群雄割拠という状況を呈してきたバンコクのフードデリバリーサービス。今年1月にはライドシェアの雄、UBERがUBER EATSを開始し、フードデリバリー市場に参入したことは記憶に新しい。
Yindeedでは2年前にフードパンダの記事を書いているが、この2年で僕の周りでもフードパンダの利用者は急増した感がある。
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バンコクの街なかを歩いていると、フードパンダやUBER EATSのドライバーを見かけない日はない。すでにフードデリバリーサービスは、バンコクにおいて市民権を得たと言えるだろう。
日本人に最適なフードデリバリーはどれ?
さて、そんな日常生活に欠かせなくなったフードデリバリーであるが、日本人に最適なサービスはどれだろうか?
日本人がよく利用するフードデリバリーは、大きく以下の3つが挙げられる。
- フードパンダ(https://www.foodpanda.co.th/ja)
- UBER EATS(https://www.ubereats.com)
- まいどデリバリー(http://www.maido-deli.com/language/ja)
最近はフードパンダの存在感が増しているような気がするが、実際どのサービスが良いのか?
今回は3つのフードデリバリーサービスを、以下5つの視点から比較してみたい。
- 日本語対応
- 配達エリア&配達料
- クレジットカード対応
- インターフェイス(PC、スマホ対応、アプリ)
- 加盟レストラン数(日本料理、タイ料理、イタリアン)
それでは、日本語対応から見ていこう。
日本語対応
せっかくなので日本語だけでなく、英語とタイ語も比較してみた。
まず日本語対応という点では、唯一の日系サービスである、まいどデリバリーに軍配が上がる。ウェブサイト、注文、問い合わせのすべてが日本語対応である。
次点はフードパンダ。アプリやウェブサイトは完全に日本語化されている。問い合わせは英語かタイ語対応になるが、不便に感じることはほとんどないと言えるだろう。
UBER EATSについては、アプリやウェブサイトの日本語版も用意されているが、完璧ではない。フードパンダに比べると日本語化のレベルは劣っている。
配達エリア&配達料
まず配達エリアという点では、フードパンダが圧倒している。バンコク都内ほぼ全域(トンブリー、ラップラオ、バンカピ、バンナー含む)のほか、ノンタブリー県、サムットプラカーン県、パトゥムタニ県、パタヤ、チェンマイ、まで配達可能である。
次点はUBEREATS。主にスクンビットやシーロムといったバンコク都心が配達可能エリアとなっている。
まいどデリバリーは、日本人駐在員が多く暮らすアソーク〜エカマイ間のみ配達可能である。プラカノンやオンヌット、ラチャダーは残念ながら対応していない。
配達料はUBER EATSが30Bで最安である。当初は50Bだったが、4月から30Bに値下げしている。
フードパンダは毎月70店以上のレストランで無料配達ができるプロモーションを行っており、配達料に関してはフードパンダとUBER EATSはほとんど差がないと言える。
フードパンダのドライバー
またフードパンダは、ドライバーの教育に力を入れていることでも知られている。フードパンダのドライバーはフリーランスではなく、社員である。採用時には経歴や犯罪履歴などを厳しくチェックし、3日間の研修トレーニングも行っている。
運転が荒かったり、応対が悪かったりして、せっかくの食事が台無しになることは避けたいものである。数字には現れないサービスの面でもフードパンダが注力していることは特筆すべき点であろう。
クレジットカード対応
オンラインのサービスでは欠かせないクレジットカード対応。まいどデリバリー以外はクレジットカード払いに対応している。UBER EATSに関しては、UBERにクレジットカード情報を登録していれば利用可能となる。
インターフェイス
続いては、利用できるインターフェイス(PC、スマホ対応、アプリ)の比較。
フードパンダとUBER EATSは主にアプリからの利用となるが、すべてに対応している。まいどデリバリーのウェブサイトはスマホ対応しておらず、PCからの利用が主となる。
加盟レストラン
それでは最後に肝心の加盟レストランについて、日本料理、タイ料理、イタリアンの3つのジャンルで比較してみよう。公平を期すために配達エリアはスクンビットに指定した数字である。
日本料理はフードパンダが43軒で最多となり、3社で唯一牛丼の吉野家も扱っている。次点はUBER EATSの29軒。まいどデリバリーは現在サービスを停止しているレストランが目についた。
タイ料理はUBER EATSが79軒で最多。イタリアンもUBER EATSが40軒でトップだった。
加盟レストランの数はフードパンダとUBER EATSが拮抗しており、今後も加盟数は増加していくのは間違いない。
ただ、日本料理の中でも日系飲食店の取り扱いは、先駆者であるフードパンダに分があるようだ。軒数だけでなく、利用したいと思えるレストランがフードパンダには多い。この点は、今後UBER EATSにも期待したいところである。
まとめ
以上、バンコクのフードデリバリーサービスの主要3社を5つの視点で比較してみた。最後に5つの比較表をひとつにまとめて、もう一度おさらいしてみたい。
多言語対応、配達エリア、日本料理の加盟レストラン数という面でフードパンダが頭ひとつ抜けている状況である。
利用者としては、3社を含むフードデリバリー業界が切磋琢磨し、より魅力的なレストランやサービスが提供してもらえれば嬉しい。
ますます便利になるバンコクのフードデリバリーに今後も注目していきたい。
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