced Apartment
- 住所:704/1 V Residence Building, Sukhumvit Road, Klongtoey, Bangkok, 10110 Thailand
- TEL:+66-2661-2525
- Email : info@vresidence.com
- 日本語HP:http://jp.vresidence.com/
- 宿泊料金の目安(時期やプロモーションにより変動)
デラックススイートルーム:2,500〜3,000B/泊
エグゼクティブスイートルーム:3,000〜4,500B/泊
ロイヤルスイート1ベッドルーム:3,000〜5,000B/泊
グランドテラス2ベッドルームスイート:6,000〜8,000B/泊